ラップは新鮮で楽しかった

majiko

――楽しみにしています(笑)。そして「Scratch the world feat. GAGLE」についてはいかがですか。

 めちゃくちゃ格好良くできました。私的にこういう曲調を作ってもらったのは初めてで、すごく嬉しかったです。Aメロとサビで歌詞を書いたんですけど、それも『COLOR』にちなんだものにしました。HUNGERさんが「モグラ」というトピックでラップを考えてくださったので、私もそれを踏襲してリリックを作っています。だから最初のタイトルは「モグラ」だったんですけど、さすがに「モグラ」に「ミミズ」はヤバいだろ、と(笑)。

――サビはスクラッチアートの描写だと思うのですが、とても美しいなと思いました。

 そうです。子どもの頃よくやっていて。これもHUNGERさんの歌詞から連想して作ったので、本当にみんなで作った曲だなと感じます。私のラップの部分は最初棒読みで、目も当てられなかったんですけど(笑)。何回か録らせてもらいましたが、難しかったですね。以前やった「Playin' Swingin' ft. H ZETTRIO + 環ROY + 鎮座DOPENESS + majiko」はラップじゃなくて、音階が付いている早口みたいな感じでしたから。日本語のこういうラップを歌うのは初めてだったので、新鮮だし、こっぱずかしかったし、楽しかったです。

 GAGLEさんは初対面でしたけど、レコ—ディングの時も和気あいあいとした雰囲気でした。私としてもこういう「Yeah」みたいな曲は大好きなんですよ。HUNGERさんの最後の畳み掛けるラップとかは、現場で即興的にやってくださって。「すげえな」と。他にもイントロで「Yeah」とか、それぞれ自分の名前とか事務所名を言う、みたいなのがラップでは定番なんですよ。デモ段階まではそれが入ってたんですけど、GAGLEさんの判断でなくなりました(笑)。そこが一番盛り上がったんですけどね。

――GAGLEのみなさんからも好評だったとか。

 そうですね。さすがに全編ラップはまだ無理と思いました(笑)。是非また合作してみたいです。ギターと相性がいいと思ったので、私からも「ギター入れてもいいですか?」と提案して、哲っちゃんを紹介したんですよ。それで入れたギターも「めっちゃ好き」と言ってもらえてて、いい感じの関係ができたと思います。ライブに客演して頂くのも面白そうですし。すごく楽しいコラボレーションでした。

――残り2曲はカバー曲ですね。

 そうですね、2曲カバーを入れなきゃいけないということで。入れなきゃいけないということもないですけど(笑)。なのでスタッフさんも勧めてくれた2曲を入れました。

 スティーヴィー・ワンダーの「Don't You Worry' Bout A Thing」は母が歌っていて。子どもの頃からタイトルは知りませんでしたけど、よく知っている曲でした。これを機に歌ってみたいなと思って。でも、とても難しかったです。途中のフェイクの部分はオリジナルと色々なカバーを聴いて、それのいいとこ取りで歌っています。大変でした(笑)。原曲のキーより上げているので、とても高くなってしまって。

 ピアノを弾いてくれているのは、母と一緒に音楽をやっていたピアニストの方です。母のバンドのお手伝いをしていたこともあって、面識もあったので是非お願いしたいなと。緊張もしたんですけど、懐かしみもあって不思議な感覚でしたね。今年ライブでもできればいいなと思ってます。

――英バンドのクーラ・シェイカーの「HUSH」(原曲はジョー・ロイヤル)はどうですか?

 これは学生の頃にカバーしたこともあった曲です。最後はバカっぽく終わりたい、と思って(笑)。クーラ・シェイカーはもともと好きなんですが、その中でもこの曲は特に好きです。大団円感みたいな、バカみたいなところが良くて。『COLOR』は私にとって暗いイメージではないので、真顔で終わりたくなかった。最後は「てへっ」みたいな感じで終わるべきだと思いました。次の作品も作っているので、それへの助走という意味も込めています。

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