KANDYTOWNのラッパー・KEIJU as YOUNG JUJUが1月28日に、東京・SOUND MUSEUM VISIONでメジャー・ローンチを記念したレジデント・パーティ『KEIJU as YOUNG JUJU Presents "7 Seconds" Supported by PIGALLE』をおこなった。YOUNG JUJUからKEIJUに改名。イベントには清水翔太やtofubeats、Awich、2月14日にメジャーデビューするシンガーのRIRIなど多数のゲストを招き、オーディエンスを楽しませた。【取材=村上順一】

KANDYTOWNによる圧巻のステージ

KANDYTOWN(撮影=金子優司)

 オープンと同時に多くの人が会場へと流れ込んでくる。オープニングDJはDJ Minnesotahの選曲でスタートまでを楽しませる。17時を回ったところで、一旦ステージには幕が引かれる。この頃には既に多くのオーディエンスでフロアは埋め尽くされていた。

 幕にカウントダウンが投影され、カウントがゼロになるとKANDYTOWNがステージに登場。圧倒的な存在感を放つなか、「Few Colors」で幕は開けた。メジャー進出のお祝いモードで進行。KIKUMARUによる「4My」やDONY JOINTらによる「good times(Remix)」など、心地よいビートを繰り出し、オーディエンスの体を揺さぶっていく。KANDYTOWNによるクールな時間を堪能。

 Ryofuによる「All In one」、MUDの「Paper Chase(c.r.e.a.m)」と、熱を上げていくかのような流れから、フロアからシンガロングが響き渡った「Get Light」でさらなるテンションへ導く。「まだまだこんなもんじゃないよな!」と煽り、「R.T.N」でオーディエンスをさらに巻き込みながら展開していく。ラストはエモーショナルなナンバーでオーディエンスを扇情させて、全15曲をパフォーマンスしステージを後にした。

 DJ HARADA KOSUKEによるDJタイムから、KEIJUをメインにフィーチャリングした仲間たちを次々と呼び込むコーナーへ。「COWHOUSE」でFla$hBackSのJJJと共演。熱いメッセージをぶつけ、JJJのフロウから「BABE」と繋ぐ。オーディエンスも手を上下にリズミカルに揺らし盛り上がっていく。「時間がねえからどんどんいくぞ」とBAD HOPのYZERRと「Right Now」、YZERRは「JJJと一緒で俺にもこれしかないんで」と、MCもそこそこに「これ以外」をエモーショナルに響かせた。

 BAD HOPからVingoも参加し、さらに熱いステージを展開。KEIJUも「今日はもう最高なんです」と数々のゲストの登場に喜びを露わにする。そして、JP THE WAVYが登場し、昨年バイラルヒットとなった「Cho Wavy De Gomenne」を披露。スモークが噴き出す演出にフロアが沸き、そして、JP THE WAVYとKEIJUで「Young Rich」の別ヴァージョンを投下。フロアもヒートアップ。

AwichやRIRI、清水翔太がゲストで登場

清水翔太(撮影=金子優司)

 そして、シークレットゲストとしてHIPHOPクルー・YENTOWNから沖縄生まれのシンガーAwichが登場すると、フロアから歓声が上がった。「Remember」で体を弾ませ、アトランタ仕込みのグルーヴと妖艶で存在感のある、ディーヴァの歌声に酔いしれる。「これからも宜しくね」と絆を確かめ合うようにハグする2人の姿。

 続いては「凄いシンガーだと思うので優しく迎え入れてください」とKEIJUの紹介から、2月14日にメジャーデビューする、若干18歳のシンガー・RIRIがステージに登場。日本人離れしたその歌唱力に注目が集まる新人で、「It Feel」と「RUSH」の2曲を披露し、まだデビュー前とは思えない堂々としたパフォーマンスと、エナジーがみなぎるその実力にオーディエンスも歓声をあげる。そして、「しびれる曲がもう一曲ある」と、沖縄県那覇市寄宮出身のラッパー唾奇と、KANDYTOWNのIOが参加し「Same As」を届けた。

 KEIJUがこれからの活動について話し、トラックメイカーのtofubeatsを招き「LONELY NIGHTS」を披露。2人の掛け合いにフロアはエキサイティング。ここから、tofubeatsのステージに突入。「CHANT #1 」、「SHOPPINGMALL」、「No.1」とダンサブルなサウンドでフロアを満たしていく。そして、体を揺らすビートと言葉でフロアを沸かせた「Too Many Girls」、「WHAT YOU GOT」と盛り上げた。さらにtofubeatsの代表曲「水星」をラストに披露。KEIJUの門出を祝った。

 RyohuによるDJタイムからKEIJUのソロでのステージへ。混沌とした世界観を放った新曲2曲をドロップ。「今年はたくさんリリースしたい」と宣言。ここで、先日急逝してしまったECDと、KEIJUの他界してしまった友人の話から、照明を落とし「大切な人を思い浮かべて欲しい」と、オーディエンスに投げかけた。先ほどまで盛り上がっていたフロアは、静寂に包まれる。そして、その亡くなってしまった友人へ書いた楽曲だという、まだ途中までしか出来上がっていないと話す新曲をいち早く聴かせてくれた。

 そして、「こんなこと2度とないよ」と、期待を感じさせる言葉を投げかけるKEIJU。ラストはスペシャルなシークレットゲストとして清水翔太がステージに登場。大歓声が上がるなか、KEIJUとIOがフィーチャリングした「Drippin」をサプライズで披露。AUTO-TUNEを使用したエフェクティブな声とともに、至高の空間が目の前に広がる。紛れもないスペシャルなステージを届け、「ありがとう!」と感謝を告げステージを後にした。そのステージをクロージングDJのDJ MASATOが引き継ぎ、終始盛り上がり続けたイベントの幕は閉じた。

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