1stフルアルバム『COALAMODE.』をリリースするコアラモード.

 あんにゅ(Vo.Gt)と小幡康裕(Key)による音楽ユニットのコアラモード.が2月8日に、1stフルアルバム『COALAMODE.』をリリースする。小幡康裕が「結成してからのコアラモード.の流れをちゃんと分かって頂ける作品になった」と話すアルバムは、インディーズ時代の楽曲からシングル曲、新曲を含む全15曲を収録。なかでも新曲「みんなのバス」ではユニットである利点を大いに活用し、現在はRADWIMPSでドラムを叩いている森瑞希を招いて新たな一面ものぞかせた。名刺代わりとも言える今作。半生を振り返るとともに楽曲の背景などを語ってもらった。

去年はずっと初めてづくしだったんです

コアラモード.「COALAMODE.」初回盤

――昨年12月3日に、神奈川県民ホールで『We Are Coalamode.!! 2016~あのさ、あのねの大発表~』を開催されました。振り返っていかがですか。

小幡康裕 2016年は12月3日を目がけて駆け抜けて行った感じです。僕らの初のホールワンマンライブだったので、とにかく無事にその日を終了出来るのかという事で頭がいっぱいでした。ホールでやる初めてのワンマンだったので、音のバランスなどどの様になるのかとか、お客さんがどんな様子になるのかなど…。

あんにゅ リハーサルもそんなに出来なかったので少し不安でもあったんです。

――そんななかで寸劇も入れていました。

小幡康裕 はははは! 寸劇はもともと入れようという感じでしたね。毎回やっているので、お客さんも若干楽しみにしている方もいまして。去年の5月のツアーでもコントをやったりして。音楽だけではなくて、そういった演出もやっているんです。

――それはどなたが考えているんですか?

あんにゅ 自分達やマネージャーが考えたり。あの日の為にマネージャーは寸劇で使用する布団を縫ってくれていましたから。ワンマンライブでは音楽だけでもいいけれど、きっとコントなどをやったら私達のお客さんは楽しんでくれるんじゃないかなという事で。人柄みたいな部分もちょっとは出るでしょうし。

――人柄という所では、小幡さんに対して結構あんにゅさんがツッコんだりしますよね。

小幡康裕 そうですね。MCではあえて決め事を作らないようにしていて、2人の言葉でその時に感じた事を喋ろうみたいなポイントもあります。それが正解か不正解かは分からないんですけど。

あんにゅ 寸劇以外は台本が無かったですから。

小幡康裕 何について喋ろう、というのはあるんですけど。

――やりとりを見ていると、普段もお2人は仲が良いのかなと感じます。

あんにゅ 仲が良いかは分からないですけど(笑)

――活動は3年くらいになる訳ですし。

小幡康裕 そうですね。メジャーデビューしてから3年目に入ろうとしていますね。

――去年1年を総評すると?

あんにゅ まず1年目というのが本当に何が起こっているのか分からない状況で、ただヘコヘコしているしかない感じでした。2年目になってからは、自分達がどういう状況で、こういう人達が動いてくれてCDが出てと、仕組みが分かる様になってきて、それからようやく自分達の言葉で喋れる様になってきたなという感じでした。だから2年目はちょっと学んで、自分達の気持ちを発信出来る様になってきたぞという所です。

小幡康裕 2年目なので、色んな部分、変に緊張し過ぎていた部分がほぐれたりしました。周りは少しずつ視野は広がってきたんですけど、2年目ならではの感覚がありました。去年はボリューミーな1年でしたね。

あんにゅ 色んな事が初めてだったんです。初めてのツアー、初めてのワンマン、今回も初めてアルバムを出させて頂きますけど、ずっと初めてづくしだったんです。分からない事だらけだったので刺激的でした。

名刺代わりの1枚

あんにゅ(Vo.Gt)

――今作『COALAMODE.』はどのようなアルバムになりましたか?

