日本クラウン所属の歌手や作詞・作曲・編曲家を表彰する『平成29年度(第54回)日本クラウンヒット賞贈呈式』が9日、都内で開催された。「アルバムヒット賞」を鳥羽一郎の『鳥羽一郎全曲集~北海夫婦唄・悠々と…~』が、「新人賞」を半崎美子の『うた弁』などがそれぞれ受賞。北島三郎は「シングルヒット賞」など4つの賞を受賞し、今年度最多の受賞となった。北島は、受賞を喜び「私たちの稼業というものはゴールがない。時代に流されないで、頂いた賞を励みに頑張りましょう!」と意気込んだ。

 『日本クラウンヒット賞』は、1年を通し活躍した日本クラウン所属の歌手や作詞・作曲・編曲家を表彰するもので今年で54回目を迎える。この日は、「企画賞」に石橋凌の『may Burn!(メイバーン)』や「新人賞」に半崎美子の『うた弁』、コレサワの『コレカラー』、「音楽配信ヒット賞」にBAND-MAIDの配信作品、「シングルヒット賞」に北島三郎の「幾多の恩」など総数58の賞がアーティストや作家たちに贈られた。

クラウン賞で最多4冠に輝いた北島三郎

 日本クラウン代表取締役社長の和田康孝氏は「54回続けてまいりましたが、大変意義深いことですしこれからも続けていきたいと思います。こういう場を作っていくことはとても大事」と挨拶。

 北島に次ぐ3つの賞を受賞した、鳥羽は「ヒット賞を受賞されたアーティストの皆さま、作家の先生方、本当におめでとうございます。今年も北島御大をはじめ、いい歌を皆さんに作って頂いて頑張りたいと思います」と今年の意気込みを語った。

 贈呈式の最後には、北島が代表で挨拶。北島は「本当に売れたのか? 社長が気を使って表彰してくれたんじゃないか」と冗談を交えながらも、「2年前に首を打ってからなかなか良くなりません。命あるものはいつか旅立つ日が来るのだろうと思うのですが、私たちの稼業というものはゴールがないんですよ。皆さんに夢を元気を与える歌を作曲・作詞して頂き、私たち歌い手は一生懸命演じてやって参りました」と自身の体調とこれまでの歌手生活について振り返った。

 そして「54年間、クラウンさんがヒット賞を続けてくれているのはとても嬉しいし、励みになりますよね。今回も新人の皆さまもどんどん出てきました。ずっと56年間歌ってきましたが完成しないんですよね。世の流れもどんどん変わってきました。時代に流されないで、頂いた賞を励みに頑張りましょう!」と会場の受賞者に呼びかけた。【取材・撮影=松尾模糊】

記事タグ