7人組K-POPガールズグループ・OH MY GIRL(以下OMG)が1月6日、東京・日本青年館で『OH MY GIRL 日本デビュー記念 1st LIVE TOUR 2019』のファイナル公演をおこなった。1月9日にリリースされるアルバム『OH MY GIRL JAPAN DEBUT ALBUM』のリリースと日本デビューを記念してのツアーで、4日の福岡を皮切りに福岡・大阪・東京の3公演をおこなうというもの。「CLOSER Japanese ver.」や「花火(Remember Me)Japanese ver.」などアンコール含め全16曲を届け、5月にファンミーティング『OH MY GIRL JAPAN OFFICIAL FANCLUB 1st ファンミーティングツアー2019』をおこなうことを発表した。日本デビュー出来たことへの感謝が詰まったライブのもようを以下にレポートする【取材=村上順一】

様々な色を見せたステージ

OH MY GIRL

 9日に念願の日本デビューを飾ったOMG。会場の日本青年館はソールドアウトし満員。これから始まるショーへの期待感は高まっていく。開演時刻になり会場が暗転すると下手(しもて)から7人がステージにゆっくりとステージに登場。ライブは本国韓国で1位を獲得したメンバーにとっても思い入れの強い1曲「Secret Garden Japanese ver.」で幕を開けた。パフォーマンスが始まった瞬間から、一気に彼女たちの世界観で染め上げた。

 序盤から、しなやかなダンスと清涼感溢れる歌声で包み込んでいくOMG。彼女たちならではの世界観をさらに強調した曲が「CLOSER Japanese ver.」だ。幻想的な雰囲気はOMGの特徴のひとつで、現実を忘れさせてくれる。

 まずは挨拶も兼ねて自己紹介。そして、韓国でリリースされたアルバム『PINK OCEAN』から「One Step Two Step」を届けた。アクティブで軽やかなステップで魅了し、続いてヒョジョンお気に入りのナンバー「WINDY DAY Japanese ver.」では、ステージの床には向日葵の模様がライトで投影され、初夏を感じさせる爽やかさと、インドの旋律を盛り込んだ個性的なアレンジの組み合わせが新鮮。そこに、彼女たちが甘酸っぱい恋模様を歌とダンスで表現。

OH MY GIRL

 ラップを担当するミミはアルバムのレコーディングで「ラップでの“ん”の発音が難しかった。だけど、皆さんのことを思いながら録りました」とレコーディング時のエピソードを語った。

 続いてはジホが、自分自身の気分が上がる曲としてお気に入りに上げていた「Sixteen」を披露。振り付けにアルプス一万尺やロープを使用してゴム跳びといった、懐かしい遊びを取り入れていたのが印象的。サビで「ヘイ!」と盛大な掛け声で会場全体で盛り上がった。

 そして、弾けるサウンドにキュートな振り付けで見せた「Echo」を終えるとメンバーは一旦ステージを後にし、スクリーンに映し出されたのは「花火(Remember Me)Japanese ver.」のミュージック・ビデオの撮影の模様。オフショットなど7人のナチュラルな姿も垣間見れた。

 VTRが終了し、赤いチェック柄の衣装にチェンジした7人が再びステージに登場。ステージには椅子が用意され、その椅子に座って歌唱したのは「Agit」。リラックスした雰囲気のなか丁寧に歌を届けた。続いて椅子から立ち上がり、今度は自由にステージを動きながら「Real World」を披露。ここまでフォーメーションダンスで見せてきた彼女たちだったが、楽しそうにメンバー同士スキンシップを取るなど、各々のノリ方でステージを彩った。グループの仲の良さが伝わってくるようなパフォーマンスだった。

 「日本語難しい…」と困りながらもユアが曲紹介したクールなアップチューン「Twilight」、そしてデビュー曲「CUPID Japanese ver.」は<Shot MyHeart>とチアリーディングのような掛け声が印象的なナンバーで盛り上がった。スンヒも「『CUPID』最高です!」とその盛り上がりに満足そうな表情。

