ロックバンドのMONKEY MAJIKが11日、東京・NHKホールで全国ツアー『MONKEY MAJIK Tour 2018~Singles Collection~』の東京公演をおこなった。同ツアーは同公演を皮切りに、12月23日の京都・KBSホール公演まで13公演をおこなうというもの。これまでのシングル曲を中心にセットリストを組んだもので、ホールとライブハウスの会場を織り交ぜそれぞれに合ったサウンドでステージを届けるという。ツアー初日となった同公演では2006年のヒット曲「Around The World」から12月5日にリリースする、稲垣潤一とヒップホップユニット・GAGLEとのコラボ曲「クリスマスキャロルの頃には -NORTH FLOW-」まで幅広く取り上げ全23曲を披露。Maynard(Vo&Gt)が「皆さんのおかげでこの人生を楽しめています」と語ったように、感謝を込めたステージで初日を飾った。【取材=松尾模糊】

Maynard、興奮しすぎてコブをつくる

MONKEY MAJIKのステージ

 暗転し、TAX(Dr)のドラミングから「MONKEY MAJIK×MONKEY MAGIC」でステージを開始。続けてオリエンタルな前奏から「Around The World」を演奏。観客は手拍子で盛り上がり冒頭からボルテージが上がる。

 2007年の津軽三味線奏者の吉田兄弟とのコラボ曲「Change」では、DICK(Ba)のスラッピングとBlaise(Vo&Gt)のラップ調の歌唱で曲にアクセントを加える。さらに「Fall Back」、「虹色の魚」と立て続けに演奏し会場の熱気も上昇。

 MCではMaynard(Vo&Gt)が「興奮しすぎてリハーサルのギターチェンジの時に頭ぶつけて大きなコブができてしまいました(笑)」と明かし、会場を和ませる。

 そして「今回は配信シングルとかアルバムのメイン曲とか40、50曲の中から良いラインアップを届けたいと思います。懐かしい曲や今までやったことない曲をやるので楽しんでいって下さい」と今回のツアーのセットリストについて話す。

 アコースティックギターのストロークから、2006年の映画『夜のピクニック』の主題歌「フタリ」を演奏。ここからは、「夢の世界」や「アイシテル」などミディアムナンバーを並べステージの緩急をつける。観客もその世界観を噛み締めるように聴き入っていた。

皆さんのおかげでこの人生を楽しめています

MONKEY MAJIK

 ステージ中盤では「Picture Perfect」など5曲をメドレーで演奏。ポップなナンバーを集め、会場のボルテージを上げた。

 Blaiseは以前に比べ11kgの減量に成功したと言い、「このジーンズを久しぶりに履きました。でも、ぶかぶかでベルトを借りました」とエピソードを語り観客の笑いを誘う。

 そして、8月に配信リリースしたお笑いコンビ・サンドウィッチマンとのコラボ曲「ウマーベラス」に続く同郷コラボ第2弾として、12月5日に仙台出身の稲垣潤一と仙台在住のヒップホップユニット・GAGLEとともに「クリスマスキャロルの頃には -NORTH FLOW-」をリリースすることを明かし、同曲を初披露。クリスマスシーズンの代表曲である「クリスマスキャロルの頃には」をアレンジしたもので、AメロBメロは彼らのオリジナルの歌詞とメロディで独自の色を加えていて、新たな彼らのクリスマスナンバーとなっている。

 Maynardは「今日は来てくれて本当にありがとうございます。いろんな人に『ありがとう」といわなきゃいけない。皆さんのおかげでこの人生を楽しめています。いつもありがとう」と述べ、「FOREVER」で感謝の気持ちを込めるように本編を終了した。

 アンコールでは、「Seiko」「Delicious」とアップテンポのナンバーを披露し会場を盛り上げた。そして、最後に「ウマーベラス」で動画投稿アプリTic Tokでも話題になった“ウマベラダンス”を観客とともに踊りながら、大団円で初日公演を終えた。

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