フィギュアスケーターの浅田真央が31日、都内でおこなわれた、ディズニー映画『メリー・ポピンズ リターンズ』公開前夜祭イベントに出席。映画の大ファンという浅田は、主人公の魔法使いメリー・ポピンズの姿に扮して登場した。

 映画は、1964年に公開された『メリー・ポピンズ』の続編。大恐慌時代のロンドンを舞台に、母を亡くし困難に直面したバンクス家が、魔法使いメリー・ポピンズの魔法によって希望を取り戻し、困難に立ち向かっていく姿を描く。

 この日、メリー・ポピンズの衣装で登場した浅田。映画の大ファンになったのは2012年、22歳の時で、その出会いによって自身が救われたという。

 「振付師のローリー(・ニコル)がこの曲で滑ったらどうと言ってくれて。その時は悩みがあってうまくいかなくて、それでこの曲は楽しいからぜひ使ってほしいと。この曲は明るくて元気がもらえて、滑っていて楽しくて、一気に(視界が)明るくなりました」

 当時使用した楽曲は、リズミカルな「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(Supercalifragilisticexpialidocious)」だったという。

浅田真央

 『リターンズ』は既に、オリジナル、字幕版、日本語吹替版と3回見たという浅田。「どれも素敵。皆さんに3回観て頂きたい。素敵な映画で、吹替は歌も日本語なので、ご家族でご覧になるときは日本語もおススメです。夢のある魔法の世界で、心温まるところもあり笑いもあり、ハッピーなところもあって、アニメーションも入ってくるので楽しい映像になっています」とアピール。

 そんな浅田は公開を記念して、自身で振付、選曲したという特別映像「魔法のエキシビション」を制作。メリーの衣装を着た浅田が、街灯がともるリンクを華麗に滑っている。

 この日はその特別映像が上映された。大画面で自身のスケーティングを見るのは初めてだったという浅田。見終えた感想を「これ以上ないぐらい滑り切ったので、私自身も大スクリーンで見れることができて嬉しかった」と笑顔。

 「魔法のエキシビション」では、「感動的な歌」という子守歌「幸せのありか」をはじめ、劇中4曲を使用している。「12月頃にどんな曲にしようか考えました」。

 演出面では「最初は傘で誰が登場するか分からないようにしようと思って。魔法の世界なのでそういうところも楽しんでほしい。1回では見切れないほど色んな展開がある。衣装や映像だけでなく、フィギュアスケートの技も入っているので見てほしい」と呼びかけた。

 そんな浅田は、もし魔法を使えたら「食べることが大好きなので、たくさん食べられる胃袋を2つぐらいもらって、食べても太らない魔法を。たくさん食べてもスリムになれる魔法を自分にかけたい」。花より団子? の一面ものぞかせ会場をほっこりとさせた。

 そんな彼女を救った『メリー・ポピンズ』。「2012年の時に滑った素敵な曲。まさかそれで滑られるとは、しかも『リターンズ』がくるとはダブルハッピーです」と笑みを浮かべていた。

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