7人組音楽グループのはちみつロケットが8月8日、3rdシングル「花火と漫画とチョコと雨」を発売。今年3月7日に1stシングル「はちみつロケット〜黄金の七人〜」、2ndシングル「おかしなわたしとはちみつのきみ」の同時発売でメジャーデビュー。「花火と漫画とチョコと雨」の歌詞では、想いを寄せる男子に夏休みにどうしても会いたい少女が、あれこれと理由を付けて懸命に会おうと試みる甘酸っぱい恋心を反映している。今回はメンバーにそれぞれ同じシチュエーションだったらどう思うか話を聞くとともに、それぞれの恋愛観を語ってもらった。【取材=長澤智典/撮影=冨田味我】

それぞれの思う恋愛模様

――まずは、「花火と漫画とチョコと雨」の魅力からそれぞれ聞かせてください。

雨宮かのん

雨宮かのん 歌詞が、「女の子が恋に頑張る物語」っぽくなっているじゃないですか。彼女は、せっかく男の子と花火に行く約束をしていたのに、当日に雨が降って花火大会へ行く予定が中止になって、めげちゃいそうになるんです。それでも別の理由をつけて男の子に会おうと頑張っていく。そんな自分を励ます姿を感じたときに、この歌は自分応援ソングだと思いました。わたしも歌いながら「頑張れ」と励まして、この歌を聞いてくれた人たちも、「この主人公のように頑張ろう」となってくれたらいいなと思いました。

――女の子はあれこれ理由をつけては男の子を誘い出そうとします。でも、男の子は面倒がって誘いを断り続ける。女の子の恋心に気づけない、そんな鈍い男の子の心情についてどんな想いを抱きました?

雨宮かのん なんで女の子の気持ちに気づかないのかな? と思いますよね。雨だから花火大会はしょうがないとしても、こんなに逢いたそうにしている女の子に逢わないなんてあり得ない。「普通なら、逢いたいでしょ」とわたしは思います。でも、男の子の鈍感なところが、その子は好きなのかもとも思いました。

――女の子を自分と置き換えた場合、かのんさんならどうなりそうですか?

雨宮かのん 「雨だし、外に出るのがめんどくさー」「今日は中止でいいな」と思って、逢うのはあきらめます(笑)。わたしは、男の子側の心境かも知れません。

――続いては、颯来さんお願いします。

塚本颯来

塚本颯来 歌詞は、まるでドラマみたいです。だから、歌っていても聞いていても、すごく映像が浮かぶんですね。歌詞を読む前に曲だけを聴いたときに感じたのが、「歌謡ショーで歌ってそうな曲」という印象でした。実際に歌入れするときは、雨が降って、好きな人に逢えなくてもどかしい女の子の姿や、その子を取り巻く情景を思い浮かべながら、聞いてくれる人たちにもわたしと同じような情景が伝わるようにと歌いました。

――歌詞に出てくる男の子については、どんな印象ですか?

塚本颯来 こういう男性に対しては、「そんなつれない振りしちゃって、ほんとにバカー!!」と思っちゃいます。女の子は想いを叶えようと頑張っているから、ぜひ上手くいって欲しいなと思います。

――ヒロインを自分に置き換えたら、どうなります?

塚本颯来 雨はやっぱ嫌ですよね。歌詞のようになってしまったのは、すべて雨を降らせた空が悪いんです。雨が降らなかったら、一緒に花火大会へ行ってハッピーエンドになっていたと思うんです。だから、男の子のリアクションはけっして悪くはない。悪いのは全部、雨です!!

――続いては、青葉さんいかがですか。

森青葉

森青葉 「花火と漫画とチョコと雨」は、歌詞のストーリーのポイントをしっかり抑えたタイトルなんです。そこがすごくいいなぁと思いました。主人公の女の子は、わたし達メンバーと同世代。だから、歌詞の内容にもすごく共感できました。きっと大人の人たちが聴いたら、「懐かしいなぁ」と感じてもらえるような、まさに青春ソングです。このもどかしいやり取りも含め、「青春してるなぁ」とわたしは思っていて。だって、そんな上手くいく恋なんて少女漫画の世界くらいじゃないですか。そんな少女漫画が、わたしは大好きなんですけど(笑)。

――鈍感な男の子に対して、どんな風に感じました?

森青葉 確かにもどかしさを感じるんですけど、男の人ってどこか鈍いところがあるじゃないですか。女の子が「これをして欲しい」と思っていても、ぜんぜん違うことをやったり。わたし、この女の子と同じ性格だから、歌詞にはすごく共感出来ました。

――自分に置き換えても、歌詞のまま?

森青葉 わたしも、何かしら理由をつけアプローチをしてと、あきらめないで頑張ってアプローチ…したいなという願望を持っています。

――青葉さんの場合、どんな理由づけをします?

森青葉 「もう会場に来てるんだけど、傘を持ってきてないから持ってきて」って。もしくは、「あのCD持ってたでしょ。今から借りに行っていい?」とか…。

――播磨怜奈さんの場合はどうですか?

播磨怜奈

播磨怜奈 歌詞には、主人公の女の子の心の声がそのままガッとストレートに書いてあったから、「あっ、こういう気持ちなんだね」ってわたしもすぐにわかりました。聞いてくださる方々にも伝わりやすい歌だなと思いました。しかも、「この子は今、こういう状況の中で、こういう表情をして」というところまでイメージしやすいんです。曲調は、どこかレトロな感じなんですけど、歌詞には、今のわたし達が使っている言葉を使っているように、幅広い年齢層に愛される楽曲だなとも思いました。

――歌に登場する男の子に対する印象も聞かせてください。

播磨怜奈 雨ってみんな嫌じゃないですか。たとえ花火大会とは違う理由でも、わざわざ雨の中、濡れてまで外に出ることになったら女の子が風邪を引いてしまうかも知れない。そこまで考えて、この男の子はあえて誘いを遠慮してるのかなと思えたら、わたしはこの子に優しさを感じました。でも、わたしだったら、雨の中、男の子に「来て欲しい」と言っちゃうかも…。

華山志歩 でも、この男の子は鈍そうだからきっと行かないよ。

播磨怜奈 えーっ、だってわたしが好きなんだから、来て欲しい!!

華山志歩 播磨は全部成功することが前提での発言だからね。振られる前提なんてないもんね。

播磨怜奈 わたしが振られるなんて考えてない。「雨に濡れてちょっと風邪ひいちゃったみたーい、看病しに来て欲しいなぁ」「逢いに来てくれるかなぁ」みたいな(笑)。

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