コスプレイヤーでシンガーのLeChat(るしゃ)が2月27日、レーベル移籍後初となるミニアルバム『Nouvelle lune(ヌーベル・リュヌ)』をリリース。2018年の3月にミニアルバム『Ash and Irony』でメジャーデビュー。昨年はヨーロッパで人気のヴァーチャルシンガー“ ALYS ”(アリス)の親善大使にも任命された。その時にカバーした「キミのいないこの世界で」のLeChatの歌声を、同曲を手掛けたフランスの人気クリエイター・Lightningが気に入り、今作を全面プロデュース。日本人が作る楽曲とはまた一味違った世界観で聴かせる5曲を収録した。デビューから1年が経ちシンガーとしての変化が感じられたと話す彼女。インタビューでは、コスプレを始めたきっかけや今作の制作エピソードを聞いた。【取材=村上順一/撮影=冨田味我】

美的センスはホラーで得た

LeChat

――コスプレを始めたのは中学生の頃だったとのことですが、小学生の時にも変身願望みたいなものはあったのでしょうか。

 なかったです。もともとアニメがすごく好きでオタクでした。インターネットで好きなキャラクターを調べていたら、コスプレイヤーさんの写真が出てきて。それまでコスプレイヤーというものを知らなかったんです。そうやって好きということを表現できるという事を知って、私もやってみたいと思いました。

――そういえば、ホラーもお好きなんですよね。ホラーの魅力はどこに感じてますか、

 ただ怖いというだけではなくて、映画だと色がすごく独特だと感じていて、そのテイストが私の好みなんです。あと、私は美少女が大好きなんですけど、ホラー映画に出てくる女の子ってお化けも含めて美少女なんです。

――確かに言われてみれば美人な方が多いイメージあります。観ている視点が美だったりするんですね。

 単純に怖いのも好きですけどね。

――お化け屋敷も大丈夫ですか。

 お化け屋敷は泣いちゃいます…。お化け役だったら是非やりたいです(笑)。

――その美のセンスはアニメやゲームで培われた部分が大きいですか。

 もしかしたら、美的センスはホラーで得たものの方が強いかも知れないです。ホラー漫画もありますし。

――私はホラー系がすごく苦手なんですけど、そういった観点からみたら観れるかもと思いました。

 どうでしょう(笑)。でも、私もこれは本当に怖いと思った作品は昼間に観たり、電車の中で観たりしています。

――その手がありましたね。私も今度電車の中で試してみます(笑)。さて、音楽についてお聞きします。コスプレを始めた時は音楽も良く聴いたりしてましたか。

 積極的に聴くタイプではなかったです。それこそ、好きなアニメやゲームから流れて来た音楽を聴いているという感じでした。あと、親が持っていたクラシックのCDをたまに聴いたりするぐらいです。特に好きなアーティストさんもいなかったです。

――コスプレを初めてやった時はどのような気持ちでしたか。

 もちろん感動もありましたけど、ちょっと恥ずかしかったです。今ではコスプレするとなったらスタジオを押さえて撮影しますけど、当時はそんな知り合いもいなかったので、イベントに行って、撮りたいと思ってくれているカメラマンさんに撮ってもらっていました。

――恥ずかしかったけど、それがだんだん楽しさが勝って?

 でも、私はいまだに撮られるのはそんなに好きじゃないです。コスプレの完成形を見るのが好きなので、撮られている最中はそうでもなくて。なのでコミケに行ってもコスプレ広場みたいなところにはあまり行きません。コミケには私コスプレすらしていなくて、パジャマで行っていますから(笑)。

――そうなんですか! コミケをテレビなどで観て毎回思うんですけど、夏の暑い日や冬の寒い時期と、季節関係なしのスタイルで臨む情熱が凄いですよね。夏でもフル装備だったり…。

 本当に皆さん好きなんだと思います。それと、制作段階で生地を選んでいる時もすごく楽しいです。衣装制作合宿というのもあって、ジャケットが得意な人がジャケットを担当したり、作業分担するというのも過去にはやってました。クオリティも上がりますし、スピードも速いし、何より楽しいです。

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