俳優の佐野岳が、映画『ふたつの昨日と僕の未来』(12月22日全国公開、愛媛では11月9日先行公開)で主演を務める。同作は、愛媛県新居浜市の市制80周年記念を兼ねて製作されたオリジナルストーリー。過去に後悔を残した元マラソンランナーの主人公が、ある日パラレルワールドに通じる祠(ほこら)を発見、愛媛の数々の名所を舞台に、自分自身が順風満帆に生きる別世界と、今現在自分が存在する世界との狭間で思いが揺れ動く様を描く。

 本作は『瀬戸内海賊物語』『海すずめ』などを手がけた、愛媛県出身の大森研一監督がメガホンをとる。キャストには、マラソンランナーとして活躍しながらも途中でその夢を断念、さらに事故で父を亡くしてからは人生の目標を失い、さまようように生きる青年・越智海斗役を佐野が担当。その恋人でヒロイン・矢野真里乃役に相楽樹、海斗の妹・絵梨役を菅野莉央、そのほか菅谷哲也、神保悟志、久保田悠来、宮地真緒ら個性派、実力派役者陣が脇を固めている。また、主題歌には水樹奈々の「サーチライト」を採用。水樹も愛媛県出身であり、その思い入れの深さを歌で表している。

 佐野は2011年に『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で1万3228人の応募の中からグランプリを獲得し、2012年より本格的な芸能活動をスタート。2013年には『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』で映画初出演・初主演、『仮面ライダー鎧武/ガイム』でテレビドラマ初主演を果たす。片や2012『芸能界特技王決定戦 TEPPEN』(フジテレビ系)や『オールスター感謝祭』(TBS系)などのスポーツバラエティ番組で活躍、運動神経抜群な一面を見せつつドラマ『下町ロケット』『仰げば尊し』(両番組ともTBS系)、映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』『報復-かえし-』『honey』『となりの怪物くん』『純平、考え直せ』など、一つのスタイルに留まらない様々な役柄にチャレンジしている。

 2017年にはドラマ『陸王』(TBS系)でマラソンのトップランナー・毛塚直之役を担当、運動神経を生かした見事な走行スタイルと役柄で大きな話題を呼び、以後の出演作にも注目を集めている。今回はそんな佐野に、完成までの経緯や作品公開に向けた思いなどを、自身にとっての音楽という存在、その思いなどを交えて振り返ってもらった。【取材=桂 伸也/撮影=大西 基】

佐野岳

佐野岳

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○撮影を経て、今という時の大切さを知った
○代表作をアクション映画で、一本打ち出したい
○自分を豊かにしてくれる音楽、将来は焚き火を囲って…
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