今のTPDは「勇猛精進」

――今回通常盤にはソロの楽曲も収録されています。高嶋さんの「be alright…」は英詞で、高嶋さんも作詞にも関わっていて。

高嶋菜七 6月に英詞カバー曲をパフォーマンスさせてもらって、それがオリジナルにつながっていきました。私のソロ曲がいくつかありますけど、失恋の歌が多くて、今回も失恋の歌なんです。内容としては別れた彼氏は大きな存在だったけど、私はあなたなしでも生きていけるよという歌詞になっています。その強がっている姿を、どうやってライブでも表現出来るかという課題があります。

 この曲は9月1日にDMM VR THEATERで『東京パフォーマンスドール “ダンスサミット VR” at DMM VR THEATER』というワンマンライブをやらせて頂いたんですけど、そこで日本語の歌詞を映像で投影して披露させて頂きました。観に来て頂いた方には歌詞の意味をわかってもらえていると思うので、自分の歌の表現力を上げられたらいいなと思っています。お気に入りポイントは落ちサビのところなので、是非そこも聴いて頂きたいです。

――続いて上西さんの「恋」です。学生時代の甘酸っぱい感じもありますね。

上西星来 この曲に登場する女の子は、自分を素直に伝えられないもどかしさを歌っています。男の子の方も、その子のことが好きだけど伝えられない、お互いがストレートに想いを伝えられない2人なんです。女の子の方は、欲がないと言いますか、現状のままでも幸せを感じられていて。

――歌詞にも<うまく伝えられない>という言葉が出てきますが、上西さんはその気持は共感出来ました?

上西星来 はい。ハッキリと言える時もありますが、人の顔色を伺ってしまってストレートに話すことをためらってしまう時は多々あります。それもあって自分に似ている部分もあるなと感じました。

――では、レコーディングはいかがでした?

上西星来 ディレクターさんとこだわってレコーディングさせて頂いたので、予定よりも2時間ぐらい押してしまいました…。<まだ一緒にいてって言えたなら>という歌詞の部分があるんですけど、そこのニュアンスを何度もトライしました。地声とウィスパー(囁くように歌う)が混ぜてあったり、その辺りにも注目して頂けたら嬉しいです。

――続いて、浜崎さんの「Over The Rainbow」は歌ってみていかがでしたか。

浜崎香帆 いつまでも輝いていたいという前向きな歌詞になっています。今回、歌い方として新しく挑戦した事がありまして、ファルセットと地声を使い分けて、キラキラ感や華やかさを出していけたらなと思いました。

――気に入っている歌詞のフレーズはありますか。

浜崎香帆 <歩き出そう ここから>というフレーズがサビの最後に印象的に出て来ることもあって気に入っています。歌っている自分も勇気付けられますし、聴いて頂いた方の背中を押せるのではと思っています。

――ちなみに虹にまつわるエピソードはありますか。

インタビューの模様(撮影=大西 基)

浜崎香帆 えー! あまりないですね…。強いて言えば2つ重なった虹を見たことがあるくらいです。

――それはレアな虹だと思います。さて、脇さんには初回盤C、と配信リリースされるユニット“赤の流星”のアルバム『Perfect Doll』についてお聞きします。全12曲とずらっと曲が揃いましたね。

脇あかり そうなんです。ワンマンライブをやるためにどんどん曲が増えました。今回初回盤に付いてくるCDは一曲ずつ区切れていなくて、全部繋がったノンストップミックスになっています。ライブ感覚で聴けたり、その情景が浮かぶような作品に仕上がっていると思うので、1つのストーリーとして楽しんで頂けたらなと思います。

――特に気に入っている曲はありますか。

上西星来 私は「エデンの雨」が特に気に入っています。曲全体の雰囲気も好きなんですけど、ソロで歌っているところで、声にエフェクトがかかっているんです。それがこの曲の世界観をより引き立ていてお気に入りなんです。

脇あかり 私は「cocolo」が特に気に入っています。大人になってから幼かった頃の恋愛を思い出したことを描いた作品なんですけど、グッと胸に来るんですよ。歌っていても気持ちいいし、星来ちゃんとのユニゾンやハモリの部分が、決まるとさらに気持ちよくて。

――お二人のコンビネーションはさらに磨かれたんじゃないですか。

上西星来 いまだに難しいですね…。私は高いパートを担当することが多いので、ライブではなかなか大変なんです。声が出るか不安もあります。

脇あかり 大変ですけど、2人にしか出せない世界観や空気感をもっと出せたらなと、いつも思っています。

――さて、皆さん個々での活動も多くなっていますが、こうやってTPDとして集まると皆さんの変化に気づいたりしますか。

高嶋菜七 変化というよりも、単純に全員揃うと安心感があります。

上西星来 もう6年も一緒にいるので、個々の役割というのは明確になってきたというのはあります。

――個々の役割が明確になってきたところで、TPDがこれからやってみたいことはありますか。

高嶋菜七 地上波で冠番組をやりたいです。過去に『東京号泣教室 〜ROAD TO 2020〜』という番組をTOKYO MXさん他でやらせて頂いていたんですけど、今の私たちでやってみたいです。古田新太さんとやらせて頂いて、当時もすごいと思っていたんですけど、今改めてあの時って本当に凄かったんだなと感じています。この6年間で培ってきたものを出せるものが欲しいなと思っています。そのなかで、バンジージャンプとか得体の知れないものを食べたりとか、チャレンジ企画的なものを私はやってみたいです。それによって6人の個性がより際立つのではないかなと思っています。

浜崎香帆 当時持っていなかったものが、今はあると思うので今のメンバーでやってみたいですね。

――さて、最後に今のTPDを4文字熟語で表すならば、どんなものが適切だと思いますか。

上西星来 難しいです…。

脇あかり 今回のアルバムだったら「女性代表」ですけど、TPD全体となると…。

高嶋菜七 う~ん…今の私達に合う言葉は「勇猛精進」かなと思います。精力的に物事に取り組んでいきたい、それが今の私達には必要だと思っています。なので「勇猛精進」で頑張っていきたいです!

(おわり)

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