ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIが30日放送のTBS系『中居正広のキンスマスペシャル』に出演。波乱に満ちた自らの人生について率直に語り、亡くなったメンバーのHIDEやTAIJIの夢も背負い、世界に挑戦していくことを誓った。=写真=「VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten」ではHIDEさんのギターで演奏したYOSHIKI

 この日の放送では、自身の幼少期に直面した父親の死、それと向き合うことで生まれた葛藤をはじめ、バンド結成の舞台裏や幼馴染でボーカルを務めるToshlの洗脳騒動など、YOSHIKIの抱えてきた複雑な胸中が伝えられた。

 その中で、1997年大みそかに「X JAPAN」の解散ライブが開かれたわずか5カ月後、メンバーのHIDEが亡くなったことにも言及した。

 海外にいる際、それを知人から告げられたというYOSHIKI。マネージャーにも確認したが、「嘘だと思いました。信じなかったです」と話したYOSHIKIだったが、飛行機の中でニュースに触れ「そこで号泣ですね」と受け止めざるを得なかったという。YOSHIKIは「Xの中では、自分が最初に死ぬと思ってたんで」と言葉を詰まらせながら「とりあえず起こそうとしたのは覚えてますね」とHIDEと対面した時の気持ちを語った。

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 さらに、「僕がHIDEをX JAPANに誘ってなかったら、生きてたんじゃないかとか。そういうことを考えてましたね、当時は」と自らを責めたYOSHIKIだが、HIDEの死については「自殺じゃないと今でも思っている」と強調する。

 続けて「そういうタイプの人じゃないというか、すごく冷静に考える、HIDEって奇抜に見えますけど、頭も良くて、僕の100倍理にかなってる人で。だから絶対に自殺じゃないんです」と断言するYOSHIKIだったが、「死んだことには変わりはない。それは辛かったですね」と直面した事実に打ちのめされた心境を明かした。

 その後、X JAPANは2007年に再結成を果たす。YOSHIKI自らバンドメンバーから外したと語ったTAIJIも2010年のライブにゲスト出演。だが、そのTAIJIは11年に亡くなる。“YOSHIKIさんが背負ってるものって何ですか”。番組スタッフが問いかけた質問に、YOSHIKIは「HIDEとTAIJIの夢、それはもちろん僕の夢でもある」と見据えた。

 そして、「海外に関してははまだドアをちょっと開けた程度で、風穴がちょっと開いてるくらいで、壁はいっぱい立ち上がっている」と現状に触れ、「僕らがこうやってることで、いかにHIDEが偉大だったか、TAIJIも素晴らしいプレイヤーだったので、まだ知らない人にも、世界に伝えていける。だからまだここでは終われない」と、自らが背負った使命感を語っていた。

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