5人組男性ボーカルグループのCOLOR CREATION(略称=カラクリ)が23日に、1stシングル「CANVAS」でメジャーデビューを果たす。昨年RIOSKE、KAZ、JUNPEI、TAKUYA、YUUTOからなるカラクリは、「自分達の歌声で、聴く人達の人生に彩りを」という思いをグループ名に込め活動。メンバー各々が独自のスタイルをもつ実力派で、新人離れした歌唱力はデビュー前から注目され、老若男女問わず幅広い年齢層から支持を集めている。結成から約10カ月、インディーズでは最後のライブ『LAST INDIES SHOW.』を4月30日におこなった彼ら。昨年12月22日に開催された1stワンマンでは涙を流した彼らだが、このライブではどのような思いで取り組んだのか。また、今回の表題曲はメジャーデビュー曲としては珍しいバラード曲。あえてその曲を持ってきた思いは何なのか。今回は5人に、楽曲や歌に対する考え方、「CANVAS」でデビューする思いなどを聞いた。【取材=村上順一/撮影=片山 拓】

プロとしてのライブが出来たインディーズラストライブ

JUNPEI

――4月30日におこなわれたワンマンライブ『LAST INDIES SHOW.』を振り返るといかがでしたか?

JUNPEI インディーズラストということで、とりあえずファンの皆様に感謝を表したいと思いました。メジャーデビューをするので、「プロとしてのライブをできたら」ということを自分の中において挑みました。前のライブでは、感動のあまりにボロ泣きで上手く歌えなかったので、今回は涙なく笑顔でプロとしてのライブができたと思いました。

KAZ 前回よりも大きいキャパだったので、たくさんの人の前で自分達が楽しませなければいけないという責任感もありました。そういう意味では初披露の新曲も多かったし、準備もたくさんしたので自信を持ってライブができたと思います。メジャーデビューに向けて「ここからスタートなんだ」という決意をみんなに伝えられるようなライブになったと思います。

TAKUYA 今回は「プロとして」ということを意識したのと、5人個々のキャラクターを確立させたライブにしたいねと話していて。そういう面ではガッツリ手応えを掴めた訳ではないんですけど、何となく突破口は見えてきたという感覚はあります。メジャーデビューしてから個々が立って、良い意味で尖ったチームになればいいなと再確認できるライブでした。

 メジャーデビューを掴めたきっかけがインディーズ時代の「CD5千枚売上げる」というミッションと、1stワンマンライブの完売だったので、それを応援してくれる人達と一緒に叶えてきて、1stワンマンでは泣いてしまった分、『LAST INDIES SHOW.』は卒業式じゃないですけどインディーズの集大成という意味で僕らも気合いが入っていました。純粋に楽しめた部分が大きかったです。

――1stワンマンのときはみなさんボロ泣き?

KAZ みんなボロ泣きでした。メジャーデビュー決定を発表したときでもあったので。

RIOSKE メジャーデビューが決まった想いをMCで言ったんですけど、一人一人がしっかり泣いて(笑)。メジャーデビューというのは人生の目標のひとつでしたから。

YUUTO 1stワンマンのときは初めてだらけだったので、楽しむ余裕もなく気付いたら終わっていたという感じだったんですけど、今回のワンマンライブはリリースイベント期間中ということもあって、ステージに立つ緊張感は、前よりかはなく出られたんですけど、今回はみんなの自信が前面に出ていたと思っていて。個々のキャラクターが立って見えたライブでもあったし、カラクリのアーティスト像がはっきり見えたライブになったと思います。

――準備期間が重要だった?

YUUTO 凄く大事でした。準備期間もそうなんですけど、1stワンマンから今回の2ndワンマンまで凄い数のリリースイベントやブッキングイベントができたので、そこでちょっと自信がついたと思います。

KAZ 日々反省して、日々成長しようと頑張っていたので、そういう意味では全部が準備期間だったというのもあります。

JUNPEI 1stワンマン以上に長い期間をかけてきたので、ファンの方に支えられた感謝とかも増えて泣きたい気持ちは更に増していたんですけど、それ以上に、良いライブをして感動を感じてもいたいなという思いで今回は涙をグッと堪えて頑張りました。

RIOSKE でもKAZは涙流れてましたよ(笑)。

――デビュー曲「CANVAS」はレコーディングとステージでは歌うことの意識は違いますか?

