昨年9月に引退した歌手の安室奈美恵さんが、NHKスペシャル「平成史スクープドキュメント 第4回『安室奈美恵 最後の告白』」の中で、7年前に声帯を壊していたことを明かした。20日放送の引退前の独占インタビューで語っている。

 この日の放送では、これまでの安室さんの活動を中心に、平成の音楽シーンを回顧。激動の平成を振り返りながら安室さんの思いに迫った。

 安室さんはNHKのインタビューに応じた理由について、「この25年間を振り返るっていう作業を自分ではできなかった。自身の気持ちや今の状況を最後にきちんとお話をさせていただく場所として、選ばせていただいた」と語った。

 これまで引退を決断した理由について詳細には話していなかった安室さん。この日の放送の中で、インタビュアーは「引退しようと思った、最後に背中を押したもの」について尋ねた。

 安室さんは「ファンの皆さんの中に『いい状態の安室奈美恵』を思い出として残してほしいなって。やっぱり、ひとつのゴール地点はそこだったりはしてたので」とし、自身が抱いていた気持ちを打ち明けた。

 さらに、「ちょっと声帯もいろいろ壊してしまって、そういう不安もあったりはしていたので。そろそろ声帯も限界なのかなとか、声がうまく出ないとかもあったりしたので」と7年前に声帯を壊していたことを明かした。

 この安室さんの告白にはネット上で大きな反響が挙がり、「7年前に声帯壊しながらも頑張ってきた事を知って泣いてる」「歌い続けてくれて本当にありがとう。。最高の歌姫です」「その中で、昨年まで歌手として活動したプロ根性は素晴らしいと思います」などと、労いや感謝、リスペクトのコメントが相次いで寄せられている。

 また、安室さんは、ライブ中心の活動やMCをおこなわない独自のスタイルなど自らが信じる道を進んだきっかけが、音楽プロデューサーの小室哲哉さんからかけられた言葉にあることも語っている。

 あるイベントで会う機会があり、安室さんは小室さんの楽屋に挨拶に訪れた。小室さんは「すごいね、頑張ってるね。奈美恵ちゃんは今の奈美恵ちゃんのままで」と声をかけたという。

 安室さんは「そのときの言葉はすごく嬉しかった。自分を信じてやっていって良いのかな、間違ってないかもしれないなっていう、勇気は湧いたかなと思います」と感謝の気持ちを語っている。

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