5次元アイドル応援プロジェクト『ドリフェス!R』で活躍するDearDreamが10日、TOKYO DOME CITY HALLで『DearDream 1st LIVE TOUR 2018「ユメノコドウ」』の初日公演を開催。2次元の新人5人組男性アイドルと3次元の現実のキャストが連動した『ドリフェス!R』のメインキャラクターを演じる彼らの初の全国ツアー。ツアータイトルにもなっている「ユメノコドウ」やユニット曲など、彼らの結成から約3年の集大成を見せるステージで観客を魅了した。【取材=松尾模糊】

5次元のステージ

溝口琢矢と富田健太郎

 グループ初の全国ツアーの初日。会場前にはその記念すべき日に、彼らのステージを観に訪れた若い女性を中心とした観客が開場前から列を成して待っていた。その様子からも彼らの人気の高さが窺えた。

 会場が暗転し、メインスクリーンに『ドリフェス!』のキャラクターとメンバー石原壮馬(天宮奏役)、溝口琢矢(及川慎役)、富田健太郎(佐々木純哉役)、太田将熙(片桐いつき役)、正木郁(沢村千弦役)の5人の姿が映し出されると、歓声が上がった。メンバーがそれぞれのキャラクターカラーをあしらった白を基調とした新衣装で登場し、「東京ー!」の掛け声とともに全国ツアーのステージの幕が開けた。

 冒頭からアッパーなナンバーを立て続けに披露し、会場のボルテージを上げていく。メンバーのソロダンスにも歓声が上がる。

 富田が「いやあ、凄いね。TDC(TOKYO DOME CITY)…」と話すも、溝口がステージ上に置いていたペットボトルの水がこぼれたことを見つけ、「すごい水溢れてるから」とツッコむ。石原がステージに溢れた水を拭き取る場面から始まり、「いやあ、幸先がいいですね(笑)」とアクシデントも笑いに変えて会場の雰囲気を和ませた。

W-MaSKat

 それぞれの自己紹介から、太田と正木による「W-MaSKat」などのユニット曲を披露。メインスクリーンに彼らが演じる2次元キャラクターが映し出され、5次元のステージを観せる。バラエティ豊かなパフォーマンスで彼ら独自の世界観を作っていく。

 昨年12月20日にリリースした溝口と富田による新曲「Symmetric love」では高校の同級生である2人の息の合ったダンスと、2人の親指と人差し指によって模られるハートマークのキメポーズが飛び出すと、会場には黄色い歓声が響き渡った。

『ドリフェス!』を形容する言葉は“愛”

DearDream

 中盤では黒と白を基調としたロックな衣装に着替え、ミディアムバラードをスタンドマイクでしっとりと歌い上げる場面も。ステージに緩急をつけた構成で観客を飽きさせない。

 さらにメインスクリーンにVTRが流れ、メンバーがそれぞれ箱の中からカラーボールを選び取り、同じ色を引いたメンバーでユニット曲を披露するという、このツアーの為に企画された5都市それぞれで組み合わせの違う“ユニットシャッフル企画”で特別感を演出。

 終盤はツアータオルを振り回しながら、アッパーなダンスチューンでたたみかけ、熱いステージで観客を盛り上げた。観客も振付に合わせた合いの手や、メンバーカラーに輝くペンライトで熱い会場を彩っていた。石原も「季節は冬ですけど、この会場だけは夏みたいに暑くなっていますね」と笑顔を見せた。

 本編最後には石原からの提案で、初の全国ツアーで5都市をまわる彼らが、それぞれの会場で1人ずつ『ドリフェス!』について語る。初日公演では溝口が「とにかく『ドリフェス!』を形容する言葉と言ったら、“愛”。それが大きいんじゃないかなと思います。この3年弱、ずっと楽しいんですよ。それはメンバーみんなが真面目に向き合って、皆さんからエールを頂いているからだと改めて思います。こういうライブで少しでも皆さんにお返しできたらと思います。本当にいつもありがとうございます」と感謝の言葉を丁寧に伝えた。

溝口琢矢

 会場中に響いた「イケるっしょ!」のアンコールに応え、メンバーはツアーTシャツに着替えて再び登場。石原は「今日のみんなの“イケるっしょ!”コールは最高だったね!」とファンの歓声を喜んだ。そして、ポップチューンで会場の一体感を演出し大団円のなか、初日公演を終えた。

 最後はメンバーがそれぞれコメント。

正木「これからも階段を上がっていけるように頑張っていきます」。

太田は「めちゃくちゃ俺幸せです! みんなと同じ時間を共有できることが奇跡だと思っています。これからも最高のライブを作って行こうと思います」。

富田「東京でもらったパワーを胸に4都市まわって行きたいと思います」。

溝口「今日を迎えるまで、年越しも年越せた気がしませんでした(笑)。ここから僕の1年が始まります」。

石原「次の福岡のライブでは、東京のみんなのパワーをぶつけてきます。みんな、東京で待っていて下さい。最高のツアーをやって東京に帰ってきます!」とこれからのツアーに向けて意気込んだ。

 なお、DearDreamは福岡、大阪、愛知を回ったあと、2月25日の神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールでツアーファイナルを迎える。愛知・神奈川のチケットは20日から一般発売される。

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