小幡康裕 メジャーデビューしてからの曲も、それ以前の曲も収録されていて、音楽的にもコアラモード.の変遷というか、これまでのコアラモード.とこれからのコアラモード.みたいな。いままでの軌跡がアルバムを手に取って分かってもらえる様に、「コアラモード.」という名刺代わりの意味もあってこういったタイトルを付けたんです。初めて僕らを知る方々にも「こういう者です」と差し出せるように。

――タイトルの候補としては『COALAMODE.』以外にもありましたか?

あんにゅ コンセプトというより、今まで出してきたものとプラスして自分達の個性や遊び心をもうちょっと出していきたいという感じがあったので、まずは今までのコアラモード.を知ってもらうという意味での『COALAMODE.』というタイトルなんです。大文字にするか小文字にするかというところはありましたけど、このタイトルでほぼ決まっていました。

――ジャケットも分かりやすく“コアラ”の顔のアップですね。

小幡康裕 パッと見た時のインパクトという部分です。

――確かにインパクトが凄いです。

あんにゅ 良かった! 成功だ。

小幡康裕 僕達の作品のジャケットは写真が多かったんですけどね。

あんにゅ 今回のジャケットは私達の意見を尊重して下さって、スタッフの皆さんが動いて下さったんです。

――収録曲も15曲と盛りだくさんですね。選曲はどうでしたか?

あんにゅ 「碧空の下~flower of youth~」はもともと入れる予定ではなかったんですけど、どうしても入れたいという事で話し合ったんです。小幡さんの大好きな曲であり、私も凄く好きな曲で、後半にかけての“エモさ”みたいな部分がアルバムに入っていて欲しいなという想いがあったんです。

小幡康裕 内容的には野球の事を書いた曲なんです。僕は野球はやっていなかったんですけど、10代の時に部活動に明け暮れていた青春時代というか、自分の内面にあるそういうものを全部投影できた曲だなと思います。自分にとっては大事な曲だったので。

あんにゅ サウンド的にも好きな曲だったんだよね?

小幡康裕 『COALAMODE.』と銘打って名刺代わりの物ですという事であれば、コアラモード.を組んでから書けて良かったなと思う曲の一つだったんです。

――思い入れの強い曲なんですね。

あんにゅ 小幡さん、完成した音源を聴きながら散歩に行って帰ってこないんですよ…。この「碧空の下~flower of youth~」をずっと聴いて帰ってこないくらいの曲なので「これはアルバムに入れたいね」って。

――ということは最初は14曲くらいの感じだった?

小幡康裕 13、14曲くらいでしたね。シングルやタイアップの曲がある中でも、自分達の中でバランスを取ってアルバムとしての流れがありつつも、自分達の作品として胸を張れるものにしようと。

あんにゅ 結果、良い流れだと思うんですよ。

小幡康裕 ボリューミーではあるんですけど、結成してからのコアラモード.の流れをちゃんと分かって頂ける作品にはなったと思うんです。

覚悟ができているか分からない時に歌っていた「未来」

小幡康裕(Key)

――インディーズ時代の楽曲も収録されています。

小幡康裕 そのなかでも「未来」はレコーディングし直したものなんです。

あんにゅ 演奏しているうちに曲のテンポ感が変わってきて、すっごいテンポ落としたよね?

小幡康裕 テンポ的にも変わってきましたし、ライブで曲が育ってきたという事なんでしょうね。

あんにゅ 言葉を伝えようとした時に、どれくらいのテンポが丁度良いのかという事が分かってきて、「今の私達で録り直したいね」という事で。2年間で出会ったミュージシャンをお招きして、今の私で録り直したんです。

――歌詞はインディーズ時代と同じですか?

