シンガーソングライターの絢香が23日、自身“初”となる卒業ソング「サクラ」のショートムービー・ミュージックビデオを公開。元AKB48で女優の川栄李奈が、他アーティストの作品では初となる主演を務める。ショートムービーMVについて、川栄は「見て下さった方が、一歩踏み出すことだったり、すごく前向きになって頂けたら」と期待を寄せた。

 今回の映像では、AKB48以外のアーティスト作品で主演を務めるのが初となる女優の川栄李奈を迎え、安室奈美恵や福山雅治、MONDO GROSSOなど数多くのアーティストのMVを世に生み出している今注目の映像監督、丸山健志氏の独特の映像美で描いている。

絢香

 「サクラ」という楽曲がテーマとする“卒業”には多くの意味がある。学生の友人・先生・学校からの卒業、我が子が成長し自分の元を離れ巣立っていく親目線の“卒業”、新たに物事をスタートするための過去からの“卒業”…。誰しもが通る様々な“卒業”の切ない想い、そしてヒラヒラと舞い散るサクラの花びらに重ね合わせたという絢香の楽曲への想いを、曲を聴き、丸山監督が描いた物語のテーマは“親友の死からの卒業”。

 高校卒業式直前にたったひとりの親友・ニキを突然喪った菜月(川栄李奈)。ショックを引きずり月日が経っても過去に縛られていた菜月が、その過去から卒業し、前に進むことを決意するという内容となっており、川栄の迫真の演技とともに、感動のストーリーとなっている。

 今回の作品について、川栄は「絢香さんの曲が本当に素敵なので、撮影の時に曲を流していただくだけで凄く演技にも気持ちが入りました。音楽とお芝居が重なった時の力って本当にすごいので、私自身も仕上がりがすごく楽しみです」と撮影後に語っていた。

 さらに「私にとって卒業とは“大きな一歩”と言いますか、“新しい自分への道”だと思っています。これを見て下さった方が、一歩踏み出すことだったり、すごく前向きになって頂けたらいいなぁと思いますし、絢香さんの歌と一緒に、良いショートドラマだなと思って頂けるとうれしいです」と卒業を迎える人々に呼びかけた。

 丸山監督は「曲を初めて聴いた時、イントロの旋律から引き込まれ、複数の切なさや悲しみ、誰にでもある様々な卒業、最後には勝手に涙が流れていました。その複数の卒業から今回のテーマは『親友の死からの卒業』です。川栄さん扮する菜月の置かれた立場は少し特殊かもしれません。ですが、川栄さんをはじめとした役者陣のニュートラルでリアルなお芝居に助けられ、『大切なモノを失った悲しみ』という普遍的な感情に消化できたと思っています」と川栄の演技と曲について語った。

 また、見所について「後半、『サクラ』と川栄さんのお芝居が共鳴し合った時に生まれるエモーショナルな体験を是非ご覧頂きたいです」とコメント。

 「サクラ」はこれまで未発表曲として昨年9月から行われた全国ツアーで披露されていたもの。歌唱されるたびにその淡く切ない世界観が反響を呼び、ファンの要望により、ツアーの途中から急遽会場限定CDの販売や配信リリースが決定するなど注目を集めていた。

 今回公開されたショートムービーMVは『サクラ』スペシャルサイトでも視聴できるほか、大切な人への感謝の気持ちをメッセージで伝えることができるシェアフォームも設置。

 先日、絢香は日本テレビ『スッキリ』の企画で高校の卒業式にサプライズ登場し、同曲に反響があった。

絢香 Ayaka-/「サクラ」ショートームービーMV

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