秋元康氏がプロデュースする、ラストアイドルの二期生お披露目イベントが14日、都内でおこなわれた。勝ち抜きバトルを終えて晴れて正式メンバーになった二期生にとっては初めての公の場。「緊張しました」としながらも、堂々としたステージングでデビュー曲「愛しか武器がない」を初披露した。また、この日は一期生を代表してLaLuceが応援に駆け付けた。阿部菜々実は「一緒のステージに立てて良かった」と喜んだ。【取材=木村陽仁】

緊張のステージ

 二期生12人を新たに発掘するために『ラストアイドル3rdシーズン』として今年4月から、入れ替えバトルをおこなってきた彼女たち。過酷なバトルを勝ち抜いた、橋本桃呼、水野舞菜、田中佑奈、篠田萌、佐佐木一心、山本琉愛、町田穂花、延命杏咲実、大場結女、畑美紗起、下間花梨、栗田麻央の12人が先日、正式メンバーに決定。12月5日にはラストアイドルとして、シングル「愛しか武器がない」でデビューする。

ラストアイドル二期生(撮影=Yoshifumi Shimizu)

 この日、会場を埋め尽くしたファン。女性専用のスペースも設けられるなど、同性からも人気を集めていることがうかがえた。

 暗くなった場内、そしてステージを深い青の光が照らす。そのなかで登場した二期生。それぞれが立ち位置につくと、その始まりをひっそりと佇んで待った。そして「愛しか武器がない」のイントロが流れる。

 印象的なキーボードサウンドが鳴る。それを合図に動き出す面々。黒一色の衣装。短いスカートをひらりとさせながら、ステージめいいっぱい使って力強くパフォーマンスする。腕を翼のように折り曲げ優雅な動きを見せる。ダイナミックながらも繊細な振付で観客を引き込んだ。

ラストアイドル二期生(撮影=Yoshifumi Shimizu)

ラストアイドル二期生(撮影=Yoshifumi Shimizu)

 歌い終えた彼女たち。肩で呼吸しながら声援に笑顔で返す。橋本が「盛り上がっていますか? きょうは皆さんと一緒に楽しみたいと思いますので、宜しくお願いします!」と意気込みを語る。

 ここからはMCを交えてのトークコーナー。12人揃って初のイベント。水野「緊張したんですけど、皆さんの掛け声がすごくて嬉しかったです」、町田「この曲のフルバージョンはテレビで1回放送されただけで、1回しか見ることはできなかったのに、(観客の)みんな振付ができていて。有難うございます。めっちゃ嬉しいです」と喜んだ。

 また、篠田は「(緊張は)あまりしないタイプなんですけど、きょうは緊張しています」、延命は「緊張していて、金曜日に体育の授業でマット運動して左足が筋肉痛。踊れるか心配だったけどできて良かった」と笑顔をみせた。

 その流れで、メンバーそれぞれが自己紹介。

ラストアイドル二期生(撮影=Yoshifumi Shimizu)

ラストアイドル二期生(撮影=Yoshifumi Shimizu)

 橋本桃呼「桃をハートに変えて頑張ります」、水野舞菜「高校三年生の17歳、鼻声は気にしないで下さい(笑)」、田中佑奈「最年少です。ダンスとエレクトーンが得意」、篠田萌「寝癖を直してきました」、佐佐木一心「学校のシャトルランの記録が55回です」、山本琉愛「中学3年生。ルナタソと呼んで」、町田穂花「今朝前髪をまいたら火傷しました」、延命杏咲実「呼び名は延命ちゃんで」、大場結女「高校三年生17歳。ゆうちゃんと呼んで」、畑 美紗起「最年長です。好きな食べ物は塩。私の名前の漢字が難しくて…。みいちゃんと呼んで」、下間花梨「塩分大好き。ちゃん付で呼ばれることが少ないので、かりんちゃんと」、栗田麻央「こんにちは。まおまおって呼んでね」

 それぞれ、呼んで欲しい呼び名もリクエストして、コールアンドレスポンスをおこなった。

 再びトークコーナー。同曲を最初に聴いた感想として、水野は「かっこよくてすごいと思った。それよりもダンスが苦手なので、難しそうだなという印象でした」、大場「初めて聴いたのはテレビで初期暫定メンバーが踊っているときでした。凄くかっこよくて。でも歌詞が難しかったから、しっかり言葉の意味を知ろうと調べたら凄く深い曲だなと」とそれぞれ印象を述べた。

ラストアイドル二期生(撮影=Yoshifumi Shimizu)

