INTERVIEW

ラストアイドル二期生、初々しくデビュー なぜアイドルの道を選んだのか それぞれの理由


ラストアイドル二期生

記者:木村武雄

掲載:18年12月10日

読了時間:約15分

それぞれの「愛しか武器がない」

先日おこなわれた池袋サンシャイン噴水広場でのイベントのもよう

――さて、デビュー曲「愛しか武器がない」は自分にとってどういう曲でしょうか?

橋本桃呼 この曲はテレビで聴いて、「バンドワゴン」とは全然違った曲調だし、違ったダンスだし、「全然違うの来たな」と思っていて。そういう系統で来るのかなと思っていたから最初は凄いびっくりして。それからオーディションを受けると決めて、きちんと「愛しか武器がない」の歌詞を読んだりしていたんですけど、これは人によって違う解釈、色んな深い解釈ができるなと思ったんです。私は社会の悪いところというか、集団の行動が多くて一人の意見をあまり尊重しないというか、何と言えばわからないですけど、そういう風潮というか。

――周りの意見に流されてしまうような?

橋本桃呼 そうです。そういうことを歌っていたりとか、テロや紛争などにも繋がっているんじゃないかなと思って、凄く深い意味だなと思ったりして。お母さんとかにも「どういう解釈だと思う?」と聞いたりしてから、じゃあ自分はどう思うんだろうと考えて、それに付け加えたりして考えました。だからこの曲は、もらったときは「何なのこの曲は?」と、歌詞が本当に難しいんですよ。「愛しか武器がないってどういうこと?」って。本当にそう思っていたけど、今になったら凄く深いんだなと。私にとっては凄く大切な曲です。自分の始まりの曲なので。

――田中さんはどうですか?

田中佑奈 初めてテレビで観たときに、AKBさんみたいな王道なアイドルっぽい曲なのかなと思っていたんですけど、凄くカッコいい曲で。私はカッコいい曲の方が好きなので、凄くいいなと思って。最初歌ってみたときは歌詞の意味が分からなくて。なので、そのあと色々調べたらやっと「こういう曲なんだ」ということを理解して、色んな意味がある曲だと思いました。2番とかは特に感情が入り交じっているというか、ぐしゃぐしゃしているじゃないですか? 難しい曲だけど、それをちゃんと出せるように頑張らなきゃいけない曲だなと思いました。歌詞に込められた思いなどを表情とかで表せたらいいなと思いました。

――佐佐木さんにとってはどういう曲?

佐佐木一心 私も最初「愛しか武器がない」を聴いたときに意味がわからなくて。それで歌詞の横の辺に主人公、物語みたいなものを書いて、やっとわかったみたいな感じで。桃呼ちゃんと一緒で、「社会のことを言っているのかな」みたいな感じで、です。

――町田さんはいかがでしょう。

町田穂花 初期の暫定メンバーで残っているのは奇数組では、私しかいないんですけど、最初もらったときは歌詞が全然違ったりしていたんです。みんな言っているように「何これ? 意味がわからない」みたいな。私達の年代は高校生・中学生のメンバーが多いので、考えてもわからなかったりする歌詞だったんです。歌詞は色々変更があってこれになったんですけど、初期暫定からいるから思うことがひとつあって、やっぱり私達のバトルのことを当てはめているんだなと思って。

 大切な人って言っているけど、多分大切な立ち位置とか、そういうことも私達からしたら置き換えられるし、2番なんか特に私達の身に起こったことを言っているんじゃないかなと思ったりしていて。難しいですけど、社会のこととかも言っているかもしれないですけど、私からしたらバトルのことを色々言葉に置き換えて言っているんじゃないかなと思います。

――大場さんはどうですか?

大場結女 言葉が難しいぶん、色々な解釈ができたり、考えれば考えるほど、どんどん深まっていく曲だなと思います。AKBさんの曲などは、私でもわかるようなシンプルな歌詞とかが多くて。でもこの歌詞は難しい言葉が多いので、深めていける曲というか。言葉がド直球じゃないから。合唱曲とかも難しい言葉とか入れながら、気持ちを歌に籠めるじゃないですか? これもそんな感じで、深い曲になっているなと思います。

――下間さんにとってこの曲は?

下間花梨 私の解釈的には、無抵抗と言っているけど「かかってこい」というイメージで毎回パフォーマンスをしていて、何も偽らないし、何も武器がないけど、勝負したら無抵抗にしているけど絶対勝つよ、じゃないけど、絶対負けるわけないという思いで、ずっと収録のときも今から挑戦者がくるというときも、一番最初にやるんですけど、毎回そういう気持ちで解釈をしていて。私も色んな解釈ができる曲だと思うんですけど、私はどちらかというと自分というか暫定というか、暫定の気持ちを歌っている曲じゃないかなと思います。

ラストアイドル二期生

インタビュー後記

 オーディションでは「プロアマ問わず兼任可」という応募条件だった一期生に対し、二期生はアマチュア限定で兼任も不可。ラストアイドルが初めての芸能活動という人がほとんどだ。だから、こうしたインタビュー取材にも慣れていない。思うように言葉が出ず悔しがるメンバーもいた。考えを巡らせながら答えを出そうとしている姿からは必死さも感じた。一方で、緊張が緩めば10代の女子。会話が弾む。特に、現在放送中のテレビ朝日系『ラスアイ、よろしく!』の話題になると笑いが絶えなかった。そんな彼女たちもひとたび、ステージに上がれば圧巻のパフォーマンスを見せる。このギャップもファンをとりこにしている要因の一つだろう。

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