シンガーソングライターのLeolaが8月1日、ミニアルバム『LOVE, LIFE & LAUGHTER』をリリース。今作はコンセプチュアルな作品にしたかったと言い、それぞれ個性あふれる曲たちが収録されている。タイトルには「愛と人生と笑い」を掲げながらも、デビュー3年目の夏に「もっと尖っていきたい」と語るLeola。この夏は今までのベースを崩していきたいと意気込む彼女に今作に込めた想いや、自身が提唱する「ビーチミュージック」について話を聞いた。【取材=小池直也/撮影=片山拓】

タイトルに込めた想い

Leola

――今日の衣裳も赤ですが、それはご自身が提唱する「ビーチミュージック」と関係がありますか?

 偶然ですよ。暖色を選ぶ事が多いです。候補があるとオレンジと赤とか黄色を選ぶ事が多いですね。やっぱり明るく見えたらいいな、と思うので。

――よくお似合いです。では、早速今作についてお聞きしたいと思います。『LOVE, LIFE & LAUGHTER』というタイトルにはどいういう想いが?

 タイトルのイメージから曲を作り始めました。私の中で「日々が充実するために必要なもの」、「Leolaの“L”から始まる言葉」と決めて、4つのLが並ぶ言葉を置いていったんです。これに沿って6曲揃えていきました。Lを頭文字に決めたのも漠然とした考えで「Lがいいな」って。なぜかはわかりませんけど、縁があるんでしょうね。それから、今夏はよりコンセプチュアルな作品にしたかったのでミニアルバムを選びました。それぞれの曲にしっかり個性を持たせたかったんです。

――先行配信曲「Sunshine & Happiness」のミュージックビデオも先日上がっていました。全編自撮りで撮影されたそうですね。

 今までも何作品かスマートフォンでの自撮りにはチャレンジしてきて、だいぶ慣れてきたなという実感があります(笑)。全編自撮りは「Let it fly」以来でしたが、監督の手ほどきを受けながら自分でアングルを見つけながら撮りました。難しさもありましたが、自分次第というところもあったので頑張れましたね。

 アングルは本当に感覚で考えています。どういう角度か、どういう風に回っていくか、走っていくか。次の場所に自分もカメラと一緒に動かなくてはいけないので、その場の空気ですよ。全然計算とかはしてないんですけどね。写真を撮ったりする事は好きなので、普段から割とアングルは気にするかもしれません。

――楽曲自体についてはいかがですか。

 「Sunshine & Happiness」は曲自体も「Let it fly」のアンサーソングというか、ネクストソングみたいな形で作ったんです。最近「永遠」っていう事についてよく考えるんですよ。それはずっと続いているように感じる様な言葉だけど、それにも時間の限りがあるなと。例えば家族との時間。私は上京してきているので、そういう時間はあまりなくなってしまいました。学生時代の友達もいつまでも一緒にいたかった。でも愛情はあっても離れなければいけない時が来てしまいます。

 そういう点を通ってきたんだけど、今わかることは「幸せな時間ほど無駄にしない様に、悔いのない過ごし方をしなきゃいけない」という事なんです。「Let it fly」は「好きだという気持ちをまず伝える」という歌でした。今回はそれが上手くいったとして、その幸せは当たり前じゃないから、大事な人とどう過ごしたらよいのかという歌にしようと。
 テーマとしては大きなテーマなんですけど、キュンとするポイントや爽やかさを感じさせる様なサウンドのアプローチも入れてます。あとはこの夏に色々なところに連れていってもらいたいから疾走感のあるアレンジにしました。

――この曲に色々なところに連れていってもらいたい?

 どちらかと言うと、この曲を色々なところに連れていってもらいたいなと。例えばドライブしたりとか、おでかけの電車の中もそうだし、移動している時とかに聴いて欲しいなと思っています。なので、一緒に走ったりしている様な感じの疾走感ですね。皆さんの夏におともできる様な1枚になればと思ってミニアルバム全体も作り上げています。

――なるほど。私事で恐縮ですが「Magic Clap」を聴いて「俺の夏が来た!」と思いました。

 良かったです。この5曲もアルバムの中では大きなテーマになるものです。例えばお仕事中だったり、テスト勉強だったり、追われている時とか焦っている時って意図してはいないけど、険しい顔で人に接してしまったり冷たい態度を取ったりっていう瞬間があると思うんですよ。いつもなら笑顔で聞けるのに、とか。

 自分もそうですし、きっと皆さんあると思うんですけど、そういう時こそ深呼吸したり、1回穏やかな気持ちになれば、すんなり問題は解けるかもしれない。だから楽しい事を考えてみませんか、という曲なんです。だからお仕事がお忙しい方とか「大変だ」と思っている方に聴いてほしいですね。

 歌詞に関しては、作曲者のsent tentから送られてきたデモを聴いて方向性を決めました。普段から周りの方々だったり自分に対して思っている事でもあったので、この様な内容で書いてみようと。自然にこの曲を聴くと手を叩きたくなって、今抱えている何かから手を放して、楽しいひと時になったら嬉しいです。

――クラップする事に恥ずかしさを覚える方もたくさんいるのでは?

 そうなのかなあ…私もライブでよく強要しますよ。「手を叩いてー!」って(笑)。でもやってみたら絶対楽しいと思います。皆にやって欲しいですね。

記事タグ