7人組K-POPグループのLUCENTE(ルーチェント)が11月18日、東京・原宿クエストホールで日本デビューショーケース『LUCENTE DEBUT SHOWCASE in JAPAN』をおこなった。9月にリリースされた韓国 1st MINI ALBUM『The Big Dipper』の発売を記念して日本では初のリリース記念イベント。1部と2部と完全入れ替え制でのライブは『The Big Dipper』からの楽曲を中心に、質問コーナーなど盛りだくさんの内容でオーディエンスを楽しませた。1部のもようを以下にレポートする。【取材=村上順一】

大切なこの瞬間を胸にしまってずっと大切にします

LUCENTE

 日曜日とあって原宿は多くの人で賑わい、会場となった原宿クエストホールも多くのファンの姿。ステージに設置されたスクリーンには「YOUR DIFFERENCE」などのミュージックビデオが流れ、これから始まるショーケースへの期待感を煽る。

 定刻になると、メンバーが登場するクールなVTRに続いて、7人がステージにゆっくりと登場。オープニングを飾ったのは「ANSWER 」。全身をしなやかに躍動させたダンスとエネルギッシュな歌で、LUCENTEの世界観で包み込んでいった。メンバーの自己紹介をはさみ、しっとりとしたミディアムナンバー「HOW ABOUT YOU」では、楽曲のストーリーを体で表現するかのようなダンスと、うっとりとさせるセクシーな歌声で魅了した。

 MCではお笑い芸人のウインウインぢろうを招き、LUCENTEの魅力に迫るべくインタビューを実施。メンバーの好きな色や、日本で行ってみたい場所など、メンバーについてより深く知ることが出来たコーナーだった。そして、ファンから募集した質問に応えるコーナーでは、抽選で選ばれた人が直接メンバーに質問し、答えてもらえるというファンにはたまらない企画も。「女の子にどんな方法で告白しますか」という質問にHEROは「彼女になって下さい」とストレートに告白、続いてのBAOは「一緒にお肉を食べに行きませんか」と少し照れた様子で告白し、会場は大いに盛り上がった。

 続いて、インタビューコーナーでHEROがダンスが難しいと語っていた「CLOSE LOVE」をクールに決めた。確かな実力に裏打ちされた、メリハリの効いたダンスに目を奪われる。

 そして、デビュー前から海外修行として訪れていたインドや日本でのオフショット映像に続いて、ステージにはリーダーのU.SEONGとZ.HOOの2人でファンへの感謝を込めた日記を読み上げる。U.SEONGは「LUCENTEのリーダーとして約束します。大切なこの瞬間を胸にしまってずっと大切にします。みなさんも僕らが成長できるように沢山応援してください。大好きだよ」とメッセージを送った。さらにU.SEONGは「Z.HOOと出会って5年ぐらい経ちましたが、今一緒にこのステージに立てているのが不思議でたまりません」と話せば、Z.HOOは「僕も夢のようだよ」と、人懐っこい感じで言葉を返す姿が印象的だった。

 ここからはメンバーによるソロコーナーへ。1番手のPARKHAはミディアムバラード「Double Trouble」を情感を込めて歌い上げれば、TAEJUNはスローナンバーに合わせ包容力を感じさせる華麗なダンスを披露、3番手のBAOはクールなラップをリズミカルに放った「My Name is My Name」、それを引き継ぐようにHEROが透明感あふれる歌声で「眠れぬ夜に」をしっとりと届ける。ソロのラストはハイトーンボイスが存在感をはなったKOGUNによる「愛してる」で各々の個性を見せた。

時間がすぎるのが早い

LUCENTE

 再び、メンバーが全員揃ってのパフォーマンス。『The Big Dipper』のリード曲である「YOUR DIFFERENCE」を、圧倒的なパフォーマンスで会場を席巻。そのダイナミックな歌とダンスでオーディエンスをより惹きつけていく。さらに、一人ひとりが個性を持った花びらのように、可憐なダンスで魅せた「FALLING PETALS」を披露。情熱的でありながらも繊細さがあふれるステージングだ。

 「時間がすぎるのが早い!」と名残惜しいムードが漂うなか、「最後まで一緒に楽しんで下さい!」告げ、「LUCENT MEDLEY」を届けた。このライブをダイジェストで見ているかのような瞬間。ラストの「ANSWER」では、メンバーが客席まで降り、オーディエンスに直接感謝を届ける。大きな歓声があがるなか、日本デビューショーケースの1部は大団円を迎えた。

 まだ日本での知名度はそれほどでもないかもしれない。しかし、高い技術に裏打ちされたパフォーマンスは、既に日本で活躍しているK-Popアーティストたちにも引けを取らないと感じた。デビューしたての彼らのポテンシャルはまだまだ未知数で、今回のショーケースで北斗七星のように輝くLUCENTEへの期待値は高まるばかりだった。

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