NMB48が25日、大阪・NMB48劇場で『NMB48 ALL CLIPS ―黒髪から絶望まで-』のミュージックビデオファン投票結果発表イベントを開催した。

 8月8日に『NMB48 ALL CLIPS ―黒髪から絶望まで-』Blu-ray&DVDの発売を受けて、これまでのミュージックビデオをファンに投票してもらい、その結果を発表するというもの。

 ファン投票は7月20日から8月12日まで実施され、総投票数は22万1866票となった。この日、『NMB48 ALL CLIPS ―黒髪から絶望まで-』Blu-ray&DVDを購入した人から抽選で200人がNMB48劇場に招待され、投票結果の行方を見守った。

NMB48 ALL CLIPS ―黒髪から絶望まで-(写真1)

(C)NMB48

 オープニングは、NMB48のデビューシングルである『絶滅黒髪少女』で華々しく幕開け。5期生の岩田桃夏、梅山恋和、小嶋花梨、清水里香、上西怜、中川美音、水田詩織、山田寿々、山本彩加が歌い上げ、一気に会場のボルテージを上げる。

 続いてMCを務める山尾梨奈と渋谷凪咲が登場。偶然にも8月25日が渋谷の22歳の誕生日ということもあり、ファンから祝福の言葉も。さらに、イベントのコメンテーターとして、山本彩、吉田朱里、谷川愛梨、小嶋花梨がステージに。NMB48のこれまでの歴史をよく知る山本、吉田、谷川、そしてメンバーになる前からNMB48の熱烈ファンだったという小嶋が、当時の思い出や撮影時の裏話などを明かした。

 会場の熱気が冷めやらぬところで、ついに投票結果の発表。今回のNMB48ミュージックビデオファン投票には112曲がエントリー。112曲のうち、頂点に輝くのはどのミュージックビデオなのか!?

 まずは112位から100位までを発表。モニターに曲タイトルが映し出され、ステージにいる全員が総立ちに。112位の最下位になったのは『捕食者たちよ』。渋谷は「好きやのに〜」と残念そう。111位『右へ曲がれ!』は谷川が撮影時に「めっちゃ右に曲がった覚えがある!」と当時をふり返っていた。山本は「昔の曲が多いから、遠い記憶になっているのかも」と見解を述べていた。

(C)NMB48

 次は99位から80位の発表。96位に『奥歯』がランクインしたことに反応したのは山本。「ライブであまり歌ってないのに思ってたより上位にある!」とうれしそう。撮影時のさまざまな裏話が飛び出す中、渋谷は「こういう裏話を聞くと、見方がまた変わってくるかもしれないのでまた見返してみてください!」とPRした。

 79位から60位の発表。73位には、初めて渋谷がセンターを務めた『もう裸足にはなれない』がランクイン。「当時、演技にも初挑戦ですごく緊張しました」と笑顔を見せていた。75位の『12月31日』は、メンバーの涙が印象的なミュージックビデオ。山本は「撮影の時に、めっちゃ泣こうとして、『泣ける動画』っていうのをいっぱい観たんですけど、観すぎて逆に本番に涙が出なかった」とか。谷川も、涙を流すため、撮影時に用意されていた玉ねぎを目に近づけて涙を流したそう。

 次は59位から40位。59位にランクインした『ヴァージニティー』は、渋谷が初めてNMB48で購入した曲だそうで、「そんな私がここで解説しているなんてスゴイ!」と感慨深げに話していた。

 39位から20位は、ライブでよく聴く曲がちらほら。21位にランクインした『友達』はライブミュージックビデオだったため、「こういうのもランクインするんや!」と山本はびっくり顔。32位の『恋愛被害届』は衣装の思い出話で盛り上がっていた。20位の『星空のキャラバン』には「癒される〜」と口々に。

(C)NMB48

 次は19位から11位。『僕らのユリイカ』のダンスバージョン、ノーマルバージョンともにランクインし、メンバーからどよめきが。19位の『欲望者』は、山本が「行進しすぎて股関節がおかしくなった」と撮影時のエピソードを明かしていた。

 17位にランクインした『休戦協定』は、小嶋が「かっこいいイメージのチームAが、かわいい感じのMVだったのでギャップ萌えでした」とファンらしいコメントを。12位にランクインした『ナギイチ』は、谷川初選抜の楽曲。「撮影の時はまだめっちゃ人見知りしていました」と当時を懐かしそうにふり返っていた。

 いよいよ残すところあと10曲。10位からは、1曲ずつ発表された。

 10位は『甘噛み姫』。発表されたとたん、メンバーからは「好き〜!」という感想が。山本も「今でもふいに見返す」というほどお気に入りのよう。

 9位は『HA!』。発表されるやいなや、「これやばい、好き〜!」と大盛り上がりです。吉田が「これぞNMBっていう感じがする曲」としみじみ。また、撮影が道頓堀川の船上だったこともあり、谷川は「撮影が大変やった。ギリギリで落ちそうになった」というエピソードも。また、ドラマで竹内力さんと共演したのも印象深かったようで、山本から竹内力さんの優しい人柄が垣間見られるエピソードも飛び出した。

 8位は『絶滅黒髪少女』がランクイン。今回のBlu-ray&DVDはNMB48の8周年にかけて8月8日に発売されたが、デビューシングルである『絶滅黒髪少女』が8位というミラクルに会場からどよめきが起きていた。吉田は「撮影の時は何もわからん状態だった」とフレッシュだった当時をふり返った。また、ミュージックビデオの中でそれぞれが技を披露するシーンがあったため、吉田は日本刀での居合切り、山本は弓道を撮影前日に猛特訓した秘話も。

