過去と未来が1つに、DEEP 米修行で得た「歌いたい」という想い
INTERVIEW

過去と未来が1つに、DEEP 米修行で得た「歌いたい」という想い


記者:小池直也

撮影:

掲載:18年02月28日

読了時間:約10分

「SING」ができるまで

――日本とアメリカの架け橋になっていたというRYOさんは、その間具体的には何を?

YUICHIRO

RYO 本当は僕も行く予定だったのですが、ビザの関係で行けずにこちらに残りました。3人からどんな事をやっているかは聞いていたので、こちらはこちらでボイストレーニングやダンスレッスン、社会貢献活動をしていました。「ニューヨークに行きたい」という夢が出来たとプラスに考えています。

――帰国後、どの様にして今回のリリースまで繋がっていったのでしょうか。

TAKA ニューヨークから帰って来て、4人が久しぶりに集まって。時間があった分考えた事が非常に沢山ありました。アメリカの文化に影響を受けて「こういう事もやりたいね、ああいう事もやりたいね」というのがありましたね。でも帰って来て、しかも10年という節目でリリースですから特別な物にしたいと。

 「DEEPといえばバラード」というイメージがあると思っているので、やっぱり勝負するならバラードかなと。そこで「渾身のバラードを作りたいね」と話していました。でも、ただそれだけでは意味がなくて。そこで、僕らをよく知っていて10年間一緒に過ごしてきた作家さんである、春川仁志さんに作曲をお願いしました。

 彼が僕らのコーラスの師匠でもあり、僕たちを1番理解してくれている方だなという認識だったんです。「渾身のバラード曲を春川さんにお願いしたいんです」とお話したら、「俺が思うお前たちの曲を作る」と言ってくださいました。そして上がってきたのが「SING」だったんです。

――その時の曲の印象はいかがでしたか?

TAKA デモの段階で4人とも「これは凄いのが来た」と感動しました。それを聴いた上で、どういう歌詞にしようかと話し合って。そこで「この10年で一番強い想いはなんだろう?」と考えた時に、出た答えが「歌いたい」という事だったんです。苦しい事、悲しい事、幸せな事、嬉しい事、そういう感情を歌で表現するのが僕たちで。「歌しかない」という想いを歌詞にしようと。

 最初に僕が歌詞を代表で書く事になったんです。他のメンバーの10年の想いをメールに綴ったものを送ってもらって、それを読んで歌詞に落とし込んでいく様な形でした。それから皆で、ああじゃないこうじゃないと意見を交わしましたね。

 それから、曲を聴いた時点で誰がどのパートを歌うかもイメージがあったので「自分の歌うところを自分で書くのはどうか?」と話がまとまりました。最終的にそれぞれの歌う歌詞は自分で書いたものになって。なので、作詞の表記はDEEPになっています。結果的に各メンバーが何を思って「歌いたい」のかが歌い繋がれていく楽曲になりました。

――今のお話を聞いて、かなり密度が高い楽曲なのだなと改めて感じます。それだけの内容ですと、制作に時間を要したのでは?

TAKA 去年の11月くらいから動き出しましたね。レコーディングも意味があるものにしようと一発録りでおこないしました。本当に制作過程もスピリチュアルな物にしたかったんです。録音方法は春川さんの提案でもありました。「渾身の曲なら、渾身の想いを込めて一発で録ろうよ」と。ミュージックビデオも一発で録る事になっています。

――レコーディング現場の雰囲気はいかがでしたか。

YUICHIRO バンドさんもいらっしゃって、僕達も4人でスタジオに入りました。凄い集中力でしたね。間違えられないですし。普通のレコーディングより歌っていないはずなのに、それ以上に疲れました。達成感ももちろんありましたけど。そういう緊張感の中でのレコーディングだったので、作品も凄く良い物に仕上がったのではないかと思っています。

KEISEI 全然いつもと違いましたね。現場の雰囲気からして、セッションみたいなものなので。バンドさんも自分のプレイがあるし、出したいものもある。色々な想いがスタジオの中に凝縮されていました。なので、僕らも日頃出ないものが出た様な気がします。無で歌っているつもりなんですけど、頭や体は普段使わない神経を使って色々な事を感じていたと思います。入り込みましたね。

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