秋元康氏が新たにガールズバンドをプロデュースする。その記者会見が23日、東京・青海のZepp Tokyoで開かれ、秋元氏とワーナーミュージック・ジャパンの小林和之CEO、そしてバンドメンバーが出席。秋元氏は「彼女たちの能力は未知数。相談しながらもっと輝けるようにしたい」と意気込み。小林氏は「社として初体験の試みなのでワクワクしている」と期待感を示した。

 秋元康氏とワーナーミュージック・ジャパンが初めてタッグを組んでおこなうプロジェクト。ギターやベース、ドラムス、キーボードなど各パートに複数のメンバーが在籍。楽曲ごとにメンバーを選抜する、類を見ないシステム。小林氏も「どうなるか分からないところもあるが、夢が膨らむ」とした。

 バンド名は「ザ・コインロッカーズ」。メンバーには、楽器経験者もいれば未経験者もいる。秋元氏は「自分に才能があるのか、ないのか分からない。何が向いているのか分からないというなかで、とにかく音楽をやりたい人が集まった。夢見る原石を見つけてお互いに磨き合ってはどうかと」とプロジェクトの経緯を説明。

秋元康氏

 更に「オーディションで感じたのは、みんな楽器がうまいということ。もちろんバンドですから、楽器経験者もいるけど、テクニックはかなり。なかにはまだ楽器に触れていないメンバーもいる。今弾いている楽器がベストかもわからない。彼女たちの能力は未知数。相談しながらもっと輝けるようにしたい」と述べた。

 また、メンバーの選考方法について秋元氏は「僕が決めたよりも、オーディションで全員が入れたいというメンバーを(バンドに)入れた。普通ですと、点数をつけて総合点の上から決めていく。つまり一人一人に誰かの思いがあって、いろいろな輝きを見せる。一見バラバラに見えるが、乱反射してキラキラしている」とした。

 一方、楽曲に合わせてパートを選抜していくスタイルについて秋元氏は「楽曲はいろんなジャンルのものになる。楽曲にふさわしい、パート、たとえばギターとかベース、ドラムスなど、楽曲によってメンバーが変わる。アルバムを作るときも彼女たちの特性を生かして作りたい」とした。

 デビューの時期について小林氏は「来年の4月か6月ごろ」とし、決まっているのは、来年12月23日にZepp Tokyoでワンマンライブを開催すること。この日の会見場にZepp Tokyoを選び、無観客での会見に臨んだのは、そのワンマンライブでの「SOLD OUTを目指す」という思いが込められているからだという。

 今後について秋元氏は「まずは楽曲づくりと練習。それぞれの練習もそうですし、一人一人のプレイもすごいけど。重なった時に、どうなるかは、相性もあるのでまずは音作り。そのためには経験を積まなければならない、合宿やレコーディングなども含めて」と述べた。

 また、小林氏は「(当社は)これまで、音楽のみにフォーカスしており、アイドルやアニメは弱かった。アイドルというカテゴリーで初めての試み。凄くうまい子もいます。普通のバンドよりも凄いものができるかもしれないですし、アイドルとして親近感を持った子も出てくるかもしれない。初体験の試みなのでワクワクしている」と期待感を示した。

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