『レディ・プレイヤー1』完成披露試写会に出席した坂上忍と森崎ウィン

 坂上忍と音楽グループPrizmaXの森崎ウィンが11日、都内でおこなわれたスティーブン・スピルバーグ監督の米映画『レディ・プレイヤー1』(20日全国公開)のIMAX3D完成披露試写会に出席。“芸能界一のスピルバーグ通”であるという坂上と森崎はともに“スピルバーグ愛”を語り合った。また、VRで何でも好きなものになれる世界を描いた本作。坂上は、映画のように好きなものになれるとしたら「トランプ大統領になって“You're fired”(お前はクビ)とか言ってみたいですよね」とその願望を明かした。

 『レディ・プレイヤー1』は、27年後の世界が舞台。ゴーグルひとつでVRによる誰もがなりたいものになれる夢の場所「オアシス」で人々は生活していた。ある時、そのオアシスを設計した天才創設者が遺言で「オアシスに仕掛けられた3つの謎を解いた者に、全財産とこの世界のすべてを捧げよう」と発表。そして、彼の56兆円という莫大な財産をめぐって全世界が壮大な争奪戦に巻き込まれるというエンターテインメント大作。森崎はこの中で日本のサムライであるダイトウを演じている。

 これまで『E.T.』や『スターウォーズ』など世界的大ヒット作品を生み出してきたスピルバーグ監督。今作も一足先に視聴し全スピルバーグ監督作品を網羅したという、“芸能界一のスピルバーグ通”であるという坂上。

 坂上は「ちょっとパニクってるくらい興奮しています。観客と映画の中に入っている僕がいて、途中からグイグイ引き込まれて訳が分からなくなって。やっぱり監督としてエンターテインメントに徹した姿勢は真骨頂なんでしょうね。本当に楽しませてもらいました」と本作を絶賛。

 また「ど頭の曲といい、全編通して音楽がドンピシャ世代なんで痺れちゃいましたね。ああ、この曲使うんだっていう」と劇中に使われる音楽に関しても唸った。

スピルバーグ監督について語り合う坂上忍と森崎ウィン

 スピルバーグ作品では、『インディ・ジョーンズ』が一番のお気に入りという坂上。「徹底的に映画館の観客を楽しませる精神というのが集約されている気がして。何回観ても面白いですね」とその理由を明かす。

 森崎は『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』がお気に入りだという。森崎は「トム・ハンクスが大好きで。『プライベート・ライアン』とか。いいですね」と話す。

 2015年に最初のオーディションを受けたという森崎。米・ロサンゼルスでの2次オーデションではすでにスピルバーグ監督が彼を迎え入れたと振り返る。ハンディカメラで監督自らが撮影する前で演技をおこない、日本語で演じてと言われた森崎だが、日本語にできない“egg”を使った英語の掛け声を「玉子取りに行こう!」と適当な日本語で演じたと明かす。

 「どうせ日本語わかんないしな」と当時を振り返った森崎に、坂上は「若干の腹黒さもあっていいですね。好感持ち始めました」と笑顔を見せた。そして森崎は「一応キープだ」と言われて、8カ月後に合格の通知を受けたという。

 スピルバーグ監督について、森崎は「気軽に話せる神様というか、言葉で表すにはこれが限界です」とコメントし、「失敗しても、僕らのせいにしないんですよ。照明があれだからとか言って録り直したり。僕らの気持ちを上げてくれて尚且つナチュラルでいれるような空気感をつくってくれて」と撮影を振り返る。

 映画の「オアシス」では、自身がなりたいものになれるが、坂上は「本当はワンちゃんになって、うちの犬と喋れないかなと思いますが、今だったらトランプ大統領ですかね」と言い、「ちょっとトランプになって、“You're fired”(お前はクビ)とか言ってみたいですよね」とその願望を明かす。

 一方、森崎は「ドラえもんになりたいなと。四次元ポケットから色んな道具を出せるじゃないですか。オアシスには、たくさん道具が出てくるんですけどドラえもんの四次元ポケットみたいなものはないんですよ。アメリカでもドラえもんの話をするんですけど、意外に通じないんですよ(笑)」と語る。

 最後に、森崎は「皆さん、日本で見たことのある様なキャラクターがたくさん出てくるのでそれも探しながら、アドベンチャー的に更に何倍も楽しめると思います」と呼びかけた。

 坂上は「ああいう世界が何十年後かは分からないですけど、来るんだろうなと思ってしまいました。それくらいリアリティーのある映画でしたね。森崎くんのお芝居を見させて頂いて日本から世界に行くような俳優さんが出てきたなと。スピルバーグ監督が映画で思いっ切り遊び倒したなと思える面白い映画です」と太鼓判を押した。【取材・撮影=松尾模糊】

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