山田孝之(34)と長澤まさみ(30)が30日、ダブル主演を務めた映画『50回目のファーストキス』(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給、6月1日全国公開)の完成披露試写会に出席した。この日は、主題歌「トドカナイカラ」を歌う平井堅がサプライズ登場した。

 映画は、ハワイ・オアフ島を舞台に、事故による後遺症で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を抱える瑠衣(長澤まさみ)と、彼女に一目惚れした元プレイボーイのツアーコーディネイター大輔(山田孝之)との恋を描いた。瑠衣にひとめぼれをした大輔が、彼女の症状を知ってもなお告白し続け、彼女の人生すら変えていく様子が印象的だ。

長澤まさみと山田孝之(撮影=木村陽仁)

 2人の脇を固めるのは、ムロツヨシ、佐藤二朗、太賀といった福田組の面々。優しくユーモアに満ち溢れながら、悩みながら愛し合う二人を見守る親友や家族を演じ笑いと涙に色どりを添えた。脚本・監督を務めるのは、2017年ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝く、福田雄一監督。自身も撮影や編集をしながら泣いたという福田監督が、今作で初めて渾身の“ラブストーリー”に挑む。平井はこのなかで、書き下ろしの主題歌「トドカナイカラ」を歌う。

 この日のMCは、笹埼里菜・日本テレビアナウンサー。客席の後方から登場した出演者。山田、長澤を筆頭に、佐藤二朗(48)、太賀(25)、山崎紘菜(24)、そして福田雄一監督が続いた。

 山田は今回、オファーを受けた感想を、「18年ぐらい俳優をしているんですけど、やっとご褒美がきたなと。ハワイで、福田組。そして長澤まさみと。週1発…。仕事ですから」とニンマリ。一方の長澤は苦い表情を見せた。

 監督は「(山田に)メールでお願いしたんです。どうですか山田君と送ったら、断わる理由はありません」とオファーした当時のエピソードを暴露。これに対し山田は「一応、探したんです。断る理由を。でもいくら考えても出てこなかったですね」と再び笑顔。笹埼アナに「それはキスがいっぱいできるからですか」と直球で返されると「違います」と真顔できっぱり。

平井堅と昔話に花を咲かせる山田孝之(撮影=木村陽仁)


 
 更に笹埼アナが「ご褒美?」と聞き返すと、山田はステージ前にいる報道陣を見渡し「ごめんなさ、あ、書いてんな。遅いか。全部冗談です。全部嘘です」と訂正。「昔は良くラブストーリーをやっていたんですよ。テレビドラマとか。それからしばらくほかのこともやりたいなと思って、4年ぐらい前からそろそろラブストーリーをやりたいなと思っていて。そしたら来たんですよ。もう断る理由はないですよね」と“真っ当な理由”に差し替えるも、勝矢からは「(本音を)もう聞いちゃているから」とツッコまれ、笑いが起きた。

 一方の長澤は「福田さんとは『銀魂』でご一緒したことはありますが、でも2日間の撮影で、がっつりした仕事がないな。やっと福田さんと仕事ができる。山田さんとは11年前に映画で共演していて、久しぶりの共演。最近はドラマでナレーションとちょっと出演したぐらいで。(今回の話を頂いた時に)これは楽しそうだな。二つ返事で」と山田とは対照的に想いを述べ、「(撮影は)楽しかったですね。ハワイに行ってから浮かれちゃって。浮かれますよね」と笑顔をみせていた。

 この日は平井堅がサプライズ登場。ストーリーが美しいので、どうしようか本当に悩んだんですけど」と前置きをしたうえで、物語の世界観に寄り添うように「幸せなところとその背中合わせになる壊れやすいものを書きました」と曲に込めた思いを述べた。

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