ストロングなLeadも一度見て欲しい

Lead(撮影=冨田味我)

――クールに攻める、といったサウンドの「Drop in the box」は、作詞を伸也さんと輝さんが担当されていますね。

鍵本輝 Drop in the boxというのは子ども用のおもちゃ(箱形の4面にハートや星、丸といったカタチをしたピースをはめていく知育玩具)なんです。もともとこの楽曲をもらったときに、“Drop”という言葉が使われていて。伸也が歌詞を書いていく中で、「このDropという響きが俺は好きだ」と言っていたんです。この言葉を使えないか調べていったら、Drop in the boxというおもちゃに辿り着いたんです。これを自分たちが今、表現したいことに例えようと。

谷内伸也 「音楽という箱の中にみんなで入って楽しもう」みたいな。「一つの枠の中に入って、みんなで共有して楽しもう」といったことを、この「Drop in the box」で例えられたらと思いました。箱はライブ会場という見方もできるし。

――伸也さんは「フェスに持っていってダンスでみせられる曲」と思ったそうですね。

谷内伸也 僕はこのサウンド感がデモでもらったときから好きで、「格好良いな。ダンスを踊ったらやばいだろうな」と思ったんです。トラックを提供してくれたKM-MARKITさんも「Leadの3人で踊ったら絶対に格好良いよね!」みたいな感じでくれて。シングルの打ち合わせで「ラスト1曲はどうしようか?」といった話をしていたとき、スタッフさんが「フェスにもっていける、フェス映えするような曲がいいんじゃないか」と言ってくれたので「じゃあ、この曲があります」という感じで進んでいきましたね。

――ちなみに「フェス映えするダンス」というのは、具体的にどういうイメージなのでしょうか?

鍵本輝 単純にダンスを知らない人が見ても、「ダンスって格好良いな」が「Leadが格好良いな」になったらいいなと。本当に、その入り口になったらと思っています。

谷内伸也 僕は「Drop in the box」は単純に踊りたい音を選んだ感じでしたね。けっこう直感で振りとか構成も出ると思うので。自分でどうやってつけるかまだわからないですけど、それが伝わるものになるんじゃないかなと思っています。このロウの出方とかも、すごくイメージできましたね。

――歌詞については、どんな風に書いていきたいと思いました?

谷内伸也 嫌なこととか取っ払うために、明日の活力になるような時間も必要だよねと。だからパーティーしようよ、みたいなことを歌えたらなと思いました。あまり堅いことは言わず、語感というか聴いた感じが格好良かったらいいな、みたいな。なんなら意味はなくてもいいくらい。音とし格好良かったらいいなと思って作りました。

鍵本輝 この曲は仕事で栃木県に行ったとき、栃木県の旅館でイメージを膨らませていました。

――栃木で何か影響された?

鍵本輝 いえいえ! 全然何も影響はないんですけど(笑)。

古屋敬多 自然豊かだったね(笑)。

鍵本輝 仕事で行っていたんですけど、「どうしようか」という話を丁度そこでできたので。この1枚の中ではライブ感がある曲だなと思っています。一番音と詞で遊んでいる感じなので、早くライブでもやりたいですね。

谷内伸也 これも照明で結構遊べそうすね。音が少ないぶんはっきりしているけれど、圧はあるし。

――2019年もスタートしていますが、Leadが今、めざしたい方向性を教えてください。

鍵本輝 今年は前のめりでいきたいなと思います。

谷内伸也 今まで通りジャンルは決めずに、自分たちが思ったものを格好良く。それをいいなと思ってもらえるように形にしていきつつ、率先して制作もより濃く携わっていけたら、と思っています。

古屋敬多 Leadはいろいろな音楽をやってきて、色々なものになれるという自信はあります。それは変わらず続けて。気持ちとしては、良いものを作るという一心で継続してやっていきたいですし。理想で言うと、やはりもっといろいろな人にLeadを認知してもらって。まず行ったことない場所もたくさんあったりするので、そこでライブもやりたいですし。また今回のようなストロングなLeadを一度見て欲しい。輪が広がるような1年になっていけたらいいですね。

(おわり)

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