小柳友・服部彩加・堀江貴大

 俳優の小柳友と女優の服部彩加が出演する映画『ANIMAを撃て!』が3月31日に公開初日を迎え、都内で舞台挨拶に登壇、服部の映画初挑戦となった、今回の撮影現場の様子を振り返った。この日はメガホンをとった堀江貴大監督も登場した。

 『ANIMAを撃て!』は、自己の表現に苦しむ一人のバレエダンサーと、昔ドラムをプレーしていた一人の施設職員の男性が、あるきっかけで出会い、恋に悩みながら、ドラムとダンスという異色のセッションを探求していく中で、新たな道を切り開いていく姿を描いた作品。服部は主人公のダンサー・呉田果穂役を担当。バンドでドラマーを務めていたという経歴を持つ小柳は、果穂の、ダンスの新たな表現を作り出す手助けをする男性・伊藤瑛役を務める。

小柳友

 自身にとって商業映画デビュー作となる本作の公開に、堀江監督は「企画を最初に作って4年くらいですが、その間にいろんな人と出会いがあって、今日公開できたというのが非常に感慨深いです」とその喜びを言葉にする。

 同じくこの日を迎えたことを喜ぶ小柳は、堀江監督と同い年。今回の撮影現場に対して「今まではすごく(演出より)言ってもらったことを表現していくという形だったけど、自分が表現したいものって、何かな?というのを改めて気づかせてもらえたし、すごく監督とディスカッションできたかなと思いました」と堀江監督との撮影に、意欲的に向き合った様子を回想する。

 一方でかつて大阪で舞台挨拶に登壇した際、観客のほとんどが挨拶の場に招待した友人、知人だけだったことに、頭が真っ白になってしまい、以降「舞台挨拶恐怖症」になったと告白。「20歳くらいで…もう10年くらいたちますね」などとしみじみ口調で語り、笑いを誘う。

服部彩加

 今回映画初出演、初主演となった服部だが、自身が得意とするダンスが、映像中で様々な角度からの画によって映像を構成していることに対して「普通では見られない見方が出来ていてすごく面白かったです」と作品自体も興味深く振り返った模様。一方でまだ勝手が分からなかった撮影現場の様子に、最初から「基本的に全部ビックリしていた」と明かす。

 そんな服部へ「目が綺麗だと思いました」と第一印象を抱いた小柳は、当初服部との撮影に対して「初めてでプレッシャーもあると思うし、それを何処まで支えられるか」と撮影に向けての思いを固めようとしていたが「意外にまっすぐ芯が通っているというか、見ていて大丈夫だなと思った」と取り越し苦労だったと安心して撮影を進められた様子。

 対して服部は、小柳を「ムードメーカー。場を盛り上げてくださって、先輩なのでどんどんリードしてくださったし、安心しました」と共演に大きな安心感を得たことを明かすと、小柳はその絶賛の言葉に「ありがとう。あとでお小遣いを上げるね」などと返し、会場を沸かしながらも、現場に対し新鮮そうな表情を見せる服部に、様々なアドバイスを与えていたことを「改めて面白いなと思いました」と共演のひと時に感じた思いを回想していた。【取材・撮影=桂 伸也】

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