俳優でタレントの哀川翔(55)が、俳優デビューしたのは、シンガーソングライターの長渕剛(60)に突然「ドラマに出演しろ」という無茶振りを受けたことがきっかけだったことを明かした。さらに、哀川にその長渕の音楽を紹介したのはタレントの勝俣州和(51)だったという。

 哀川翔は12月1日に放送された、日本テレビ系『ダウンタウンDX』にゲスト出演。番組では「人生のきっかけDX あのとき私はあれで変わった」と題し、ゲストがそれぞれのキャリアの中で転機となった出来事を語った。

 哀川は、自身が所属していた男性音楽グループの「一世風靡セピア」が1989年に解散した後、Vシネマ『ネオ・チンピラ・鉄砲玉ぴゅ~』で主役に抜擢された。以後“Vシネの帝王”と呼ばれるほど数多くの作品に出演し、その主演作品は100本を超える。

 哀川は、この人生の転機について「長渕剛さんのライブを観に行った時に、『今度ドラマやるから、お前出ろ』って言われて」と長渕の“無茶振り”が俳優人生のスタートであったことを明かした。

 そして、1988年に長渕が主演を務めたTBS系連続テレビドラマ『とんぼ』が、哀川の俳優デビュー作品となった。哀川は「初日は緊張しすぎて、朝まで酒飲んでベロベロで収録に臨んだ」と当時を振り返った。

 また、この日ゲスト出演した勝俣は、一世風靡セピアの前身である路上パフォーマンス集団・劇男一世風靡で哀川とともに活動していた。勝俣は当時、ロックミュージシャンの矢沢永吉のファンであった哀川に「翔さん、長渕剛さんもカッコいいんですよ」と言い、長渕のライブビデオを貸した。その1週間後に哀川は長渕のライブに足を運んでいたという。

 勝俣は「哀川さんは、いつもこのきっかけを端折るんですよ。もっと俺に感謝してください(笑)」と哀川に念を押し、スタジオは笑いに包まれた。

 哀川は現在、NHK大河ドラマ『真田丸』で大坂城五人衆の1人である、後藤又兵衛を演じている。俳優として、その確固たる地位を得るにも努力や才能だけでなく、様々な縁が重なっていたようだ。

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