あんにゅ この曲は凄く思い入れがあって、メロディも歌詞も自分が書いたんですけど、ちょっとサビの歌詞が投げやりだったんです。これからやっていくという事で、そこを書き直そうという事になりました。小幡さんがちょっと前向きな歌詞にしてくれたんです。自分の曲だったものが、人の手が入って変わったんですよ。それに納得がいかなかった悔しさと、歌の中に出てくる<覚悟ならば できてるんだ♪>という歌詞が、覚悟ができているか分からない時に歌っていたので、実は怖くて怖くて…。インディーズの時は曲に入り切れてなかったんです。そういう思いから上手く歌う事が出来なくて、その葛藤みたいなものをこの新しいアルバムでもう一度録り直したいという気持ちが私の中であったんです。

――複雑な思いがあったんですね。

あんにゅ その覚悟も今はちゃんと言えるようになって、新しいコアラモード.の今というのを「未来」で聴いてもらえたらいいなと思います。

――アルバムを通して聴くと、この「未来」で貫禄が出たような感覚がありました。きっとそこには歌に対する覚悟が出てきたんでしょうね。

あんにゅ 色々な方と関わり勉強させて頂いて、更にその方々に演奏してもらっているという気持ち、その柱を強く持っていないといけないんだという決意が、その“貫禄”を出したのかもしれないです(笑)

――インディーズでやっていた曲は基本的に今作では録り直したのでしょうか?

小幡康裕 「メモリーズ」はそのままですね。マスタリングの工程で変わったくらいです。

あんにゅ 歌は奇跡のワンテイクOKをもらったんです。

――最高のケースですね。でもワンテイクだけだと自分的には不安になったりしませんか?

あんにゅ 「もう終わりですか?」ってなりましたけどね。でも今聴いても、一番普段の自分っぽいなというのが「メモリーズ」かもしれないですね。

――自分の雰囲気が出ている感じ?

あんにゅ そうですね。実際の自分の経験も書いてあるので。マスタリングで「メモリーズ」を聴いて泣きそうになりましたもん。色々思い出して…。

――「ダンデライオン」もインディーズの頃の曲ですよね?

あんにゅ これはデモを2曲入り500円でストリートライブなどで売っていました。手作りのCDですね。その時から歌っている曲なんです。この曲は凄く好きなんです。脆さみたいなものを持ちながら真っすぐいく、という感じの“助走”みたいな曲なんです。

――確かに走り出したくなりますよね。この曲がアルバム1曲目というのはあっさり決まったか?

あんにゅ 何度か話し合って、3回目ぐらいに「ダンデライオン」を1曲目に入れたらどうかな?」という案が出たんです。

小幡康裕 僕らの事を知らない方々を考えると「七色シンフォニー」が1曲目でもいいのかなと思ったんですけど、15曲というボリュームとアルバムの流れを考えるとその方がいいかなと。この「ダンデライオン」をライブに入れると、空気がハッと変わる様な感じなんです。

あんにゅ 不安と葛藤があった頃の想いという意味での1曲だなという風に思っています。

小幡康裕 2曲目の「七色シンフォニー」に入っていく流れが凄くしっくりきたんです。

あんにゅ 最初は車のCMをイメージして作ったサビだったんです。何となくですけど。その日に全然歌詞が浮かばないなと思って、1回、リビングに行ったら母親がTVを観ていたんです。病院でたんぽぽの綿毛をフッってやっているシーンがあって、そこから膨らませて書いたんです。だからその時にそれが映っていなかったらこの曲は出来ていなかったかもしれません。

――偶然の産物から出来た曲だったんですね。そして、「みんなのバス」は新曲です。

小幡康裕 あらかじめ決まっていた曲以外で、どうバランスを取るかとなった時に、もっと遊び心を絶対に入れたいと思ったんです。ちょっといつもと違う作り方をしたり。例えば「みんなのバス」は、オケから作ってそこにメロディを乗せたりしたんです。“オケ先”ですね(笑)。

あんにゅ メロディというより、言葉を詰め込む系が面白いかもねって言いながら、試しながら作った曲なんです。

――今まで無かったような感じですね。ちょっと春先に聴きたい感じというか。

小幡康裕 確かにそうですね(笑)。季節感というか、蝶々が飛んでたりする感じというか。

あんにゅ バスによく乗るんですけど、乗りながら見えるものをメモしたりして。

――実際にあんにゅさんが見た景色なんですね。

あんにゅ そうです。白い蝶も鳩もそうなんです。本当に見えていたものですね。

――<グラサン 短パン 停留所♪>という歌詞がありますがこういう人が居たんですか?

