TOKIO山口達也の不祥事に関連して、残るメンバー4人が、2日都内で開いた会見で謝罪した。このなかでリーダーの城島茂は、先月30日にメンバー5人で話す機会があったとし、そこで山口からグループ脱退並びに事務所退所の意向を示されたものの、その場では結論が出なかったことを明かした。

 城島は「私たちメンバー4人深く受け止めております。事件発覚後時間はありましたが、一刻も早く謝罪と自分たちの想いを伝えたかった。しかし、全員が集まったのがなくて、会えたのが30日月曜夜。そこで山口から出たのは、TOKIOを辞めます。5人の話し合いで出たのではなく、もともと伝えようと思っていたようで、カバンから退職願のようなものを出し、託しました。正直、憔悴しきっている姿を見た時『すぐに辞めてくれ』と言える自分達はいませんでした」と語った。

 その場の話し合いでは結果的に、TOKIOの今後については「結論は出せなかった」という。「自分がいるからTOKIOに迷惑がかかるから辞めさせてくれ」と語る山口に対し、松岡は「『本来はそうだね』と言うべきなのでしょうが、何も言えなくて」と明かし、城島も「無期限活動停止や解雇や解散などの話もありましたが、男としてどう筋を通すのか、その時に一通の封筒が出た時にメンバーが言葉が出なかったのは事実です」と語った。

 ただ、TOKIOとして、個々として仕事の依頼があることから、今はそれを全うすることが「プロとしての自覚」ということで、今後も活動を続けていく意向を示した。しかし、山口の脱退については、提出された“退職願”は城島が預かり、保留している状態であるとした。そのなかで会見を開いた意図として「(5人での話し合いでは)答えが出なくて、まずは謝罪ではないかと、謝罪が許されるならば謝罪をと」「まずは謝罪することが先ではないか」とし、被害者並びにその家族、そして関係者に謝罪することが先決であるとの考えがあったとした。

 メンバーからは、山口への厳しい声、そして自身の葛藤の心境も明かされた。

 松岡昌宏「申し訳なく、情けない気持ちでいっぱいです。『戻れる場所があれば戻りたい』という発言を(会見で)目にしたときに彼の甘ったれた意見はどこから生まれるのだろうかと思いました。おそらく、あの時の彼は、自分ががけっぷち、崖の下に落ちていたという自覚はなかったと思います。その考えの根源はどこだろうか。考えました。『俺にはTOKIOがある、帰れる』というのがあって、その甘えの根源がTOKIOにあるとしたら、あくまでも自分の意見ですが、そんなTOKIOは一日も早くなくした方が良いと思う、そう思いながらずっとメンバーにも会えず考えていく中で…。有り難いことに番組継続などの声を頂けるなかで今は僕らができることは何かと考えた時に、それをしっかり果たしていくことがプロではないか、というその間で考えています」

 長瀬智也「正直、ショックという気持ちが強かったです。彼の会見もしっかりと拝見しました。やはり、お酒のせいにしてしまったり、また、ここに戻ってきたいという発言も、彼の甘さが滲み出ていたような気がします。大人として、一人の男として、このような導くことは決して許されることではありません。胸が苦しいです。被害者の方を責めたり、特定するようなことがないよう心から祈っています。そして、僕らもちゃんと向き合って、被害者の方とも向き合って…。各々の仕事もあります。今は頂いている仕事を一生懸命やらさせていただきながら、この後の自分達を考えていきたい所存です」

 国分太一「正直複雑な状況です。今も複雑な状況です。朝起きて、自分がやっている番組で山口の会見を見ます。悔しい思い、寂しい思い、山口の『もしまだ自分の場所があるのであれば…』あの言葉、もやはどう聴いていいか分からない状況です。ただ自分の心の片隅に手を差し伸べてあげたいという気持ちもあります。それはいけないということは分かっていますが、毎日そういう感情が交互に現れます。山口が自分たちの前に辞表を出した時になにが起きたか分かりませんでした。それでもこの辞表を受け止めるべきだと思います。ただ、自分達も冷静ではありません。メンバーもかなり憔悴しきった状態です。もしその辞表を受理したとしても僕は山口を見捨てることはできません。彼が被害者の方とどう向かっていくべきか、彼自身がどう自分と向き合っていくか、それをしっかり見続けないといけないと思っています」

 これまで、アルコールへの依存や“酒癖”を指摘する声も聞かれていたが、城島は「お酒のせいではなく、彼としての人間としての甘さ、弱さ。罪は消えることがありません」とアルコールではなく自覚の問題だと厳しい意見を述べ、松岡も「(彼は)何度も何度も同じことをやってしまうという事を言っていました。そうしたら次もやるのではないか。診断書を見てもアルコール依存症とは書かれていない。そうやって書いてくれていたら僕らも納得できたんですけど。そこを探っていかないといけない」と山口の意識を根幹から変えるためには専門医の必要性も明かした。

 また、城島は「TOKIOを消さないということをずっと言ってきました。(TOKIOが無くなったら芸能界をやめるという発言は)リーダーの自戒の念をこめてやってました。実際こういうのがあったときに、どうすれば良いのか、リーダーとしての責任をどうすればいいのか、継続していく部分と頂いている仕事も。グループとしての仕事の継続も頂きました。(周りからは)TOKIOとして頑張ってくれとも言われています。これ以上周りに御迷惑をおかけするのは良くないと思っているのが、実情です」と語った。

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