歌手の八代亜紀とANZEN漫才のみやぞんが11日、ラゾーナ川崎でおこなわれた『八代亜紀 with みやぞん「だいじょうぶ」発売記念イベント』に登場した。このなかでふたりはデュエットを披露。またサプライズで八代からマーティンのギターをプレゼントされた、みやぞんは「宝物ができた」と嬉しそうな表情を浮かべた。

八代亜紀、みやぞん

 この企画は八代とみやぞんがコラボしたシングル「だいじょうぶ」の発売にともなったもの。ふたりは、THE ALFEEの高見沢俊彦が作曲したタイトル曲で初となる共演を果たしている。また、発売イベントではミニライブとトーク、ハイタッチ会が予定されていた。

 会場には祝日ということもあり、たくさんの老若男女。イベントが始まると、八代をみやぞんがエスコートする形で登場して「だいじょうぶ」を歌った。ステージ上では少し緊張した様子のみやぞんと、余裕を感じさせる八代が好対照だった。生歌披露はこれが初めてだという。

八代亜紀、みやぞん

八代亜紀、みやぞん

 歌い終わってからはトークコーナーへ。八代はみやぞんについて「かわいいでしょ。一生懸命だからね。みやぞんちゃんはいつも怒らないし、笑ってる」とコメント。みやぞんはタジタジで「いつもあらぽん(相方)なので、いきなり八代さんに変わるとどうしていいかわからない」とした。

 この「だいじょうぶ」は、2016年の熊本地震を機にたくさんの人に元気になってほしいという想いから制作されたのだという。八代も「少し復興もしてきて、みんな頑張ってるから『もう大丈夫』と言いたいの。色々な地域にも行ったけど、歌なら行けない地域にも届くから」と楽曲への想いを語った。また、受験シーズンということもあり受験生やその親を中心に有線のリクエストも増えているそうだ。

みやぞん

みやぞん

 八代がこれまでデュエットしてきたのは石原裕次郎さん、高倉健さんといった超大御所。三人目にみやぞんを選んだ理由は「みやぞんさんは裕次郎と健さんと一緒なの。優しい」と説明した。またもみやぞんはタジタジ。「タクシーのなかで(オファーを)聞きまして、その時は“大丈夫”とは思いませんでしたね。ブルゾンさんの間違えじゃないですかって聞きましたから(笑)」と最初の印象を振り返っていた。八代は普段からみやぞんのファンだそうで、彼の出演する番組を全部チェックしているという。

 後半はバレンタインデーが近いということもあり、八代からみやぞんにチョコのプレゼント、と思いきやギターが贈られるサプライズが。このために作ったという老舗マーティン社製の「だいじょうぶギター」。みやぞんは大喜びで「八代亜紀ちゃん」という曲で即興で披露。

八代亜紀

八代亜紀

 最後に八代が「震災などど隣近所で助け合うことを学びました。周りを気にかける輪を広げたい」、みやぞんが「いつでも大丈夫だと思って、舵をとりつづければ絶対にいい方向にいきます。そんな気持ちで聞いてください」とそれぞれメッセージ。もう一度「だいじょうぶ」を歌って、ステージを終えた。

 その後におこなわれた囲み取材にも二人は応じた。ここでも八代の贈ったギターの話題になると、みやぞんは「宝物ができた」とコメント。使おうか迷っている様子を見せると、八代は「ものは使わないと。使って壊れたら、また作るから」と太っ腹な発言を聞かせた。それに背中をおされたのか、最終的にみやぞんは「だいじょうぶ」の弾き語りにも意欲を見せていた。

マーティンのギター

 二人の目標は年末の『NHK紅白歌合戦』。みやぞんも「八代さんが『これで紅白がんばろうね』って言ってくれたんですよ。八代さんひとりで『紅白』に出てたということがないようについていきたいと思います」と意気込む。八代は「出るとしたら紅組」と語った。【取材・撮影=小池直也】

記事タグ