『まんぷく』の反響

MONKEY MAJIK(撮影=冨田味我)

――2018年は『enigma』のリリースから「ウマーベラス」、そして「クリスマスキャロルの頃には -NORTH FLOW-」と多くの楽曲をリリースされました。楽曲製作で印象的だったことはありますか。

Maynard やはりサンドウィッチマンとの「ウマーベラス」は印象に残っていますね。びっくりするほどスムーズにできた曲で。ああいうミラクルは、たまにしかないですから。「いい曲ができたな」とすごくはまったし、サンドウィッチマンのお2人も「いいね、この曲!」と言ってくれて。聴いてくれた人たちも「歌って楽しい」と喜んでくれたし。子どもたちもダンスしてくれて、いろいろなプラットフォーム、たとえばTikTokでたくさんの人が投稿してくれていたり、あとYouTubeとか。そうやっていろいろな人が楽しんでくれることが嬉しかったですね。

――今までとはまた違ったお客さんに届いた?

Maynard 若い子たちが聴いてくれています。あとはお笑いが好きな人も。MVがアース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire=蘭ロックグループ)のテイストでもあるおかげで、また違うジェネレーションにも受け入れられて。よく飲みにいくお店のマスターが「Earthみたいな感じでかっこいいよ」と言ってくれました。そういうマジックソングになっているのではないかと思います。サンドウィッチマンも本当に忙しくて、PV撮影の時は2時間でした。僕らの15周年ライブとか来ていただいた時も忙しかったけど、まだ時間が取れたんです。仙台でばったり会ったりとか。今は忙しそうでなかなか会えないですね。

――2018年はMaynardさんとBlaiseさんはNHKの連続テレビ小説『まんぷく』に役者としても出演されました。(主人公・福子の夫、萬平を逮捕する進駐軍の兵士役)

Blaise ドラマがあったので、2018年は一番忙しい1年だったかもね。

Maynard 役者はリスペクトですね。隣の芝生が青く見えるって、誰でもあるじゃないですか。すごく楽しかったけど、すごく大変で。でも僕らの場合、緊張感はあったんですけど本当に回りの人たちがみんな優しかった。オフでも仲良くしていただいて。でも、安藤サクラさんも長谷川博己さんも福ちゃん、萬平さんになっているから、それを壊したくなくて、最初はすごいプレッシャーだったんですよ、途中からの出演だし。でも演技で「怖い」と言ってもらえたのは嬉しいなと思います。

――DICKさんは2人の演技をご覧になっていかがでしたか?

DICK たぶん、他の皆さんと感想が違うと思うんだけど、いつも見ている2人がそこにいるという感じかな。MVでもちょっと演じているところがあるじゃないですか。その時の感覚から、それほどずれていないというか。

TAX 上手でした。役者さんみたいだなと。怖いって思いました。

――同じミュージシャンの岡崎体育さんも日系人兵士役で出演されていましたね。

Maynard 岡崎さんも以前からずっとファンなんですけど、やっぱり凄いですよね。演技がナチュラル。あと彼は京都出身なので、関西弁はばっちりでしたね。僕が覚えているのは、本読みのときに彼の出番で「うわ、すごい!」と塩軍団(ドラマの中で製塩業に携わる15人の男性)と盛り上がったんですよね。さすがだなと思いました。

Blaise 英語のセリフを少しだけ手伝いました。でも僕が教えたより上手だった(笑)。
Maynard  “California”の発音がすごかった! とてもうまい!

Blaise 僕よりも上手かったね。まあ僕はアメリカ人じゃないから(笑)。最近、公開収録とかに出演するときに、お客さんがMONKEY MAJIKファンだけじゃなくて『まんぷく』ファンの方も来ているんです。いつもと少し違う雰囲気で、そこが凄くおもしろいです。

――どこでつながるかわからないですね。

Maynard 久々にマスクとサングラスと帽子を被って歩かなくちゃいけなくなった。

――そんなに反響が…

Maynard 嘘です(笑)。でも本当にこんなに人から声をかけられるのは久々で。朝ドラはすごいですよね。

――海外でも観られますしね。

Maynard そうなんですよ。海外からのメッセージも来るんです。ハワイの知り合いとか「観ていますよ」と言ってくれました。一番うれしいのは「こわいな」と思ってもらえたことです。でも普段はこわくない顔しているので、絶対バレないと思っていたら、この髭でわかるみたいです。

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