(C)NMB48

 7位は『結晶』。リクエストアワーでも1位を飾った名曲に、吉田は「大事にしたい」、山尾と渋谷も「歌い継いでいきます」と誓っていた。

 6位は『青春のラップタイム』。完成当時はミュージックビデオが撮影されていなかったものの、2015年に撮影し、収録したことで「やっとできたミュージックビデオ。つくってよかった」とメンバーたちも感慨深げ。吉田は撮影時「1期生がみんな来ると聞いていたので、楽しみにしていたのにインフルエンザにかかってしまって会えなかった」と撮影秘話を披露しつつ「歴史のある大切な曲で、ライブには欠かせない曲」と評していた。

 5位にランクインしたのは、木下百花がセンターを務めた『プライオリティー』。ステージにいた全員が映し出された映像に向かって「百花ちゃーん!」と手を振る一幕も。山本は「百花にしか歌えない曲」と絶賛。バックダンサーとして参加していた小嶋は「初めてホストクラブに入ったんですが、どのホストの方より百花さんがかっこよかった」と惚れ惚れ。普段から木下と仲がよかったという谷川は「このミュージックビデオを観てから、百花を見る目が変わった」と振り返っていた。

 4位は山本彩、渡辺美優紀による『今ならば』がランクイン。長くNMB48を引っ張ってきたふたりによるミュージックビデオに、山尾も「鳥肌が立つ…!」、小嶋も「これを観て何度泣いたことか…」としみじみ。作曲を担当した山本は、「自分がちゃんとみるきーと歌いたくて作曲した、という意味でも特別な曲」と語った。

 また、山本、渡辺と同期で、誰よりも近くでふたりを見守ってきた吉田は「みるきーが、卒業コンサートのときもこの曲をずっと楽屋で聴いていて、『これ、さやかちゃんが作ってくれてん』と嬉しそうに話してた」とふり返っていた。あまりにも偉大な楽曲に、「歌い継ぎたいけど歌い継げない…」と言う山尾に、山本は「でも、時間とともに歌も変わっていくから」との言葉を贈っていた。

 3位は『Which one』がランクインし、「Queentet、強し!」の声が。吉田がミュージックビデオの監修もしたという力作で、「5人の女子力を見せたいと監督にアピールしたら、思ったとおりになった」とうれしそうに当時を振り返っていた。

 続いてはいよいよ2位の発表。2位からは、岩田桃夏、梅山恋和、上西怜、山田寿々、山本彩加という、5期生の「Good Timing」が実際に歌っての発表となる。

 2位は『虹の作り方』のミュージックビデオがランクイン。「Good Timing」の歌う様子を見守っていた渋谷は、「柊や凜々花は卒業してしまったけど、5期生が歌ってくれたことで新たに色付けされてうれしかった」と感想を。また、ミュージックビデオ撮影時をふり返り、「私たちがしゃべったり、アイスを食べたりして、自然に楽しんでいる感じを撮ってもらえたのがうれしかった」と明かしていた。

(C)NMB48

 ついに1位の発表。1位の座は、『ジッパー』のミュージックビデオに輝いた。ミュージックビデオ披露後に、ステージで吉田、小嶋、清水里香が実際にパフォーマンス。キュートな歌とダンスでファンを魅了していた。吉田は「そうそうたる作品の中から、結果をいただくというのは…」と恐縮しつつ、「でもうれしいです!」と率直な感想を。

 また、山本をはじめ、卒業が相次ぐ中で「よく『大丈夫?』と聞かれるのですが、今日の結果を受けて、ファンの皆さんに背中を押してもらったような気がします」とも。「これまで“NMBといえばさや姉”と言われていたように、これからは私が先頭を切ってみんなを引っ張っていきたい」と決意表明。「私が起爆剤となって、メンバーといっしょに大爆発できるくらいがんばっていきますので、支えていただけたらうれしいです。この結果に自信をいただきました。ありがとうございます」と力強く語った。

 また、『ジッパー』は吉田自身が編集した力作ということもあり、「これからはメンバーのミュージックビデオの編集も手がけてみたい」との新たな目標も。「新しいことにチャレンジしていく、パイオニアになっていきたいです」と意気込みを語った。

 すべての結果発表を終えたあと、5期生もステージに集結。山田寿々は、「これからを担っていけるように、5期生もNMBをひっぱっていきたい」と意気込みを。山本彩加は、seventeen専属モデルにも加入が決まり、ファンからお祝いの言葉がかけられる中、「私自身も新しいことに挑戦し、NMB48を広められる人になりたいです」と意気込んでいた。

 コメンテーターとして参加した谷川は、「私自身はまだ新人の気持ちでいましたが、こうして楽曲をふり返って『古参だな』と改めて思いました。彩さんも卒業するし、ふんどしをしめ直さないと! フラフラしていましたが、これからはドシッとします」と気合を入れ、会場を笑いで包んでいた。

 締めくくりはキャプテンの山本が務めた。「改めて自分たちはたくさんのすばらしい作品に恵まれているんだなと実感しました。撮影は、スタッフの方々の力を借りて、みんなで苦労しながら作っています。そんなひとつずつの大切な作品なので、それを皆さんに愛してもらっているというのは、私たちもつくっている身としてすごくうれしいですし、やりがいを感じさせていただいています。イベントもめちゃくちゃ楽しかったので、NMBはこういった新しいイベントや企画をもっと開催して、そうすればもっと新しいものが生まれるんじゃないかなと思います。これからも皆さんといっしょに楽しめるイベントやライブを開催したいと思うので、楽しみにしていただけたらと思います」と挨拶した。

 また、9月21日にNMB48劇場にてQueentetによる女性限定の単独ライブ開催も発表され、大盛り上がりでイベントは終了した。

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