BSフジの子供向け番組『ポンキッキーズ』が25日、前身番組を含めて45年の歴史に幕を閉じた。ガチャピンは「また、どこかで会えるといいな」などと感謝を元気いっぱいの言葉で伝え、ファンはツイッター上に惜別のコメントを続々と寄せた。

 1973年に始まった「ひらけ!ポンキッキ」を前身番組に、1993年から「ポンキッキーズ」と名称を改めて続いてきた同番組。この日の放送では、しょうしょう(春風亭昇々)、さくら(藤原さくら)が冒頭からボケとツッコミを繰り広げ、2人のこの一年間を振り返る構成。ガチャピンとムックもナレーションで番組を盛り上げた。

 「ポンキッキーズ」の歴史において、音楽の存在を外すことはできない。国民的楽曲である「およげ!たいやきくん」をはじめ、「ホネホネロック」「いっぽんでもニンジン」などキッズソングの名曲を生み出した。さらに、スチャダラパーのBOSE、電気グルーブのピエール瀧、安室奈美恵、V6の井ノ原快彦なども登場するなど、数多くのミュージシャンが番組を彩ってきた。

 ちなみに、「およげ!たいやきくん」は、累積売上枚数は457万7000枚で、オリコン歴代シングルランキング1位を保持している。2位は宮史郎とぴんからトリオの「女のみち」で累積売上枚数325万6000枚だ。=いずれも2016年11月時点=

 また、俳優の鹿賀丈史が歌った、番組の挿入歌である「Ja-nay」も記憶に強く残っている人も多い楽曲だ。『SMAP×SMAP』などのフジテレビ系番組とコラボレーションされるなど、その振付は全国的な人気を博した。

 最終回のラストでは、ガチャピンとムックもメッセージを寄せた。ムックは「45年分ですからね、色々ありました」と感慨深げに話し、「思い出はこ~んなに、こ~んなに、いっぱい、抱えきれないくらいです。皆さん、ありがとうございました」と深くお辞儀した。

 ガチャピンは「テレビの前のみんな、長い間、本当に本当にありがとう。僕はみんなのことを忘れない。だからみんなも僕たちのこと、ポンキッキーズのこと、これからも絶対、絶対に忘れないでね。また、どこかで会えるといいな。またね、ありがとう」と惜別の言葉を伝えた。

 子役タレントの谷花音やシスターラビッツも集結した大団円。和田アキ子の「さあ冒険だ」のメロディに乗せ、「元気、勇気、ポンポポンポポンキッキーズ」と全員で元気に番組を締めくくった。

 ネットには続々とメッセージが書き込まれ、ツイッター上には「ポンキッキーズが終わるとか信じられないなぁ」「終わるんか…終わらせていいもんなのか…」「終わるのはほんと悲しい。ジャカジャカジャンケンとか好きやったもん」「ポンキッキー無くなるのはショックかも」などと、惜しむ声や感謝のコメントが寄せられている。

 前日24日には、ガチャピンは自身のツイッターを更新。「明日はポンキッキーズの最終回なんだ。だから『いっしょに見ようね』ってムックと約束しました」と綴り、1973年4月の第1回目放送の写真を掲載した。そこにも惜別のコメントが数多く寄せられ、リツイート数3万件、いいねの数4万6千件を超える反響を集めている。

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