TRFのSAM(56)が28日、東京・京橋でおこなわれたイベント『ラグビー&ダレデモダンスフェスティバル』に登場、報道陣の取材にも応じた。

 このイベントは、2019年のラグビーワールドカップに向けて、ラグビーとダンスを通じて集う人々のコミュニティ形成の一助を計るべくおこなわれたもので、当日はラグビーを老若男女が楽しめるようルールを工夫した「タグラグビー」の体験会に加えてラグビーのトップリーガーとのトークセッションを実施。SAMは「タグラグビー」にもチャレンジした。

 中学校、高校とラグビーを経験していたというSAM。そんな彼のチームメイトは、日本のトップリーグに所属するNTTコミュニケーションズ・シャイニングアークスの金正奎選手と、クボタスピアーズの岡田一平選手。このメンバーで、青山学院大学ラグビー部の選手と対決した。

華麗な動きを見せるTRF・SAM

華麗な動きを見せるTRF・SAM

 ボールを持つのは約40年ぶりだというSAM。コートに立つ前には「本格的な人ばかりなので、かなりビビッていますが…」と少し緊張した様子を見せていたが、プレーが始まるとしなやかな身のこなしでディフェンスを避け、さらに華麗なパスおよびパスフェイントを見せながら、時にトライも決め、観衆から拍手喝采を浴びる。

 プレー後は「(高校時代、)僕らがプレーしていた頃は、ボールが皮だったんですね。だからゴムのボールは新鮮でしたし、お2人がすごく優しかった」と晴れやかな表情。元々中学校時代は男らしいものに憧れ、空手道部に入りたかったが、部そのものがなかったため、その他の「男らしい」部活を求めた結果ラグビー部に入部、以後ダンスに目覚めるまで競技を続けたという。この日チームメイトとなった金選手は「鮮やかというか、フットワーク、身のこなしが軽くて、本当に40年ぶりかと疑っちゃうようでした」とビックリ。

左からNTTコム金選手、SAM、クボタ岡田選手

 その軽やかなステップの起源をたずねられると、SAMは「ラグビーのときのものですね」とキッパリ。続けて「でも、本気のタックルで来られたら、死んじゃうかもしれませんね」などとコメント、笑いを誘う。一方で岡田選手は「パスの仕方とかも、ちょっとスナップを利かせたり、僕らが小学校とかから基本的に学んできたことなんですけど、そこもちゃんと使っておられたので、やっぱりラグビー経験者は違うなと、親近感を覚えましたね」と、共に楽しくプレーしたことを振り返る。

 TRFにはSAMのほかにDJ KOOもラグビー経験者。金選手はラグビーの国際大会「スーパーラグビー」に加盟している日本のチーム「サンウルブズ」に所属しているが、チーム加盟の頃にその事実を知り、さらにその後SAMもラグビー経験があったことを知ったことを明かしながら「そのグループに2人も経験者がいるなんてすごいなと思いましたね」とラグビーとTRFの縁を語る。

TRF・SAM

 2015年にラグビーの日本代表が強豪・南アフリカに対してジャイアント・キリングを果たして以降、日本ラグビー界も盛り上がりを見せていることにSAMも同調、来年日本でおこなわれるラグビーのワールドカップに対しても「もちろんこういう縁も出来たので、2人(金選手、岡田選手)は是非代表になってもらいたい。絶対見に行きたい」とエール。

 もし大使のオファーが来たら? とたずねられると「是非やりたい。僕とDJ KOOで盛り上げます!」と絶対応援宣言。さらに「本当に今、日本の代表は強くて世界の強豪にも劣らないと思うので、本気で今楽しみ。だからしっかりワールドカップを応援していきたいと思います!」と声援を送った。

 また、この日はSAMがプロデュース・考案したダンスプログラム『ダレデモdANCE』を披露。さらにイベントに参加したNTTコミュニケーションズ・シャイニングアークス、クボタスピアーズの選手一同もステージに呼び込み、皆でダンスを実施、晴天の会場を大きく盛り上げた。

TRF・SAMら

 このイベントは、毎年実施されているイベント『大江戸活粋パレード「日本橋・京橋まつり」』の中の一イベントとして実施。同イベントは1972年に街路灯など国道完成記念として鼓笛隊・ぬいぐるみ・大名行列を中心としたパレードを初めて実施、意向毎年10月に中央区観光商業まつりの協賛事業としておこなわれるようになり、今年で46回を迎えた。【取材・撮影=桂 伸也】

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