ロックバンドの04 Limited Sazabysが15日・16日、Zepp Tokyoで全国ツアー『SOIL tour 2019~one man series~』東京公演を開催。同ツアーは、昨年10月にリリースした3rdフルアルバム『SOIL』を引っ提げ、6日の北海道Zepp Sapporo公演を皮切りに2月21日の愛知Zepp Nagoya公演まで全13公演をおこなう。ライブでは『SOIL』収録曲はもちろん、1stフルアルバム『CAVU』収録曲「knife」などこれまでのバンドの歩みも感じさせる楽曲でステージを展開。昨年結成10周年を迎えた彼ら。GEN(Ba、Vo)は「歩くパワースポットみたいな存在でありたい」と11年目の活動に意欲を示した。16日の模様を以下にレポートする。【取材=松尾模糊】

東京、揺れろ!

04 Limited Sazabys(撮影=Viola Kam (V'z Twinkle))

 会場が暗転しSEとともにGEN、RYU-TA(Gt、Cho)、HIROKAZ(Gt)、KOUHEI(Dr、Cho)が登場。観客はSEのリズムに合わせて手拍子で彼らを迎えた。1stアルバム『CAVU』収録曲「knife」の前奏では大きな歓声が起こり、GENが「東京、揺れろ!」と叫んだ通りダイブやジャンプする観客が会場を揺らした。

 HIROKAZのギターフレーズが印象的なポップナンバー「Chicken race」では、サビで観客が一斉にジャンプし一体感が溢れた。さらにメロディアスな「Brain sugar」、昨年3月に発売したパンキッシュな「My HERO」と続け会場のボルテージを上げて行った。

 GENがハイトーンを響かせる、ミディアムナンバー「midnight cruising」ではサビで観客が手を振る光景も見られた。続いて、KOUHEIのカウントから「days」を演奏。ステージに設置された2つのミラーボールが回り、幻想的な雰囲気を醸し出す演出も曲の世界観を盛り上げた。

 MCではGENが「皆さん、いい顔しているの見えています。今日は懐かしい曲も、ツアーでは初めてやるんじゃないかという曲もやっていきますので付いて来てください」と呼びかけた。

歩くパワースポットみたいな存在でありたい

GEN(撮影=Viola Kam (V'z Twinkle))

 メロディアスな「Any」の演奏では、RYU-TAが「もっと来いよ!」と煽り大勢の観客がダイブし会場の熱気もますますヒートアップ。さらにHIROKAZのギターフレーズから「in out」、RYU-TAのシャウトが印象的な「Galapagos」と続け、休む暇を与えない。

 KOUHEIの変拍子のドラミングから始まる「Alien」では、ヘヴィなサウンドが会場を満たす。さらに「Utopia」などテンポの速い楽曲で会場の熱気を煽っていく。

 GENは「俺らも11年やっていますけど、ワンマンに会いに来てくれるお客さんが一番好きです。ここでは、普段着なフォーリミを見せています。どうぞ、これからも愛して下さい」とファンへの想いを述べる。

 ステージ後半では「milk」や「Shine」などのミディアムナンバーをプレイし観客もその歌声に耳を傾けていた。

 GENは「バイトしながらやっていた頃は、悔しい思いもしました。でも、だんだんと仲間が増えていってムカついていたことも愛せるようになりました。皆さんのお陰です。ありがとうございます。俺らの音楽が誰かの為になって、無駄なストレスやマイナス思考を俺らのサウンドでぶっ壊したい。俺らは皆さんにとっていい存在でいたいし、歩くパワースポットみたいな存在でありたい」とファンへの感謝とこれからの決意を語った。

 アンコールでは「Squall」などメロディアスなナンバーを披露し、最後までテンションの高いステージで大団円の中、東京公演を締めくくった。

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