 MCではアリン、ビニ、ミミが「CUPID」のキュートな振り付けをリプレイしたり、ヒョジョンは韓国の代表的な愛嬌ソング「ネッコヘ」を自作した日本語歌詞で披露するなど、盛り沢山な内容で楽しませた。手を“L字型”にしたジェスチャーが印象的な「LIAR LIAR Japanese ver.」と、アグレッシブなビートに乗って躍動感溢れるダンスと歌で魅せた「Coloring Book Japanese ver.」を披露。様々な色を見せたステージを展開。

皆さんが私たちの奇跡です

OH MY GIRL

 ジホが「私たちの楽しい時間もあと一曲しかない…」と名残りおしそうに話し、メンバーそれぞれが今の 想いを述べた。

 ミミ「(日本デビューできて)こうやってファンの皆さんと会えたことが今だに信じられません。私たちがファンの皆さんを考える気持ちと、皆さんが私たちを考えてくれる気持ちがいつまでも変わらないでいてくれたらと思います。それを信じてこれからも一緒に生きていきたいです」

 ユア「ファンの皆さんが自慢できる歌手になりたい。皆さんと幸せな時間を作っていきたいです」

 ビニ「私の友人のグループが日本デビューした時に羨ましいと思った一方で、今日皆さんが送ってくれた声援を受けて、もっともっと素敵な姿を見せられるんじゃないかなと思えました。なので素敵な姿を見せていかなければならないし、皆さんの声援を受けて成長、発展していくOMGでありたいなと思いました」

 ヒョジョン「このライブの準備をしている時からすごくドキドキしていました。今のステージの上は幸せでいっぱいです。バナナでデビューさせていただいた時から、早くOMGとしてデビューしたいと思っていたので、こうやってデビューすることができて毎日が本当に幸せです。ずっとずっと側にいて下さいね」

 ジホ「今日は皆さんのおかげでひとつ夢が叶いました。もっと大きなステージに立ちたいです。皆さんとメンバーのおかげでOMGはもっと良くなります。私たちのことを好きになって、そして、応援してくれてありがとうございます!」

 スンヒは涙ながらに「こんなステージは2度とない、頑張って行かなければならないと再確認出来ました。どんなに辛くても大変なことがあっても、隣にいるメンバーやミラクル(ファンの呼称)の皆さんのことを思い出しながら、もっともっと力を出して走り続けていきます」

 アリンは手紙を持参し「良い思い出を作ることが出来て幸せです。また日本でライブが出来るように準備するから待っていてくださいね。愛しています」とメンバーそれぞれの想いを述べた。

 ビニが「皆さんの心に永く残る曲になったら嬉しいです」と告げ、本編最後は「花火(Remember Me)Japanese ver.」を届けた。7人それぞれの花火を打ち上げるかのような、色とりどりのパフォーマンスを見せ、ステージを後にした。

 スクリーンにはメンバーの手書きによるメッセージが映し出され、オーディエンスはメンバーからの想いを胸に刻む。そして、アンコールを求める声に、ツアーTシャツに着替えた7人が再びステージに。披露したのは「Our Story」。しっとりとしたバラードナンバーは彼女たちの歌唱力の高さがより際立たせ、聴くものの感情を揺さぶり掛ける。ジホから「皆さんが私たちの奇跡です」と嬉しい言葉から、「B612」を届けた。笑顔でステージから手を振り、オーディエンスに感謝を伝える。

 オーディエンスと記念撮影をおこない、ラストは「Illusion」を披露。日本デビューを果たし、更なる飛躍を誓ったこのツアーファイナルは、多幸感に満ちていた。きっとここにいる全員の記憶に残るものになったはずだ。5月にはファンミーティングも決定し、これからの7人のパフォーマンスに期待したい。

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