ヒュー・ジャックマンとキアラ・セトル

 映画『グレイテスト・ショーマン』が16日公開された。先立つ14日、ヒュー・ジャックマンと主題歌「This Is Me」を歌うキアラ・セトルが都内で、来日記者会見を開いた。

 映画は、夢と愛に生きた伝説のエンターテイナーのロマンティックな一途な愛と、ドラマティックな人生を描いたミュージカル・エンタテイメント。

 ヒュー・ジャックマンとアカデミー賞主題歌賞最有力候補と言われる「This Is Me」を歌い、劇中で超個性的な役を熱演したキアラ・セトルが来日。13日には、新宿・歌舞伎町のシネシティ広場でレッドカーペットイベントが開催され、集まった約400人のファンの前でキアラが「This Is Me」の生パフォーマンスをおこなった。

 その翌日14日には、六本木・ミッドタウンホールで記者会見を実施。会場には、総勢200人の報道陣が駆け付け、全米でロング・ラン大ヒットを記録している本作の注目度の高さを示した。

 この日がバレンタインデーということで、ヒュー・ジャックマンは「女性が男性にチョコレートをプレゼントする面白い国に来ることが出来て嬉しいです。キアラには貰っていないけど…」とジョークで会場を沸かせた。

 続けてキアラ・セトルも「日本に来ることが出来て光栄です。本作は時間を超えて普遍的なテーマを描き、生きることを祝福する作品です。是非、楽しんで下さい」を初来日の喜びを表した。

 プライベートでも仲の良いザック・エフロンとの共演について聞かれたヒューは「ザックはウルヴァリン役も継いでくれると思います」と仲の良さをアピールしながら、「本作での体験は家族のようなものでした。他の映画では得られないくらいでした。10週間リハーサルを共にし、4つのワークショップを経たので、初日はまさに家族のようなアンサンブルでした」と笑顔で撮影を振り返った。

 キアラは、主題歌「This Is Me」について「最初に歌ったのはキャスティングのワークショップでした。怖くて逃げ出したかったのですが、ヒューには『君が歌うべきだ』と言われました。音楽というものはどんな言語も超えて、ストーリーでは伝えられない感情を伝えることが出来る。音楽はどんな言語より雄弁です」と振り返った。

 さらに感極まったキアラは涙ぐみながら、「私は毎日毎日、この曲のテーマについて考え、もがき苦しみ、そして同時に感謝もしています。自分が正しいと思うこと、正しくないと思うことに対して戦う力を与えてくれ、一歩ずつ前進させる力をもらえる。自分はそれほど孤独ではないと思える。倒れても起き上ればいいのです。私自身に希望を与えてくれた。国籍など関係なく、皆さんの元へ届いていることを嬉しく思います」と語り、会場からは大きな拍手が贈られた。

 そんなヒューのお気に入りの楽曲も「日によって好きな曲は変わるけれど…やはり『This Is Me』ですね」と語り、「現場でキアラが歌ったときは、私はモニターを見ながら泣きました。ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールは素晴らしい楽曲を作ってくれました。キアラの歌は心から感情が出てくる。そして“生きている”ということを実感できるのです」と大絶賛を贈った。

 本作は、ハリウッドのメジャースタジオの23年ぶりのオリジナルミュージカルとなった作品。全米でもロング・ランヒットを記録し、最終的には日本でも大ヒットとなった『レ・ミゼラブル』『ラ・ラ・ランド』を上回る成績となることが確実視されている話題作とだけあり、質問は絶え間なく続いた。

 本作への熱い想いを語るヒューと、涙ぐみながら語るキアラは、そのひとつずつに丁寧に答えていき、報道陣からも内容に迫る質問が多く飛んだ。会場は感動の渦に包まれ、大盛況の中、記者会見は幕を閉じた。

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