上野優華が23日に3rdアルバム『好きな人はあなただった』をリリースする。15歳でデビューし、昨年2月に20歳を迎えた。歌手だけでなく女優で培った表現力をもって示す20代最初のフルアルバムが本作だ。「上野さんの素晴らしい声と表現力がじっくり味わえる曲」と称える奥華子が提供した「好きな人」を始め、そのアンサーソングともいえる「I WILL LOVE」など、男女それぞれの目線で歌った恋物語のような作品だ。そんな曲たちを上野はどのように歌い上げ、どのように表現したのか。この5年のあゆみとともに想いを聞いた。【取材=木村陽仁】

 今作は、様々なアーティストに楽曲提供を受けた。曲調も異なれば、描かれる世界観も違う。それはオムニバス映画のよう。ただ、一貫しているものがある。それは「恋」。1曲単体で聴けば異なる空気感も、トラック順に流せば恋のうつろいが見える。

 その一つひとつの主人公を演じるのは上野優華。15歳でデビューし、歌、女優など様々なことに挑戦してきた。その経験を通じて培った表現力は今作にも表れている。今の彼女だからこそ滲み出る味わいがある。

 また、彼女自身が作詞を担当したものもある。提供曲との違いも聴きどころの一つといえるだろう。まず、収録曲を以下に示してからインタビューへと入りたい。

▽収録曲
01.好きな人(詞・曲=奥華子)
02.会いたくない、会いたい(詞=藤田麻衣子/曲=山崎あおい、鶴﨑輝一)
03.嘘(詞=上野優華/曲=柳澤奈緒樹)
04.ユキノウタ(詞・曲=ヨシダタクミ(phatmans after school))
05.good feeling(詞=竹内サティフォ/曲=ONIGAWARA)
06.普通の恋がわからない(詞・曲=原田茂幸(Shiggy Jr.))
07.空(詞=岩里祐穂/曲=上田知華)
08.君までの距離(詞=上野優華/曲=aokado)
09.最後の願い(詞=上野優華/曲=入日茜、時乗浩一郎)
10.I WILL LOVE(詞・曲=Sundayカミデ)
ボーナストラック
11.手帳(詞=絵伊子/曲=佐藤有華)

<INDEX>
○“今”だから歌える「好きな人」
○歌手・上野優華の今の表現力を象徴「I WILL LOVE」
○挑戦だった「最後の願い」の作詞

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