ラストアイドル二期生(撮影=Yoshifumi Shimizu)

 また、注目してほしい点を栗田は「みんなで表情を合わせいる感じにしているので、見てほしい。一体感があってかっこいい感じです」、篠田「振付の<あーいし>のところがハートになっているんですよ。ぜひそこはチェックしてください」と述べた。

 更に二期生にとってこの曲は、畑「これまでたくさんバトルをしてきて、ほかのメンバーの気持ちも入っている曲。思い入れのある曲です」、山本「初期暫定メンバーの時から歌ってきて、思い入れがあって大切な曲です」と語った。

LaLuce、先輩の貫禄

 ここで、先輩を代表して、LaLuceが登場。体調不良のため欠席した鈴木遥夏をのぞく、阿部菜々実、大石夏摘、長月翠、安田愛里が登場すると大歓声に包まれる。阿部は「二期生のお披露目イベントに呼んでいただけて嬉しい」とあいさつ。

LaLuce(撮影=Yoshifumi Shimizu)

LaLuce(撮影=Yoshifumi Shimizu)

 そのLaLuceは、プロデューサーバトル第二弾を勝ち抜き、ラストアイドルの4thシングルの表題曲を勝ち取っている。その楽曲「Everything will be all right」について、安田は「しびれるぐらいかっこいい。このかっこよかさが、私たちには届かないとうか、身の丈に合うことができるだろうか。葛藤と努力がありました」と語った。

 この曲は後藤次利氏がプロデュースした。大石は「後藤さんは本当に優しくて、お寿司とかピザとかピザとか。ごはんを食べてみんなで話し合って、そういうのが滲み出ている、そんな楽曲」と語ると、MCから「ずいぶんと食べ物が出てくる。そういう曲の感じにはなっていないですけどね(笑)」と突っ込まれ、会場の笑いを誘った。

 またLaLuceは今年、5人体制になった。阿部は「5人で初めての曲。不安と焦りしかなかった。回を重ねていくことに自信がでてきて、一人一人が成長できた楽曲」とし、長月は「これまで年上に甘えてきたので、自分たちで考えることはしてこなかった。それができるきっかけになった。成長したバトルでした」と振り返った。

LaLuce(撮影=Yoshifumi Shimizu)

LaLuce(撮影=Yoshifumi Shimizu)

 トークで温まったところで、LaLuceがライブパフォーマンス。阿部は「二期生のお披露目イベント。LaLuceが少し盛り上げられるように」とし、長月が「いけますか!」と煽った。最初に披露したのは、彼女たちのデビュー曲「バンドワゴン」。更に新曲「Everything will be all right」と続けた。

 4人でも圧巻のステージパフォーマンスを見せたLaLuce。個々の存在力が高くなった証拠でもあった。ステージ全体を使い歌声もしっかりと届ける。初々しい二期生に対して、堂々としたその姿は一期生としての貫禄があった。

ラスアイ、よろしく!

 LaLuceのパフォーマンスを終え、改めて二期生が登場。話題は、バトルから衣替えしバラエティ番組となり13日に始まったテレビ朝日系『ラスアイ、よろしく!』について。収録を振り返り、安田は「楽しかったけど、緊張で何をしゃべったか覚えていない。だけど(オンエアを)観たら思ったよりしっかりしていた」と自画自賛。

 対して、水野は「今まではバトルだったけど。これまではみんなの怖いしか見れなかった。今回はみんなの可愛い笑顔を見られたので」と戦いのときとは別の表情がメンバーに表れていると述べた。

 番組の司会はおぎやはぎが務める。2人の印象を、長月は「とにかく優しいという印象。スタンバイ席にいるときに『あ、長月、なんとかかんとか』と世間話してくれて優しい。これから優しくお願いします」と語った。

 改めてこの日のライブを振り返り、橋本は「今も緊張しているんですけど、憧れのLaLuceさんと同じステージに立ててうれしい」と目を輝かせると、長月の提案で再び、二期生がライブパフォーマンスを披露。観客も突然のサプライズに大盛り上がりだった。

LaLuceとラストアイドル二期生(撮影=Yoshifumi Shimizu)

 最後にLaLuceも加わり、アンセムソング「ラスアイ、よろしく」。ロックサンドの利いたポップなナンバーで場内は熱狂。歌い終え、改めて阿部は「ライブで初めて二期生と一緒になれて仲良くなれた気がした。これからも頑張りたい」と語った。

 そして二期生を代表して橋本が「盛り上がりましたか? ラストアイドル二期生一同頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と意気込みを述べて初のイベントを締めくくった。

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