点灯式をおこなった稲垣潤一と岡本真夜、青山テルマ(撮影・松尾模糊)

点灯式をおこなった稲垣潤一と岡本真夜、青山テルマ(撮影・松尾模糊)

 歌手の稲垣潤一が16日、東京・羽田空港の国際線旅客ターミナルでおこなわれた、冬季イルミネーション装飾点灯式『羽田 Sky illumination 〜Trans-Luminary〜 異次元の光』に出席。ヒット曲「クリスマスキャロルの頃には」を披露した。この日は、岡本真夜と青山テルマ、男性5人組ラップグループのDOBERMAN INFINITYも登場。特設ステージでライブパフォーマンスをおこない、イルミネーションに彩られた幻想的な夜を華やかに演出した。

 点灯式では、青山テルマ、岡本真夜、稲垣潤一の3人と関係者が、ステージ上に設置された、レバーを押し倒し、イルミネーションを点灯。稲垣は「イルミネーションはやっぱりこの時期に沁みますね」と感慨深げにコメント。点灯式の後には、3人によるスペシャルライブをおこなった。

 「羽田空港が大好き」という青山テルマは、必ず飛行機の離陸3時間前には空港に到着しているといい、ターミナルビル内でショッピングを楽しみ、発着する飛行機を見渡せるお気に入りの場所でただずんでいると語った。

 青山テルマはアコースティックセットで、特設ステージ上の椅子に腰掛けながらしっとりと自身の曲を歌い上げた。最後は冬になると歌いたくなるという、米歌手のホイットニー・ヒューストンさんの「I have nothing」をカバー。本家に負けず劣らぬ歌唱力を見せた。

 続いて岡本真夜が電子ピアノと、チェロのセットで登場。岡本は、今年3月にmayoとしてピアニストデビューも飾っている。岡本は「小さい頃から音大に行って、クラシックのピアニストとしてデビューするのが夢だった。いつの間にか歌も好きになってシンガーソングライターとしてデビューしました。でも、5年くらい前からやはりピアノの先生にも付いてもらって」と、長年の念願だったピアニストデビューについて語った。そして、mayoの「always love you」を披露し、ピアニストとしても堂々としたパフォーマンスを観せた。

 稲垣潤一は「この時期になると、買い物をしていても自分の曲がかかって、どう反応していいか分からずに挙動不振になる」と日本を代表する、クリスマスソングを歌っていることと日常の乖離に今でも戸惑うことを明かした。

 さらにその楽曲「クリスマスキャロルの頃には」について、作詞を務めた、作詞家でプロデューサーの秋元康氏とのやりとりを明かし、「『クリスマスキャロルの頃には』では、同じフレーズが8回流れるんです。当時は秋元さんに、ちょっとしつこいんじゃないか? と言ったんですけど、『クドイのがいいんですよ』と返されました。今思うと、歌詞変えないで良かった」と当時を振り返った。

 稲垣潤一はギター、ベース、キーボードを従え「クリスマスキャロルの頃には」を含む3曲を披露し、何十年も変わらぬ歌声を会場に響かせた。その歌声で一足早いクリスマスの雰囲気を、イルミネーションとともに演出した。

 DOBERMAN INFINITYは、16日に2ndアルバム『TERMINAL』をリリース。最新アルバムからも曲を披露し、この日のステージを締めくくった。

 ライブ後には青山と岡本、稲垣が囲み取材に応じた。岡本は「何度も来ていて素敵な空間なので、この場所で歌えて幸せでした」とライブ後の感想を語った。

 青山は、クリスマスの思い出について、奈良県の実家でサンタ用にクッキーを焼いて、トナカイ用に人参を用意していたと言い、「朝起きたら、クッキーと人参の食べられた残がいを見てサンタ来たんだぁ、って喜んでました」と当時を振り返った。

 稲垣は「実家が宮城県の仙台でホワイトクリスマスでしたね。実家の前に風呂場があって、通うのが大変でした」と積もる雪に苦労したことを語った。

 今回、点灯したイルミネーションは、国際線ターミナルビルの建築特徴である大屋根と広小路、大屋根とチェックインカウンターを結ぶドレープを用意し、天井面と床面をつなぐ。使用する電球の数は約1万6000球となる。点灯期間は16日から2017年2月14日まで、16時から25時の間に点灯される予定。(取材・松尾模糊)

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