TOKIOの国分太一が、27日放送のTBS系朝の情報番組『ビビット』の中で、前日26日に謝罪会見を開いた山口達也の姿勢に厳しくコメント。それを踏まえて「TOKIOという名前で起きてしまった」と受け止め、メンバーとして山口の不祥事と向き合う気持ちを語った。

 25日に明るみになった山口の強制わいせつ容疑での書類送検。26日朝の放送で、涙ながらにショックや憤りを口にしていた国分。同日午後2時には山口が謝罪会見を開いた。

 その会見を受ける形での放送となった27日の『ビビット』。国分は冒頭、山口が会見を開いたことを話したうえで、その様子を冷静に見ることができず、戸惑いを感じたことを率直に伝え、「一人の男として絶対にやってはいけないという『何を山口、会見で語っているんだ』そう思う感覚」との印象を抱いたという。

 さらに、会見で山口が「TOKIOにまだ籍があるのであれば戻りたい」という趣旨のコメントをしたことを上げ、「23年間、一緒に走ってきたからこそ、そんな甘えた言葉は山口からは聞きたくなかったです」と厳しい言葉で突き放し、「それよりも被害に遭った人、そしてその家族が普段の生活に戻れる、そこに関してもっともっと語ってもらいたかった。率直にそう思ってます」と被害者への配慮が足りないとした。

 山口の会見後、松岡昌宏と長瀬智也はスケジュールの都合がつかなかったものの、国分とリーダーの城島茂が山口と会う機会があったいい、国分は「そこで『何やってんだ』っていうことは」伝えたという。

 さらに、「このことに関して『何も言わなくてすまん』ということ、それから『自分より先に番組で俺のことを語らなきゃいけなかったことを本当にごめん』っていうようなことは言われました」と山口から詫びの言葉があり、今後に向けてはまだ話ができる状況ではないものの、被害者側に対して「一歩一歩丁寧に、自分たちも考えていかないといけない」とメンバーとして受け止めていく覚悟も語った。

 TOKIOとしてデビューして23年、ジュニアを時代含めれば30年近く一緒にいる国分。「山口達也がこうなってしまったのは、もしかしたらTOKIOというグループを歩み始めてから、こういう山口達也が生まれてしまったのかもしれない」との感情も抱えている様子で、山口の身近な存在として、他のメンバーは向き合っていくべきと受け止めていることを語った。

 ただ、この国分の言葉に対し、出演していたテリー伊藤は「そうすると、山口メンバーは甘えない?」と厳しく切り返した。このことには国分も悩ましい様子を見せ、テリー伊藤は「高校の部活とは違うと思うんですよ。そこで支え合うことも大事かもしれないけど、距離を置くということも何か必要な部分」と客観的な視点から冷静に語った。

 山口は会見の中で、2月中旬に事件が起きて以降、「誰に相談していいのか分からなかった」などとコメント。TOKIOのメンバーにも話すことはなかったという。

 これに国分は「メンバーである以上、相談できないような空気だったり、環境になっていたのかなと、正直、自分たちでもそこは驚いてはいるんですけども」とし、「もっと最初、プライベートから話していたら、もっと山口は僕らに相談してくれたのか」と自問自答するように口にした。

 さらに、「ちょっと分からないですけど、ただ少なからず23年間、一緒にやってきて、相談があっても良かったかなと。どんな答えを僕らが出せるか分からないですけども、一緒に考えて何か答えを出すこともできたのかなと」と悔しさをにじませながら続けた。

 共演者から時間を共有してきた山口のメンタルについて尋ねられた国分は「自分はすごい強い人間だと見ていました。でも、ここ数年の山口を見ていると、そうでもないのかなと思うところも何回かあったりした。それを支えていかないといけないのもメンバーだった」とふり絞った。

 国分は、山口が“お酒”に逃げてしまったこともグループ内の関係性が影響したと感じている様子で、「仕事の話になれば5人はしっかり話しますし、今後どうやって進んでいくかという話は、これまでもずっとしてきた」と続けた上で、「これだけ長く付き合っていると、プライベートの話とか、そういうところまでは実は話さなくなってきたり」と5人の関係性に言及する。

 そして、「バラエティ番組の中でも、自分たちのプライベートの話をすることもあって、ファーストリアクションをバラエティの収録の時に話すっていうこともあった。深くまで話すようなところまで行かなくなっていたのも事実」と率直に話した。

 国分は「リーダー(城島)とも正直、自分たちの頭の中で、冷静な判断がいまはできない」という話があったことを語り、「(山口以外の)他それぞれ4人は違う仕事が始まったりしているので、気持ちを切り替えてやらなきゃいけないなと思ってます」と続ける。

 そして、「起きてしまったことは、TOKIOという名前で起きてしまったことでもありますので、そこは丁寧に一歩一歩、被害者の方とご家族の方がいらっしゃいますので、僕らがテレビに出れば不快に思うこともたくさんあると思いますので、丁寧に進んでいかないといけない」と被害者側に強く配慮しながら、仕事に臨みたい気持ちを語っていた。

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