ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・つばきファクトリーに所属する小野田紗栞が11月某日、出身地の静岡で、最新の雛人形トレンドを紹介、和装姿で番組リポートに初挑戦した。今回、小野田が出演するのは静岡朝日テレビの情報番組『たまごちゃん』。司会は、ハロー!プロジェクトではおなじみのお笑い芸人・さわやか五郎(上々軍団)で、自身がMCをつとめる番組の特別企画として実現した。

ロケに意気込みをみせるさわやか五郎、小野田紗栞

 訪問したのは、静岡県内で最大級の展示スペースをもつ、静岡駅からほど近い、株式会社好光人形店・静岡店。明治29年創業の老舗だ。「普段は着る機会が少ないのでドキドキしていました」という小野田は、撮影の冒頭からその和装姿で登場。『竹取物語』にも登場し、縁起が良いとされる3羽のウサギが刺繍された山吹色の帯と、藤などの花があしらわれた、淡い色の着物に袖を通した。「グループでの私のカラーとは違うので、ワクワクしています」と笑顔。

藪崎代表の説明を受ける、さわやか五郎、小野田紗栞

 好光人形店・静岡店には、意匠登録商品の珍しい衣装着立雛(たちひな)のほか、多種多様な雛人形を展示されている。「見渡せるように」と中央に柱がない広々としたフロアも特徴だ。ひな人形のなかには、純金などの高価素材が使われたものもあるが、代表の藪崎昌男氏はあくまでも「それが良いか悪いかはお客様のご判断。その人その人が良いと思うものを選んで頂きたい」と話す。

衣装着立雛を見る小野田紗栞

衣装着立雛を見る小野田紗栞

 2人は、藪崎氏案内のもとに店内を巡回。「実は十二単は十二枚を重ねているのではなく、だいたいが5枚重ね。“十二分”にという意味もあるんですよ」など藪崎氏の豆知識にも関心を寄せていた。

 近年は、住居スペースなどの関係から収納ができるコンパクトなひな壇が人気だという。同社発祥の衣装着立雛もそうした背景から生まれたようで藪崎氏は「少ないスペースでも豪華に飾れるように」と語った。

小野田紗栞が見入っていた立雛。顔がシュッとしている

 また同店が扱うひな人形は、顔や着物、帯、大きさなど、好みに応じて選択することができるという。顔にも古典的な丸顔から現代風のシュッとした塩顔など多種あり、その顔にもファンデーションを入れたり、紅(べに)もピンク系を入れたりと現代のトレンドも積極的に取り入れているようだ。

 そんななか、小野田が見つめていたのは塩顔のお内裏様。「顔がシュッとなっていて可愛い。子供の頃は家でひな祭りを盛大にやっていたので、当時を思い出しました。家にあったのは丸顔だったんですけどね」と童心に帰った様子で目を輝かせた。

藪崎代表の説明を受ける、さわやか五郎、小野田紗栞

藪崎代表の説明を受ける、さわやか五郎、小野田紗栞

 この日は、番組の企画でそれぞれのお気に入りを探した。小野田が選んだのは、高さは2m40cm、畳三畳分のほどの大きさがある7段のひな壇。「とにかく豪華で、家にあったらいいなって思いました」と笑み。自身も女の子の父親でもある五郎はピンク色の収納用小型ひな壇を選んだ。

選んだ、7段のひな壇の横に立つ小野田紗栞

さわやか五郎が選んだ収納タイプ

 また、収録中には、ひな壇を購入した家族に、店員と一緒になってお祝いの一丁締めをおこなう場面もあった。撮影前、地元ロケに「気合は十分です!」と張り切っていた小野田は、デビュー前から知る五郎のリードもあって緊張する様子もなく順応、撮影はこうしてスムーズに終えた。

一丁締めに参加したさわやか五郎、小野田紗栞

一丁締めに参加したさわやか五郎、小野田紗栞

 小野田と静岡ロケをおこなうのは4年ぶりだったという五郎は撮影前、「その頃から面白さの片鱗はありました。ハロプロでも憑依させたらナンバーワン。何か降りてきた時の爆発力はめちゃくちゃ面白いので、きょうはリアクションから全てを楽しみたい」と期待をしていたいが、小野田は「美しいひな人形に囲まれて私の可愛さが倍増しました!」と笑顔。爆発させたのはリアクションではなく、可愛さ。五郎も舌を巻いた様子を見せつつも、その可愛さに頷くだけだった。

さわやか五郎、小野田紗栞、藪崎代表

 改めて撮影を振り返り、小野田は「こんなにひな人形がたくさんあるのはなかなか見られないので、新鮮。詳しく知ることができたので、メンバーに質問されたら答えられるようにしたい。これからも静岡の魅力を、私発信で広めていきたい」と地元の魅力を発信する役目を担いたいとの意気込みを述べた。

2019年への意気込み

 そんな小野田が所属するつばきファクトリーは今、勢いに乗っている。11月14日にはメジャーデビュー以来初となるアルバム『first bloom』をリリースした。

 「『first bloom』は今までの楽曲が全て入っています。シングル曲や、ライブでしか披露してこなかった曲、私の推し曲もたくさんあります。1枚で私たちのすべてが分かる作品だと思います。その中で私のおススメ曲は『雪のプラネタリウム』。今回初収録の曲で小野瑞歩ちゃんと秋山眞緒ちゃんと私の推し曲でソロもあります。それと『今夜だけ浮かれたかった』のCメロでもソロを歌っているので注目してほしいです。ファーストの時と比べて私たちの変化や成長も感じられると思いますので、そういうところでも楽しんでほしいと思います」

小野田紗栞

 今年は本作のリリースに加え、ツアーもあった。2019年への想いは。

 「つばきファクトリーは良い波に乗っていると思います。新しい事にも挑戦して、来年はその波を止めずにグループの名前がずっと出る様にしていきたい。ライブツアーも2回やったので、またできれば良いなと思います。個人としては今年、『一番目立つ』というのが目標でした。来年は女子力を上げたい! 私は不器用過ぎて何もできないんですよ。料理もできないし、裁縫もできない。女子力を上げて、つばきファクトリーがもっと向上するように役に立ちたいです」

静岡朝日テレビ社屋にて。小野田紗栞、さわやか五郎

 ちなみに、この日共演した五郎は先日、上々軍団としてリリースしたCDシングル『仲間』でメジャーデビューした。「そりゃあ嬉しいですよ。棺桶に入れるものが出来たので! 棚からぼた餅みたいな感じでしたが、年末のスケジュールを空けているのであわよくば…。いずれはさおりんと…夢は大きく!」と語っていた五郎は絶対音感の持ち主で、作曲にも携わっている。そんな五郎は収録中、ギターを弾く素振りで鼻歌していたが、それに合わせて小さくダンスする小野田の姿もあった。ゆくゆくは…?

 なお、この取材の模様は今月8日と15日の静岡朝日テレビ『たまごちゃん』他で放送予定。

【取材・撮影=木村陽仁】

関連サイト

小野田紗栞(つばきファクトリー)
http://www.helloproject.com/tsubakifactory/profile/saori_onoda/

さわやか五郎(上々軍団)
http://www.up-front-create.com/jyoujyougundan/profile/

好光人形店
http://www.yoshi-3.jp/lp/special/

静岡朝日テレビ番組「たまごちゃん」
http://www.satv.co.jp/0300program/0100tamago/

記事タグ