Maison book girlが6月20日、ポニーキャニオン移籍第1弾シングル「elude」をリリースする。テーマは「忘れてゆく過程」という今作。プロデューサーのサクライケンタ氏の世界観を、彼女たちはどう解釈し、自身に落とし込み、表現しているのか。新たな“phase”に突入した彼女達に話を聞いた。【取材=長澤智典/撮影=片山拓】

移籍による環境の変化

コショージメグミ(撮影=片山拓)

――最新シングル「elude」をもってポニーキャニオンへ移籍。環境の変化は、活動にも影響を与えていますか?

コショージメグミ まだあまり移籍の実感がないというか、これからいろいろな方々と関わってくると思うので、変化を感じるとしたらこれからだと思います。

――プロデューサーのサクライケンタさんが世界観を構築しています。ですので、移籍という環境の変化によって世界観が大きく変わるということはないとも思えますが。

和田輪 基本はサクライさんがいろいろと決めているので、サクライさんが変わらない限り、Maison book girlの基本姿勢は変わらないと思います。

――そのサクライさんが創り出す世界観をどう感じていますか?

井上唯 メンバーそれぞれ解釈は違うのかも知れないですけど、自分なりに解釈し、意識の中へ落とし込んでというか、自分なりに理解しながら活動をしています。

和田輪 曲も歌詞も、アーティスト写真もそうですけど、サクライさんの頭の中にある世界観をいろんな手段で表現しようとしてるんだな、と受け止めています。受け手一人ひとりによっていろんな解釈があるように、わたし達も一緒です。自分なりに解釈を持ち、そのうえで一つの提案と言いますか、「わたしはこうだよ」というスタンスで想いを表現して、毎回、自分なりにイメージを膨らませながらやっています。

矢川葵 曲の中に使われる歌詞では、同じ言葉を多用することもあるんですけど。同じ言葉でも、「格好良いメロディだから突き刺さるように歌ってみよう」「柔らかいメロディだから、ちょっと可愛らしく歌ってみよう」など、メロディによってテンションの差が歌声に現れたりもします。そこは歌うときに心がけてもいます。

記事タグ