東海地方を拠点に活動するBOYS AND MENが、12月19日に初のベストアルバム『ボイメン・ザ・ベスト』をリリースした。ナゴヤドームでのワンマンライブを1月14日に控えるなか、グループ一の秀才である本田剛文にインタビュー。アルバムを通してこの一年を振り返ってもらうとともに、ドーム公演についてじっくり語ってもらった。【取材=長澤智典】

メンバーたちの素顔を知れる自己紹介ソング「BOYS AND MEN夜露四苦」

――『ボイメン・ザ・ベスト』には新曲「BOYS AND MEN夜露四苦」も収録されています。その中でも歌っていますが、本田さんは「尾張名古屋にある、江戸中期より続く仕出屋の長男坊」なんですね。

 そうです。「BOYS AND MEN夜露四苦」は、BOYS AND MENのメンバーの素性をいろいろ知れる楽曲。いわゆる自己紹介ソングですけど、僕らを知っている方々にとっては「あるある」という内容ですし、知ったうえでもクスッと笑ってしまえる。あまり僕らのことを知らない方々からすれば、「このメンバーはこういう人なんだ」というのを知ってもらえるように、すべての人たちにいい感じで刺さりそうな楽曲になりました。

――楽曲を作ったのは、ヒャダイン(前山田健一)さんになります。

 最近よくお世話になってます。この曲を作るときにもわざわざ名古屋まで来て、メンバーとしっかり打ち合わせをしたうえで楽曲を作ってくださいました。なので、僕らとしても非常に納得のいくというか、「実際そうでもないんだけどな」という箇所が一個もないのが気持ちいいですね。

――歌詞に書いてありましたけど、土田拓海さんだけウィキペディアに載っていないんですよね。

 そうなんです。歌詞では「Wikiが一人なかったよ」と過去形になっていますけど、今でもないですから(笑)。そこだけですかね、ちょっと怪しいのは(笑)。

――自己紹介ソングがあると、グループに親しみを覚えやすくなるから好きです。

 僕らも、名詞変わりに使いたい楽曲だなと思っていて。自分たちのライブではもちろん、呼んでいただいたライブでこの曲を歌うと、初めてBOYS AND MENへ触れる方にも僕らのことを知ってもらいやすくなるからいいなと思っています。コール&レスポンスも入っていますけど、とてもわかりすく簡単だから、初めて触れる人たちでもすぐに一緒に参加し楽しめる楽曲になったと思います。

――さて、このベスト盤には、メジャーデビュー以降に発売したシングル曲を中心に、BOYS AND MENの人気ナンバーをびっしりと詰め込まれています。まさに、ボイメンの歩みを濃縮した作品に仕上がっていますよね?

 僕らの鉄板曲は押えていますからね。ボイメンのうま味の部分を出来るだけ抽出したような感じです。僕らのコンサートへ遊びに行く前の予習盤としてこれを聴いていただければ、だいぶライブを楽しめる気がします。むしろ、ここでカバーしきれなかった面にまで興味を向けていただける方は、そこからさらに、過去に発売したアルバムの数々を聴いてもらえたらなと思います。

――「初回限定盤A/B」にはDVDも収録。ここには、過去に作り上げたMVも盛りだくさんに収録。1本1本とても凝った作りをしているから、これも見どころだと感じています。

 映像へのこだわりは強いですからね。なかには、「ちょっとすべったな」というか、僕らが予想していたほど、みなさんの心には刺さらなかった作品もありますけど(笑)。

――それはどの作品ですか?(笑)

 『ヤングマン~B.M.C.A.~』です(笑)。僕らはすごく気に入っている作品ですけど、映像を観ていただいた方の中にはすでに感じている人もいるかも知れませんが、あのMVは、星野源さんの「恋」が流行った時期に制作をした作品で、そのMVのように定点カメラを据え、メンバーが次々と入れ代わる作りになっています。明らかに流行に便乗した作りでしたが、少しその波に乗り遅れた部分もあって…(笑)悲しいかな、僕らが思っていたほど跳ねなかった…フィーバーしなかった映像作品です(笑)。

――これまでの映像は、どれも男気が溢れる作品ばかりですよね。

 お洒落な音楽に、衣装もパリッとしてというグループが多い中、出来るだけ「男臭さ」や「汗臭さ」「泥臭さ」を描き出していくのがボイメンのスタイルです。だから、どの映像も綺麗ではなく、観て、元気が出て、笑える内容。でも、それが一番とも僕らは思っていて…。

――お洒落過ぎるよりも、多少ダサいほうが我々一般人には親しみやすいですから。ちなみに、学ラン衣装も、いろんなパターンを作ってきましたよね。

 活動を始めて間もない頃から学ラン衣装を着ていますけど、ありがたいことに予算に余裕を持てるようになったのか年々刺繍が増えていて、今回のベスト盤の学ラン衣装にいたっては、刺繍が増えすぎて「これは本当に学ランなの?!」というぐらい華やかになっていますからね(笑)。でも、今回はベスト盤のように衣装もキラキラと派手なほうが似合いますから(笑)。

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