KAZ

KAZ 全然違います! 歌詞の意味を目の前のお客さんに向けて歌うと凄くリンクしてくるのと、「CANVAS」は「僕ら」という歌詞が多くて、自分が色付けるのではなくて「このみんなで色付けていくんだ」という意味もあるので、そういう意味でも5人で一つの想いを伝えて、その想いを伝えたい相手が目の前にいるという、凄く感情が入りやすいロケーションというか。

 今まで夢を追ってきた想いも歌詞に乗っていくし、5人で一つの気持ちになってみんなに伝わって、それを受け取ったみんなの表情を見ながらまた歌っていくという相乗効果がライブではあるので、レコーディングとは全く別の空間になっていると思います。

JUNPEI 僕らのライブってみんなと一緒に手振りをしたり声出すことも多くて、それがライブで初めて完成するということもあるんです。「CANVAS」にしても大合唱をしたりとか、それが凄く感動的で「本当の意味で完成したな」と思いました。

KAZ そうだね。お客さんが一緒に楽しむからこそ1曲としての完成だなと実感します。

――今回メジャーデビューをするにあたって、バラードナンバーでいきたいという思いがあったのでしょうか?

KAZ バラードで行こうというのは、最初はなかったです。デビュー曲って一般的にキャッチーで明るい曲が多いイメージがあります。フレッシュな感じを出したいというのがあると思うんですけど、1曲目というのは「これがCOLOR CREATIONなんだぞ」という名刺代わりになると思うんです。普通にアップテンポとかになっちゃうと、カッコいいダンス付きのダンスボーカルグループに負けちゃうなというのが自分達の中にもあって…。

――そこはボーカルグループとしてのアイデンティティを出したかったと。

KAZ 僕らは5人全員がメインボーカルとして歌えるという所を自分達で推していきたいという想いもあったので、そういう意味ではファンへの感謝の気持ちプラス歌声を披露できる、プラスちょっとした洋楽感と言いますか。

 バックストリート・ボーイズやワン・ダイレクション、そういう要素も自分達で出しながら、コンセプトとして色を掛けたCOLOR CREATIONというグループ名、そういう意味で全部がリンクする「CANVAS」が一番良いんじゃないかとなりました。

 今、目の前で歌っても等身大の気持ちで歌える曲なので、そういう曲を作りたくて、歌詞も自分達の今までの人生が反映しているような内容、これからの未来で起きそうなことを書いたりしています。

JUNPEI デビュー曲と考えたときに、歌声を推したいということと、ファンへの感謝の気持ちがのった曲がデビュー曲になることが素晴らしいんじゃないかということで、色々考えた結果「CANVAS」が相応しいだろうということで。

KAZ デビュー曲ってファンの中でも凄く大事になっていくじゃないですか? ライブのラストにデビュー曲を持ってきたりとか。これからの活動の中でずっと歌っていく曲としてはデビュー曲が大事だし、ファンへの感謝の思いがこもった曲でこれからもこの曲を通して感謝の気持ちを届けられる。そういう思いでこの曲にしました。

――みなさん一人ずつ歌うパートがありますが、この振り分けはどのようにしていますか?

YUUTO 振り分けはけっこう早く決まっちゃいますね。それぞれの歌い方で「ここはJUNPEIだねとか、ここはTAKUYAだね」という感じですんなりはまって。

RIOSKE 一人ひとりの個性が違うので、「ここのパートに合うのはこの人の声」という感じで、毎回すぐ決まってしまう感じはあります。

TAKUYA 仮歌を聴きながら「ここは誰、ここは誰」ってサクサクと。

KAZ みんなどこのキーレンジが得意かというのがわかっているのと、影響されたアーティストがそれぞれ違うんです。歌い方もR&Bが好きなメンバーや、バラードが好きなメンバーだったり、アップテンポが好きなメンバーだったり、ハイトーンが得意なメンバーだったり。「このキーだったらTAKUYAが得意だよね」とか「Aメロは聴きやすいJUNPEIがいいよね」とか「フェイクとか英語のパートが多い所はRIOSKEの外国人のエモーショナルな部分を出した方がいいよね」みたいな、そういう決め方をしていきます。

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