あんにゅ 1人の方じゃないですよ(笑)

――別々の方でしたか! アレンジ的には最後に転調しますが、半音ではなく全音転調ですね? 結構ハっとさせられました。

小幡康裕 転調のパターンも色々あるんですけど、今までにない事というか、そういうのを追求していた結果の全音転調です。

あんにゅ この曲は現在RADWIMPSでドラムを叩いている森瑞希さんをお招きしたんです。そういう意味でもアルバムでは色んな人の歴史をという事で。

――ゲストミュージシャンの人選はどのように?

小幡康裕 同じ世代の人達とやった事がなかったと思いまして、そこで気になる人をリストアップして、片っ端から当たろうかと思っていたんです。森瑞希さんは一番当たってみたかった人なんです。

――そういった人選も2人でやっているという事ならではですね。

小幡康裕 ユニットでやっているからこそですね。バンドだったらなかなかそういう事は出来ないですけど。そういった意味では良いですね。

あんにゅ ドラムレコーディングは一発OKだったと思います。音をチェックして次録ったらもう終わりみたいな。

小幡康裕 本当に素晴らしかったです。

あんにゅ 感動したよね。

“裏切る”というコンセプト

あんにゅ(Vo.Gt)

――「損得感情」も楽曲の展開が面白いですよね。

あんにゅ これも今までにないコアラモード.です。

小幡康裕 本当に同時期に同時進行でやっていました。「みんなのバス」も「損得感情」も。やっぱり遊び心というか「これだけじゃないよ」という所も見せたかったので。拍子がコロコロ変わっていったり、リズムが跳ねていたりそうでなかったり。

――ライブでやったら面白そうな曲ですよね。

小幡康裕 そうなんですよね。だからライブでどうやろうかなというのはありますね。

――サビは2ビートですね。

あんにゅ これが出来た時は笑いました(笑)。メロディを作りながら同時にアレンジも作業部屋でやっていたんですけど、「ズッタンズッタン!」でいいんじゃない?と(笑)

――このメロディの感じだとそうなる所ありますね(笑)

あんにゅ そうなんです。それで最後まで悩んだのが歌詞なんです。女子的な歌詞の所は意外と小幡さんが書いていたりして。

小幡康裕 2人で虫食いの様にして色々とやりました。

あんにゅ 「ヒールが折れそう」とか「メイク」の部分も小幡さんです。

――こういった女性っぽい歌詞を書く時は乙女なモードなんですか?

小幡康裕 いや(笑)。例えば、女の人だったらこれを歌いたくないなと思うみたいな事も言われたりするんですよ。“男性が思う女性像”みたいな。

あんにゅ けっこうハッキリ「こうは思わないと思う」と言います。

小幡康裕 「メイク重ねてやりすぎて素肌は荒れていく」という所も、女心的にはすんなり受け入れ難い歌詞かもしれない、みたいな話をしながら「それをあんにゅが歌うから面白いんだ」みたいな、そういう感じのやり取りで。

あんにゅ 本当に微妙な差なんですけど、「メイクを重ねて厚塗りして」という歌詞だったのを「やりすぎて」に変えたとか。「厚塗りして」とかだったら、女の子的にはもっとカワいい言葉を使いたいというのがあるんです。

小幡康裕 だからメイクをした事がない人間が書いた歌詞みたいな(笑)

あんにゅ コアラモード.は男女なので、そこはバランスを取りながら。

――でもそういうの面白いですね。確かに「ヒールが折れそう」って、あんにゅさんが書かなそうですよね。

小幡康裕 そう、そうなんですよ。後は当事者ではないからこそ。自分にない事を歌うって面白いなという事はあると思うんです。

――そこがこの曲のポイントになっていますね。パート毎に曲調が変わっていくのは、違う曲から繋げてきた訳ではない?

