津軽三味線奏者の上妻宏光が10日、最新アルバム 「NuTRAD(ニュートラッド)」(11月7日発売)の完成を告知。自身の新ビジュアルとともにその詳細が公開された。「伝統楽器で世界をおどらせたい」というテーマで、元THE BOOMの宮沢和史など豪華なゲストを迎え新たな上妻の世界を感じることが出来る作品となっている。

新作『NuTRAD(ニュートラッド)』を完成させた上妻宏光【写真=Wataru Nishida(WATAROCK)】

 前作『伝統と革新―起―』以来、約3年ぶりとなるオリジナルアルバム。「伝統楽器で世界をおどらせたい」というテーマを掲げ、彼の活動に共感した若手クリエイターとともにEDM、ネオソウル等から実験的なアプローチを含めて、現代的でありながら三味線と完全に一体化した心踊るボーダレスな作品となった。

 上妻は、昨年7月にカザフスタンでおこなわれた『2017年アスタナ万博』のJAPAN DAYで日本の伝統音楽の進化を表現する公演をプロデュースするなど、デビュー以来、三味線奏者という枠に留まらずジャンルや国境を超えた活動を重ねるとともに、伝統を踏まえながら時代に応じた感性を加え、津軽三味線の“伝統と革新”を国内外に発信し続けて来た。

 今作では、三味線の新しい可能性を追求した初期の代表作「BEAMS」を新たに再構築しリアレンジ収録。また、スペシャルゲストとして宮沢和史(元THE BOOM)を迎えた楽曲「いいあんべえ」も収められている。

 さらに、民謡日本一に2度輝き、日本レコード大賞企画賞も受賞している山形出身シンガーソングライターの朝倉さやを迎え「最上川舟唄」をグルーヴ感溢れる新しい曲として昇華することに成功。多彩なアプローチの中に、新たな上妻の世界を感じることが出来る作品となっている。

 サウンド面ではYuyoyuppe、網守将平ほか、それぞれのジャンルで活躍する若手クリエーターとのコラボレーションが見どころ。

 なお今後、上妻は海外に向けての様々な発信も予定されてるほか、2019年早々にアルバムをひっさげてのツアーもおこなう予定。

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