3人組ダンス&ボーカルグループのJ☆Dee’Zが7月25日、8thシングル「未来飛行/流星のパノラマ」をリリース。2014年にメジャーデビューし、メンバーの卒業を経て2016年からami、Nono、MOMOKAの3人編成で再スタート。ダンススキルが高く、全員が女子高生のグループとして注目を集めた。「未来飛行/流星のパノラマ」は、MOMOKAが高校を卒業して一発目となるシングルで、「未来飛行」の「制服を脱ぎ捨てる」という歌詞が印象的。amiは「キラキラしたものだけじゃない。自分たちの経験や気持ちも、リンクさせた歌詞になった」と話す。今作に込めた3人の想いを聞いた。【取材・撮影=榑林史章】

制服を脱ぎ捨て大人になった「未来飛行」

インタビューに応えるJ☆Dee’Z

──「未来飛行」は爽やかな楽曲ですね。

Nono 今までと同じように、夢を追いかける人にすごく聴いて欲しい楽曲です。でも、今までのJ☆Dee’Zからは一皮剥けたと言うか、殻を破った印象があって。以前は、自分たちが抱えている悩みも詰め込んで一緒に頑張ろうというニュアンスで歌っていましたが、この曲は、もっと背中を押すような気持ちが強かったです。

ami 歌詞のなかに「制服を脱ぐ」とか、今まで学生でまだ子どもっぽかった自分たちを脱ぎ捨てるようなところがあって、そこは今の自分たちに重ねられるところだと思いました。その上で、私たち自身も夢に向かうときに、いいことばかりじゃない経験をしてきているから、「もがいたり苦しんだり」といった歌詞にも共感します。前に進むのは、キラキラしたものだけじゃない。そんな自分たちの経験や気持ちも、リンクさせた歌詞になっています。そこは、ちょっと大人っぽく歌えたかもしれないです。

MOMOKA 常識にとらわれない形や、他の誰かに決めさせない意志の強さがあるのが、この「未来飛行」という曲です。たとえば制服というのは、大人に決められた枠のことをたとえていて、次に向かうための一歩として、「制服を脱ぐ」と歌っているのが、すごくいいなと思います。

──歌は、難しかったですか?

MOMOKA 1曲を通してキーの幅が広くて、Aメロはけっこう低いのに、サビがめっちゃ高いんです。レコーディングでいろんなキーを試したんですけど、Aメロを上げるとサビが高くなりすぎてしまうので、サビをしっかり聴いてもらおうということで、サビを基準にして今のキーになったんです。いつもは歌わないような低音を歌っているので、ちょっと不思議な感覚がありました。

──3人でいちばん低音が出るのは?

MOMOKA 誰だろう? でもいつも下ハモは、amiが歌っています。

ami 音域は3人ともあまり変わらないので、どこまで出るかとかよりも、声の質感で上ハモとか下ハモが決まってる感じです。でも「未来飛行」は、ユニゾンで歌ってる部分が多くて。サビとかは、ハモりもあるけど、3人でパーンとユニゾンで歌ってる部分があります。そこは強い意志を伝えるために、3人で一緒に歌っています。そのほうが、声の厚みが増すんです。そうやって、歌詞に寄り添った歌い方を考えました。

MOMOKA ユニゾンで歌ったところも、歌詞に込められた意志の強さを表現するためで、それにプラスしてハモリも加わっているので、音源では5声くらい重ねて分厚くなっています。そのぶん、歌詞の気持ちをより感じてもらえると思います。

Nono とは言え、ハモリの数も多くて。今までの曲は、最後の3番のサビでハモったりフェイクを入れたりしていたけど、この曲は1番のサビからフェイクが入ってて。その点では、最初から全力で走ってる感がすごく伝わるんじゃないかと思います。

──MVは、マイクロドローンで撮影したそうですね。

ami MVの振り付けは、マクロドローンの動きとシンクロするように、振り付け師さんが付けてくださいました。手の平に乗るくらいの大きさのドローンにカメラが付いていて、手と手の間や、足の間をカメラがすり抜けていくんです。その映像はすごいですよ! 顔の近くとかを飛ぶときはちょっと怖かったですけど。

MOMOKA 私なんて、髪の毛がプロペラに絡まってしまって。ヘアメイクさんとか4、5人で、丁寧に取ってくださって。そんなハプニングもありました。

──操縦させてもらったりしたんですか?

Nono さすがに操縦は無理でしたけど、ドローンが動いて捉えた映像を、専用ゴーグルを付けさせてもらって観るというのはやりました。蝶々になって飛んでるような気分でした。マイクロドローンを使って撮影したMVは初なので。ぜひ観てください!

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