edda「私自身が聴いて楽しい音楽」独特の世界観で作り上げる物語の魅力
INTERVIEW

edda


記者:榑林史章

撮影:

掲載:18年11月17日

読了時間:約12分

最初と最後を統一して一つの世界観に

edda

――ラストに収録の「導きの詩」は、どんなイメージですか?

 「導きの詩」はゴシックな、私の好きな世界観が詰まっています。やりたかった音を実現したら、こうなりました。

――1曲目の「からくり時計」と通じるものがあると思いました。

 「からくり時計」と「導きの詩」は、最初と最後に入れたいと決めていました。最初と最後を同じ世界感にすることで、アルバム1枚を通して聴いた時に全部が同じ世界のお話だったと思ってもらえるんじゃないかと。例えば、本の表紙と裏表紙みたいな感じです。中身がオムニバスの短編集でも、表紙と裏表紙は色とかデザインとか統一されたものになっていますよね。そういうイメージで「からくり時計」と「導きの詩」を作って、detune.さんに編曲をお願いしました。

 私はdetune.さんの音楽が大好きで、detune.さんのアルバムは必ず短いインストのオープニング曲があって、まさしくこういう作りです。私はそれが好きで憧れていたので、それをまさかのdetune.さんご本人に作って頂きました。

――アルバムができあがってみて、改めていかがですか?

 すごくいいアルバムができたなって思うのと、単純に私の色が濃く出ているので、自分で聴いてすごく楽しい作品になりました。ぜひたくさんの方にも楽しんで頂きたいです。

――来年3月に東京と大阪で、ワンマンライブ「からくり時計とタングの街の音楽会」があり、12月11日は自主企画イベント「くものくろーる」を開催しますね。蜘蛛がクロールで泳いじゃう?

 (笑)。クロールには、まっすぐ歩けないとか上手く歩けないという意味もあって。それに蜘蛛は、どんな状況にも適応して生きられるそうで、乾燥にも湿気にも強くて寒さ熱さにも強いんです。今回対バンしてくれるphatmans after schoolさんとKacoちゃんは、私がすごく好きなアーティストで、2組ともいい意味でまっすぐ歩いていないイメージがあって。ひねくれていると言うか。でも本人たちはしっかり前を向いていて、癖があって芯のある曲を歌う2組だと思って、こういうタイトルにしました。

 Kacoちゃんは何度か共演したことがあって、単純に私がファンなので、みんなにも聴いて欲しいと思って。phatmans after schoolさんは…ネットのいろんなところで「eddaとphatmans after schoolさんが似ている」とか、「eddaは女版phatmans after schoolだ」という声がすごくあって。実際に曲を聴いたら、「はいはい、なるほどね」って、自分でも思い当たる節がたくさんあったんです。きっとeddaの音楽が好きな人なら、phatmans after schoolさんの音楽も楽しんでもらえるだろうと思って、お声をかけさせていただきました。きっと楽しいイベントになると思うので、ぜひたくさんの方に観て頂きたいです!

(おわり)

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