小幡康裕 そうではないんですよね。

あんにゅ 思いついた順に…。

小幡康裕 コンセプトでもあったんですよね。パズルみたいにという。

あんにゅ 私が昔やっていたバンドが、こういう色んな曲が合わさっているものをやっていたので、わりとすんなり受け入れられました。特に変わった事をしたとは思っていなかったんです。

――傍から見たら相当変わっていますが(笑)。

小幡康裕 “裏切る”というコンセプトだったので(笑)

――逆に「海」は叙情的なバラードです。

あんにゅ これは高校三年生の時に、弾き語りをしていたんですけど、ライブを初めて2、3回目くらいの頃に歌い始めたんです。このアルバムの中では一番長く歌っている曲です。これは、あんにゅ一人の時の曲という感じなんですけど、コアラモード. としてもこういう世界観も忘れずに持っていきたいねという所もありまして。私一人だと暗くなっちゃうんですけど。

――染みる感じがありますね。演歌の心に通じる所もあると言いますか。

小幡康裕 ああ、ありますね。

あんにゅ “激情型”と言うんですかね? この曲はピアノと歌で2人で一発録りしたんです。

――確かにクリック(メトロノーム)を聴いて演奏している感じを受けなかったんです。

あんにゅ 1回聴いていたんですけど、途中で「ヤメよう」って言ってクリックは切っちゃったんです。

小幡康裕 これこそ積み重ねてきた曲なので、その場の空気感ごと収録出来たらいいなと思って、一発録りを選んだんです。

あんにゅ この曲で私はチェロが大好きになりました。

小幡康裕 縁の下の力持ちのような、無くてはならない感じが良いんですよね。

ずっと夢だった“NHKみんなのうた”

――昨年のライブでも披露した「ママのママのママのママ」はどうでしょうか?

あんにゅ この曲は懐かしい感じがするんですよね。新しく作ったはずなのに不思議と…。

――最近作った曲?

小幡康裕 そうですね。「NHKみんなのうた」で12月から。

あんにゅ これもトランペットを入れたりして新しいですね。

――ザ・ビートルズっぽい感じがしますよね。「Penny Lane」みたいな。

あんにゅ やっぱりしますか?

小幡康裕 ありがとうございます。それこそドラムをレコーディングする時、「ちょっとリンゴ・スターっぽいテイストで」とオーダーして、タムとスネアに布を被せたりして(笑)。

あんにゅ ちゃんと届いてますね(笑)。懐かしい、温かみのある音にしたいという気持ちで作ってました。

――タイトルは歌詞が出来てから?

あんにゅ 同時に生まれましたね。お風呂に入っている時に。サビ以外は2パターンくらい作っていましたね。それでちょっとコードを整えたりして。もうずっと夢だったので…。自分の思う「みんなの歌」を作ろうという。

――その想いは昔からあったのですか?

あんにゅ もともとそういう曲は、自分がソロでデビューする機会があったら、こういう曲を作ろうというのが何となくあったんですけど、今回は普段の生活の中で“みんなのうた”のアイディアを探していたんですよ。そうしたら祖母の何回忌とかで親戚が集まるタイミングがあったんです。その時に「おばあちゃんの写真の整理をしておいて」って言われて、見てて思った事をそのまま歌詞にした感じです。

――凄く耳に残る歌ですよね。

あんにゅ まだ「パパ」と「ママ」しか言えない子達が歌える曲です。本当にありがたい事に、自分が感じた事を曲にしてそれが流れたという事が嬉しいですね。やっぱり“リアルな感情”が強いなって思うので、例えばフィクションであっても一部は自分が本当に思っている事を書いておきたいなという事は常に思っているんです。

――この曲がTVで流れているのを聴いてどう思いましたか?

