歌手で俳優の横浜流星が10日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で、CDデビューシングル『今日もいい天気 feat. Rover(ベリーグッドマン)/未完成』の発売記念イベントを開催。女性ファンを中心とした500人のファンを前に、同2曲を歌うとともに、楽曲に込めた思いなどを語った。

横浜流星

 多くの観客が見守るなか颯爽とステージに登場した横浜。「緊張していますが、宜しくお願いします」と短く挨拶し、3階まで集まった観客に目線を送り笑顔を見せる。「聴いてください」と述べ、「今日もいい天気 feat. Rover」を歌う。

 「緊張」という言葉とは対照的に笑みを見せながら歌う横浜。右手を腹部に当て力強く歌い、ときに手を上下に振ったり「一緒に歌おう!」という声もかけ、観客をリードしていく。心地良く歌う柔らかい表情は、サビの<今日もいい天気>という言葉がよく似合った。

 場内が爽やかな雰囲気に包まれるなか「こんなにもたくさんの方が集まってくれて有難うございます」と感謝の言葉を贈る横浜。「自分の内面と向かい合って作詞した曲です」と紹介すると、自身が初めて作詞を手掛けた「未完成」を歌った。

横浜流星

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 スタンドにマイクを戻すと、そのマイクを両手で覆い重心をかける。ステージを歩きながら歌った前曲とは異なり、そこから動くことなく、目を閉じながらしっかり届けるように力強く歌う。自身の思いを歌詞に託したともあって、一つひとつの言葉に思いを乗せているようだった。その一方で、時折観客に向ける目線は優しさがあった。

 歌い終え「有難うございます」と語ると再び優しい笑顔を浮かべる。

 ライブを終え「めちゃくちゃ緊張しましたね。みなさんが温かく見守ってくれたので、ホッとして楽しくできたので良かったです」と語った横浜だが、緊張からか楽屋では落ち着きがなかったという。

 「ずっとソワソワしていましたよ。昨日もあまり寝れなくて…。寝たのは2、3時ぐらい。レコーディングからやってくださっている方が一緒にいてくれて、(そのなかで)リハーサルや練習もしたので少し安心してできたのかな、と思います」

横浜流星

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 緊張のなかライブを終え「(今は)放心状態です」と笑顔を見せた。過去に、グリーンボーイズとしてライブのステージにも立っている。グループとソロとでは「全然違います」といい「グループだと安心感もあったんですけど、ソロだと心細いですね。ただ、自分は小学校から空手をやっていて個人には慣れていたので自由に楽しくできたのかなと思います」と振り返った。

 また、デビュー曲「今日もいい天気 feat. Rover(ベリーグッドマン)」について、歌が入っていないデモ音源を聴いたときに「メロディからはキャッチーで明るい曲」と思ったそうだが、その後、映画『愛唄 ー約束のナクヒトー』撮影中に、歌付きの音源を聴き「『愛唄』の世界観い通じるなと思って普通には聴けなかったですね。悲しいというか、勝手に照らし合わせて切なくなりました」と印象が変わったことを明かした。

 撮影現場にはプロデューサーのJINも訪れたといいう。そのJINからは歌うにあたってのアドバイスとして「リズム感があまりないので、リズム感を大切に。それと素直にストレートに歌ってくれればと。なので自分の魂を全力注いでレコーディングしました」と振り返った。

横浜流星

横浜流星

 今回、フィーチャリングで参加しているベリーグッドマンんほRoverについては「気さくで優しくて面白い方ですね。年も10コ違うので良いお兄さん。学ぶこともたくさんあったので、今回、フィーチャリングで参加してくださって嬉しかった。自分にはギャグセンス素晴らしいですね」と語った。

 そして、自身初めて作詞した「未完成」。歌詞に込めた思いを明かした。

 「今の自分の思いというのもを届けたいなと思って。10代の頃から空手をやっていたから完璧主義で、まわりと比べて劣っていると思ってしまって。でも20歳になっていろんな人と出会えて、自分らしくいることが大切じゃないかと。完璧じゃなくてもいいんじゃないかと思ったら自分らしさの大切さを感じて。人と比べることはあると思うけど、そういうことよりも自分らしさを大切にしてほしいなと思いました」

横浜流星

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 そんな思いを込めた歌詞だが、作詞作業は難しかったようだ。「思いは出てくるけど、それをまとめる作業が難しくて、でもみんなに協力してもらえてできました。作詞は難しいけど、まだまだ僕は未完成なので、それはそれで良いのかなと思います」と語った。

 最後に、「普段は俳優として活動していて、今回はアーティスト。なかなかできないことをやらせて頂いて、みんなが求めて下さるなら、両立させていきたい」と謙虚に今後の活動への思いを述べた。

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