【第10回AKB48世界選抜総選挙(6月16日)愛知・名古屋ドーム】昨年6位だった須田亜香里(26)は2位と躍進した。2010年に始まった須田の総選挙の戦い。圏外から36位、29位、16位、10位と順調に順位を伸ばすも2015年には18位と後退。しかし2016年で再び7位、昨年は6位とランクアップしていた。そして、今回、15万4011票を集めての2位。須田は自身の名前がコールされたあと、松井珠理奈と抱擁。喜びの表情を浮かべてスピーチ。その内容は自身の境遇から2位を獲得できたことで確信した自信とAKB48グループの現状を突きつけるものだった。そして、グループのまい進へ共闘を呼び掛けた。

 ◎須田亜香里スピーチ

須田亜香里(撮影=桂 伸也)

 本当に私が一番びっくりしてます。今回、1位に予想されていたメンバーはみんな、グループでセンターを任されるメンバーたちで、きっと私には計り知れないプレッシャーとたくさん戦ってきたメンバーだと思います。その点、私は全く最初から期待されず、デビューのスタートから3年以上、劇場公演の一番後ろの端っこが私のポジションだったりとか、ストレスフリー、プレッシャーなしでここやってきました(笑)。

 だからこそここまでやって来られたのだと思いますが、こうやってステージの一番端っこからスタートした私でも、よじ登ってこればこんなに高いところにこられるんだって言うことを、これから頑張ろうって思っているメンバー達に証明することができたら良いなと思って、今回私は1位を目指すと言わせてもらいました。

 1位には届かなかったけど、ずっと追いかけてきた背中である、1期生の珠理奈さんにライバルだって言ってもらえるようになったりだとか、メンバーにちょっとずつ頼りしてもらえるようになったたりと、本当に嬉しいです。だから、ステージの端っこに今いるメンバーも、握手会の列が短いという子も、ブスだって言われても、運営に推されなくたって、こうやって上がることだってできるんだ、覚悟さえ決めれば、ちゃんとファンの方はその覚悟に気づいて、着いて来て応援してくれてるんだっていうこと、ちょっとはメンバーに感じてもらえたら嬉しいなって思います。

(場内拍手)

 ありがとうございます。

須田亜香里(撮影=桂 伸也)

 この1年で、私は皆さんに頂いた順位を活かしながら、なぜこのルックスでここまで上がってきたのか、という皆さんの疑問を糧に、沢山のメディアに出演させてもらいました。テレビだったり雑誌だったり、本当にラッキーなヤツだなと私は思います。でもそのメディアに出演させていただく中で、感じたこと、気づいたことがあります。

 それは世間の皆さんは、私達が思っている以上に、48グループに興味が無いということです。こんなにも皆さんが熱く応援してくれるのに、こんな私でも見てくれる、心の清い人達がいるのに、なんでこんなにも伝わらないんだろうって、もどかしくて、いい順位だっていって番組の方に興味を持ってもらっても、その中ではやっぱり「あなたは何ができますか? 何が伝えられますか?」っていうことを常に問いかけられ、求められます。その連続で、しかも私の発言上のこのグループでのストーリーは10秒のダイジェストでまとめられ、本当にまだまだだなって思います。

 でも今こそ、メンバー一人ひとりが自分の個性を武器にして、個性を出していって、48グループの旗を掲げて戦っていくときだと思います。メンバー一人ひとり、自分の個性を出すことを恐れずに、弱いところを恐れずに頑張っていけたらいいなと思います。本当にありがとうございます。

(徳光アナ)1位になったら30歳までアイドルを務めると言っていました。2位です。何歳までアイドル?

 できたら……30まで。

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