『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』や『河童のクゥと夏休み』などで知られる日本を代表するアニメーション監督・原恵一待望の最新作『バースデー・ワンダーランド』(ワーナー・ブラザース映画)の公開が4月26日に決定。さらに、主人公アカネ役の声優に実力派女優・松岡茉優が決定した。

 原作は累計発行部数50 万部突破の大ベストセラー、柏葉幸子著「地下室からのふしぎな旅」(講談社青い鳥文庫)。子どもから大人まで幅広い世代に愛され続ける不朽の名作を原監督がイマジネーションを爆発させて創り上げた“まったく新しい映像世界”。

 その世界観を表現するキャラクター/ビジュアルアーティストに原監督自ら抜擢したのは、日本をリスペクトしてやまないロシア出身の新進気鋭な若手イラストレーター、イリヤ・クブシノブ。監督が創り出すエモーショナルなドラマとイリヤによる愛らしいキャラクター。二人が織りなすカラフルでスペシャルな“ワンダーランド”に強引に連れて行かれる主人公アカネの声優を『万引き家族』(2017)など話題作の出演が続く実力派女優、岡茉優。自身も大ファンで尊敬する原監督作品で、アニメーション映画初主演(声優)として挑む。

 この度、特報として初めて本作の映像(http://youtu.be/U0C_pJlLQi8)が解禁された。自分に自信がない主人公アカネの誕生日の前日、彼女の前に突然現れた謎の錬金術師のヒポクラテスと弟子のピポ。2 人から「この世界を救ってほしいのです」と告げられ、むりやり“ふしぎな世界=ワンダーランド”の救世主にされたアカネは、強引に地下室から続くワンダーランドへ連れ出される。そこはカラフルでワクワクする見たことも無い世界。救世主になって世界を救うための冒険で出会うさまざまな人や動物たちとの出会いは、特別な一日を予感させる。

 合わせて解禁となったティザービジュアル2 種は、イリヤが描く初の日本アニメーション映画のキャラクター。主人公アカネの魅力的な表情がアップで描かれる“アカネVer.”と、ワンダーランドに飛び込んだアカネを天地が逆さになった世界観で描いた“冒険のはじまりVer.”。どちらも、今後の物語を期待させる印象的な2つのビジュアルが完成した。

 以下はコメント。

◎主人公アカネ役:松岡茉優

 台本をめくりながら次はどこにいけるのだろう、とワクワクしました。原さんとご一緒させていただくのは二度目ですが、またご一緒したいと思っていたのでうれしかったです。声のお仕事は、力むし、とても心配だし、お邪魔しますという気持ちが強いですが、「アカネ」というキャラクターへの愛情が原さんからビシビシと伝わってきたので、その気持ちに応えたい、原さんの思っている世界に少しでも近づきたいと思って演じました。アカネのように私が救世主にさせられて冒険に連れて行かれたら戸惑うし、前に進めないと思います。しかし、アカネは戸惑いながらも、冒険での人や動物との出会いを通して成長していきます。この作品は勇気を出して少し視点を変えてみると思いがけない世界が広がるかもしれない、ということを教えてくれると思います。楽しみに待っていて欲しいなと思います。

◎監督:原恵一

 いろいろな作品をつくってきましたが、あらゆる世代に楽しんでもらえる作品をつくりたいと思ったのが企画のきっかけです。僕としては初めての本格的なエンターテイメント映画への挑戦となります。キャラクターデザインを誰にお願いしようかと考えていたときに入った書店で、イリヤの画集に出会い「これだ!」と一目惚れしました。スタイリッシュで個性的なのに、幅広い層から支持される魅力も併せ持っている。僕の初めてのエンターテイメント映画はイリヤといっしょにやりたいと強く思いました。制作は佳境に入っていますが、非常に楽しんで作っており、自信作です。公開を楽しみに待っていて欲しいと思います。

――松岡との仕事について

 松岡と初めて会ったのは、僕の初実写映画『はじまりのみち』のオーディションの時でした。当時はまだ高校生でしたが、媚びない目をしていたのが印象的でした。その後ブレイクしたのも我が事の様に嬉しかった。今回のアカネ役もオーディションで決めました。僕が相手役になって即興でのやりとりをしたのがとても楽しかった。本番のアフレコも、自信の無いアカネが少しづつ自分の意思で動き出す変化を見事に演じてくれました。観客の皆さんに”松岡アカネ”を早く見てもらいたいです。

◎キャラクター/ビジュアル:イリヤ・クブシノブ

 原監督作品を観ていたので、監督にお会いする前からから制作に参加すると決めていました。日本のアニメーション制作現場に入るのは初めてですが、才能がある方ばかりで、やはりレベルが高いです。6 才で『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(監督:押井守)を観て、この世界に進もうと決めて、10 才からモスクワの美術学院に通い始めました。自分がデザインしたキャラクターが動いているのを初めて観た時は本当に感動しました。原監督と机を並べて仕事をしていますが、アニメーションの作り方から昨日見たテレビの話まで、本当に楽しく会話をしながら作品づくりをご一緒させていただいています。イマジネーション豊かなアニメーションを作る人は、人としても素晴らしいんだなと思いました。原監督は私の師匠で、私も原監督のような素敵なアニメーション監督になりたいです。

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