あんにゅ 感動ですよ! 自分が書いた曲に映像が付いているし、しかも「“みんなのうた”です。『ママのママのママのママ』」ってナレーションまで付いて! 嬉しかったです。

――夢が一つずつ叶っているんですね。

あんにゅ そうなんですよ! ありがたい事です。

――それでは最後に2017年の展望などメッセージをお願いします。

小幡康裕 この『COALAMODE.』と題した名刺代わりのアルバムが出来まして、3月からは『“THIS IS COALAMODE.!!2017 ~春らんらんツアー~”』も始まりますし、3年目を迎えてこういったアルバムが出来て、もっともっと色んな人にコアラモード.という名前を知って欲しいなと思います。このアルバムのマスタリングが終わった段階で、「次はこういう曲を作ろう」という音楽的な展望も浮かんできて、まだみんなが見た事のないコアラモード.をどんどん見せていきたいなと思います。

あんにゅ こうやって自分達が納得出来るアルバムが出来上がり、「次どんな曲を作ろうか」という気持ちもどんどん湧いてきてます。全国ツアーは今までで一番多くの地域を回らせて頂くんですけど、いつものゆるゆるしたコアラモード.ではなく、ちゃんとアーティストの面をみせたい。ハッとした空気にしたいんです。息もしちゃいけないみたいな、そんな緊張感も皆さんにもお届けできたらいいなと思います。温かくて親のようなファンの皆さんなので。親離れして皆さんをハッとさせて、カッコいいコアラモード.を見せたいなと思っています!

(取材・撮影=村上順一)

作品情報

2017年2月8日発売
◆初回生産限定盤(Blu-ray付)BVCL-772~3 5000円(税込)
 Blu-ray内容:Music Video等の映像集
◆通常盤 BVCL-774 3000円(税込)
※初回仕様 (CD、Blu-ray)プレイパス 
<収録曲>
1. ダンデライオン
2. 七色シンフォニー(フジテレビ“ノイタミナ”アニメ「四月は君の嘘」後期オープニング)
3. 豆の木(tvk『ハマナビ』 2016年エンディング・テーマ)
4. みんなのバス
5. 拝啓、5年後の私(愛知学院大学「安心Net出願」TVCM)
6. メモリーズ(tvk『saku saku』2014年12月度エンディング・テーマ/tvk『ハマナビ』 2015年エンディング・テーマ)
7. ママのママのママのママ(2016年12月-2017年1月「NHKみんなのうた」)
8. Dan Dan Dan(2015ハウス食品カレーキャンペーンTVCMソング、高知さんさんテレビ「おちゃのまLIVE さんスタ!」テーマソング)
9. 海
10.碧空の下~flower of youth~(2015tvk高校野球神奈川大会中継応援ソング)
11.損得感情
12.さくらぼっち(NHK-FM ミュージックライン 2016年4・5月度オープニングテーマ)
13.充電器
14.雨のち晴れのちスマイリー(tvk『saku saku』2016年10月度エンディング・テーマ)
15.未来(2015年セントラル総合開発株式会社 ”クレアホームズ”TVCM)

ライブ情報

<コアラモード.全国ツアー“THIS IS COALAMODE.!!2017 ~春らんらんツアー~”>

3月25日(土)横浜・横浜BAYSIS
4月1日(土)仙台・enn 3rd
4月2日(日)福岡・DRUM SON
4月8日(土)神戸・ VARIT.
4月9日(日)名古屋・名古屋HeartLand
4月15日(土)東京・イイノホール
4月23日(日)大阪・大丸心斎橋劇場

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