米アーティストのPoppyをご存知だろうか。2014年にYouTube上に突如現れた彼女は、次々と有名人の名前を挙げていくものや、ただ綿菓子を食べ続けるといったシュールな2分弱の動画を次々にアップロード。動画を観た人たちが、続々と彼女の魅力にはまり全米で一躍人気に。彼女はユーチューバ―としてだけでなく、歌手活動もおこなっている。日本でも2017年10月6日に、デビューアルバム『Poppy.Computer』をリリース。収録曲には「Moshi Moshi」という日本語をタイトルに冠したものもあり、日本のカルチャーに刺激を受けていると話す。彼女のモットーは「話しすぎないこと」と「伝えすぎないこと」だという。その真意を探るべくPoppyと、サウンドプロデューサーのTitanic Sinclairの2人に日本に対する印象や現在制作中だという2ndアルバムやこれからの活動の展望など話を聞いた。【取材=長澤智典】

「Kawaii文化」がアメリカにも広がれば

――PoppyさんとTitanic Sinclairさんは、何度も来日していると聞いています。初来日した頃と比べて、印象は変わりましたか。

『Poppy.Computer』ジャケ写(c)POPSPRING 2018 All Rights Reserved

Poppy この前日本に来たのが1月で。最初に来た時との違いは…。

Titanic Sinclair 難しい質問だなぁ。一番変わったことは、今、僕がどこにいるかがわかるようになったことかな。今回は、まず東京に着いて、翌日に神戸へ行って、また翌日に東京へ戻って、今君の取材を受けているよ。

――Poppyさんはファッションアイコンとしても高い支持を得ています。Poppyさんは日本の「Kawaii文化」をどのように受け止めているのでしょうか。

Poppy とてもキュートだわ。アメリカにもそういうカルチャーが広がればいいなと、わたしは思っているの。

――アメリカにKawaii文化がないから日本に惹かれた面も?

Poppy そう。

Titanic Sinclair 僕も、そうだね。とてもカラフルなカルチャーだよね。なのに、とても品があるし趣味がいい。

Poppy お上品よね。

Titanic Sinclair 原宿の子たちを見ていると、みんなあんなにカラフルでポップなのに、とってもお上品なんだよ。僕らは、そこが好きなんだ。

――Poppyさんは、いつもどんなファッションを心がけているのでしょうか?

Poppy カラフルな色は、人を惹きつける魅力があるわ。だから、そこが好き。あとプリントもいろんな組み合わせて使うのも面白いなと思ってる。

――Poppyさんのファッション面には、ときにレトロフューチャーな感じもします。70年~80年代のファッションがお好きですか?

Poppy うーん、わたしは常に最先端を求めていきたいの。だから、時代背景などは気にしてないわ。それにわたし、ヴィンテージ系は好まない。むしろ、これから時代を彩るデザイナーたちとコラボレートしていくのが好き。

――それは、Poppyさんの作る音楽面にも言えることですよね。

Titanic Sinclair そうだね。

Poppy 音楽もファッションを追求するのと同じ意識なの。むしろ、自分で新しいことを発見していくことに楽しさを覚えているわ。


記事タグ