THE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦(執筆名=高見澤俊彦、※「高」ははしごだか)が18日、都内で、初の小説『音叉(おんさ)』のサイン会を開催。書籍購入者のなかから選ばれた約200人一人ひとりに読者の名前とサインを入れた。

 取材会では、タイトルの意味について「音叉というのはチューニングに欠かせない物なんですが、今は使う人も少ないないですよね。『音叉』というタイトルは、ネットの無い時代は、友達でも恋人でも今ほど簡単につながれないからこそ会っている時間が濃かった。アナログを象徴するアイテムとしてつけました」と説明。

高見沢俊彦(撮影=白澤正)

 また、「小説に点数をつけると?」との問いには、「自分では点数ってつけられないですよね。曲の場合はメンバーが『いいね』と言ってくれることが評価なので、今回もふたりが読んでくれてからですね(笑)」と答えた。

 『音叉』は、バンドとしてプロデビューをめざす若者の恋と葛藤をえがいた青春小説。学生運動、フォーク、ロック喫茶など、若者文化が花開いた70年代を舞台としている。7月13日に発売となり、累計発行部数は2刷、3万2000部。

サインする高見沢俊彦(撮影=白澤正)

 発売後すぐに大手書店の紀伊國屋書店小説部門第1位(7月第2週)、三省堂書店文学・ノンフィクション部門第1位(7月9日~7月15日)となるなど、全国の各書店でベストセラーとなっている。

 ほかにも、山野楽器と文藝春秋の直販のみで予約を受付けた『音叉 愛蔵版』(定価=本体7200円+税)限定3000部があり、これは完売となっている。