紅白リハーサルで囲み取材に応じたイエモン

 【第67回NHK紅白歌合戦、29日、リハーサル2日目、NHKホール】THE YELLOW MONKEYがリハーサル後に囲み取材に応じた。今回が初出場のイエモン。ボーカル吉井和哉は「再集結の年で逆に良かったかな。申年ですし」と微笑んだ。

第67回NHK紅白歌合戦・写真特集

 2004年5月に解散し、今年12年ぶりに再結成した“イエモン”。吉井は「我々、早い段階から紅白は視野に入れているバンドだったんですが、なかなか機会が巡って来なかった」と語り、「再集結の年で逆に良かったかなと思います。申年ですしね」と、復活した年での“初出場”を素直に喜んだ。

 ただ、苦いエピソードもある様子。過去にNHKで開かれたオーディションに合格。″いつか紅白に出場できる″との確信を得たものの、なかなか機会に恵まれないまま時が過ぎた。最後は「かれこれ24年前」とベースの廣瀬洋一がオチをつけ、自虐ネタに喜びの声を含ませた。

 紅白のステージで演奏するのは名曲「JAM」。吉井はこの楽曲に込めたバンドの思いを語った。ライブのMCでファンに向けて良く伝えていると前置きし、「『イエローモンキー』という国があるとしたら、その国の国歌だと思って聴いてほしい」との気持ちがあるようだ。

 さらに、「この曲を作ったのは大人でも子供でもない、何とも言えない年齢の時」と続けた吉井。スタッフや友人の死などを経験し、「この歌を歌うと(思い出が)出てくる。自分たちの中で特別な曲です」と紹介していた。

 吉井は「今は緊張していないんですよ」とリハーサルの感触を伝える。本番のステージへ向けて順調に進んでいるのかと思いきや、「経験上、リハーサルで緊張していない時は本番で大変なことになる」とのこと。初出場の舞台での成功へ向けて、今はまだ“イエロー”信号が灯っている?(取材・小野眞三)

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